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アイコン三国志 人物名鑑 15(〇八一~〇八五)

挿絵(By みてみん) 程畿(ていき)


蜀の将。夷陵の戦いで戦死した。


筆者曰く――


役職が祭酒(軍師)なので、遠征軍の中心人物の一人とした。

自らも剣技に通じた戦う軍師で、呂蒙の下位互換といったところか。

武人らしく主君の命令には黙って従い、軍師らしくその中でも策謀をこらし最善を尽くす熱い漢で、思わず李異を討ち取る役を振ってしまった。正史では別に死んでない李異にとっては迷惑だったろう。



挿絵(By みてみん) 呉班(ごはん)


蜀の将。呉懿の族弟。正史では男伊達で知られ、数々の武功を立てた。

だが呉懿と同じく伝を立てられなかったため事績はよくわからない。何かやらかしたのか呉一族。

演義ではマイナー武将として北伐に従い、簡単に戦死した。


筆者曰く――


あの透明人間・呉懿の一族だから普通のキャラにはできないと考えた末、なぜか落語家の口調になった。

おかげで出しやすくなったので、北伐でもあちこちで地味に顔を出すことだろう。



挿絵(By みてみん) 張苞(ちょうほう)


張飛の子。演義では張飛二世として関興とともに活躍するが、正史では張飛が死んだ時に弟が後を継いでおり、張飛より先に没したと思われる。


筆者曰く――


本作では張飛の十人いる養子の長男とした。黄巾賊ヅラなのは絵師認定。

別に養母(父?)と同じオネエにしても良かったのだが、主要キャラにオネエが何人もいるのはアレなので、演義のキャラをベースにした。

無口キャラに転向した関興に振り回されるのは、なにげに張飛と同じ道を歩んでいる。

張飛を目標に九人の弟妹たちと修行を積んだため、腕っ節は強く責任感も大きい頼れる兄貴分である。



挿絵(By みてみん) 張南(ちょうなん)


蜀の将。夷陵の戦いで戦死した。


筆者曰く――


夷陵の戦いで急に出てきてすぐ死んだ蜀の名将シリーズ。他に言うべきことがあまりない。

袁紹配下の激弱四天王の一人と同姓同名のため、ゲームでもめったに登場しない不遇な人物である。



挿絵(By みてみん) 馮習(ふうしゅう)


蜀の将。夷陵の戦いで戦死した。


筆者曰く――


夷陵の戦いで急に出てきてすぐ死んだ蜀の名将シリーズ。

どう考えても劉備の戦下手で負けたのだが、皇帝陛下の責任にはできないため「馮習が敵を侮ったから負けた」とスケープゴートにされたかわいそうな人物である。

なお本作では本当に敵を侮って瞬殺された模様。



挿絵(By みてみん) 孫桓(そんかん)


孫権の族弟。夷陵の戦いで奮闘し、幼い頃の姿を知る劉備を感嘆させた。

だがその後は歴史から消えてしまい、若死にしたと思われる。


筆者曰く――


役どころは演義・正史に準じた。孫一族の中では比較的、孫権に近いべらんめえな男だが、やはり若死にしてしまう。

その理由として趙雲によって負傷させられたと設定した。



挿絵(By みてみん) 李異(りい)


呉の将。劉璋に仕えた同姓同名の人物がおり、呉でも益州方面で戦ったことから同一人物と思われる。

夷陵の戦いで活躍した。


筆者曰く――


本作でも益州の李異と同一人物とした。益州の地理や人材に詳しく、武勇にも優れたことから重宝された。

謝旌の油断によって命を落としたが、よく考えれば李異も油断していたのだから責められまい。



挿絵(By みてみん) 譚雄(たんゆう)


呉の将。演義オリジナル。あっさり関興に捕らえられた。


筆者曰く――


空管弦楽絵師が誰かを想定したわけではなく描き、筆者が勝手に当てはめたキャラの一人。

髪が赤いので呉、後ろ向きで謎が多いので、なぜわざわざオリジナルで登場したのかわからない譚雄にした。

半ケツをさらしたブーメランパンツしかまとわず、部下の「キレてる!」「デカい!」の歓声を背に戦う筋肉馬鹿。

随所にウエイトトレーニングを取り入れた独特の武芸は一見隙だらけだが、相手は思わず肉体美に見とれて攻撃を忘れてしまうという。



挿絵(By みてみん) 朱然(しゅぜん)


呉の後期を支えた名将。夷陵の戦い後、攻め寄せた魏の大軍から江陵を守り、数年の籠城の末に退けた。

孫権から絶大な信頼を受けたが、「三國無双」などでは着火地点まで誘導する火付けキャラとして定着している。


筆者曰く――


本作でも火付けキャラに設定した。

何かといえば火計を狙い、自らも火を自在に操るイロモノだが孫権には信頼されており、呉の中核に成長していく。

なお「火火(ヒヒ)ッ」という笑い声は「魔人探偵脳噛ネウロ」に登場する炎使いの葛西善二郎から取った。



挿絵(By みてみん) 謝旌(しゃせい)


呉の将。正史では夷陵の戦いで活躍するも、演義ではあっさり張苞に討たれた。


筆者曰く――


アイコンが似ていることから陳武の愛弟子とした。

張遼に秒殺された陳武だが、弟子の謝旌が直伝の奥義を披露したことで、陳武実は相当強かった説を補強できたのではなかろうか。

しかしさすがの陳武流もチートキャラの趙雲は相手が悪かった。



挿絵(By みてみん) 崔禹(さいう)


朱然の副将。演義オリジナル。

劉備の策にはまりかけた朱然を諌めて出撃し、捕らえられた。


筆者曰く――


絵師いわく「朱然の副将と言うよりも相棒」だそうなので、そういったキャラにした。

あっさり捕虜にされたが、なんらかの手段によって脱出し、トルコまでふっ飛ばされかけた朱然をなんらかの手段によって救出したが、命を落としたことが行間で語られる。謝旌が言う通りいろいろとおいしい奴である。



挿絵(By みてみん) 星彩(せいさい)


張飛の娘。姉妹そろって劉禅に嫁いだ。母は劉備の捕虜にされた夏侯淵の従妹と思われる。


筆者曰く――


本作では張飛の十人いる養子の末娘とした。

養母(父?)譲りの蓮っ葉な口調で、張苞と同じく九人の兄姉と修行を積んだため剣の腕前も確か。

暴走しがちな義兄や関興を冷静に諌める役回りが多いのは、張飛や関羽を手本にした荒っぽい兄姉たちを見てきたためだろう。



挿絵(By みてみん) 杜路(とろ) 挿絵(By みてみん) 劉寧(りゅうねい)


武陵蛮の頭目。沙摩柯が討たれると呉に降った。


筆者曰く――


沙摩柯のツッコミ役AとB。戦闘シーンはカットしたがたぶんこんぼうや鉄の斧で戦う。

杜路は当初、あのまま死ぬ予定ではなかったが、あのまま死んでいてもいいかと思い直した。

アニメ版のキン肉マンでウルフマンがマスコミに殺されたような感じで。



挿絵(By みてみん) 沙摩柯(しゃまか)


武陵蛮の頭目。蜀に味方するも夷陵の戦いで戦死した。

演義では鉄疾黎骨朶(てつしつれいこつだ)という釘バットを使い、甘寧を討ち取った。


筆者曰く――


武陵蛮が劉備に味方した理由付けとして、正史で彼らを扇動した馬良と馬があったという設定にした。

そのため極度の面倒くさがりにしたのだが、ただのボケ役になった感も。

意外と正史に準じている本作では甘寧と戦うこともなく、まるで活躍していない。



挿絵(By みてみん) 李意其(りいき)


蜀に住む仙人。夷陵の戦いを前に劉備に請われて予言を与えた。


筆者曰く――


蜀には同じ予言を与える仙人がいたはずだが紫虚上人死んでしもうたん?

正史と同様に無口にし、予言の内容は原作を忠実になぞった。劉備にはまったく通じなかったが。



挿絵(By みてみん) 鮮于丹(せんうたん)


呉の将。呂蒙や陸遜、賀斉の副将として地味に活躍した。

演義では淳于式(じゅんうしょく)と混同されたらしく、淳于丹(じゅんうたん)という謎の人物として登場する。


筆者曰く――


呉のイマイチ武将。淳于丹と同じく陸遜の命令で劉備軍を攻撃するも、あっさり撃退された。

実はそれは張飛を誘い込むための罠だったのだが、彼自身はそんなことは知らず大真面目に戦っている。

鮮于丹ならどうせ普通に負けるだろうという陸遜の黒い計算がかいま見られる。

今後も数合わせやにぎやかしとして地味に登場予定。



挿絵(By みてみん) 歩隲(ほしつ)


呉の臣。常に前線を任され陸遜が没すると丞相に上った。


筆者曰く――


呉後期の名臣。夷陵の戦いでは武陵蛮との戦いで指揮をとったため、本作でもそこで初登場。

今後もちょくちょく出番があるため、なんらかのキャラ付けはしなければいけないと思い、呉にまだいなかったせっかちに設定した。

適当に付けた性格だが、のんきな陸遜と組み合わせればちょうど良いのではなかろうか。



挿絵(By みてみん) 傅彤(ふとう)


蜀の将。夷陵の戦いで戦死した。


筆者曰く――


夷陵の戦いで急に出てきてすぐ死んだ蜀の名将シリーズ。

演義での名言「呉の犬に降れるか」を叫んでお仕事終了。

余談だが呉を犬扱いといえば、孫権の娘との縁組を誘われた関羽の「虎の娘を犬の子にやれるか」を思い出す。

傅彤は関羽に近しい人間でそのセリフを覚えていて、夷陵の戦いでは関羽の復讐に燃えていたのだろうかと想像すると楽しい。

本作での関羽はもちろんそんなことはしゃべっていないが。



挿絵(By みてみん) 范彊(はんきょう) 挿絵(By みてみん) 張達(ちょうたつ)


張飛の配下。夷陵の戦いを前に張飛を暗殺して呉に降伏した。


筆者曰く――


張飛のチーママ仲間。張飛は性的に異端な彼女(女?)らを積極的に集め保護していた。

だが恩知らずな奴らは自分勝手な理由で張飛を殺してしまう。

本作の張飛が死ぬとすれば、愛ゆえに死ぬしかないと思ったのでこういう形になった。

刺されたのは不意打ちだったが無論、張飛は范彊らの密議を全て知った上で、彼らの行末を案じて死を受け入れた。

張飛の愛は大海よりも大きく深いが、ひるがえって范彊らの最期は非常に軽くなった。グーグル日本語入力なら一発変換できる待遇なのだから文句言うな。



挿絵(By みてみん) 周平(しゅうへい)


呉の将。演義オリジナル。周泰の弟だがあっさり関興に討たれた。


筆者曰く――


アイコンがイメージ通り過ぎて吹いた。

バスケ部の主将だったが、兄の死によって担ぎ上げられたのが運の尽き、張飛に出くわして討たれた。

張飛の一騎打ちで倒したどうでもいい相手リストに載れて良かったね。



挿絵(By みてみん) 王忠(おうちゅう)


魏の将。劉備と戦い一蹴された。若い頃に飢饉に苦しみやむなく人の死体を食ったことを曹丕にからかわれた。


筆者曰く――


絵師が朱鑠を描いてくれ、あの宴会を描くことになったため、同じからかわれ役として彼も登場させた。

いずれ劉備と戦いあっさり負けた逸話もねじ込むかもしれない。

ちなみに正史での彼の地位はかなり高く、張遼や曹洪よりも偉いらしい。



挿絵(By みてみん) 朱鑠(しゅしゃく)


魏の臣。曹丕の四友の一人。


筆者曰く――


呉質に酒席で痩せていることをからかわれた逸話しかない男なので、出すにはその酒席を描くしかない。

アイコンの存在がストーリー展開を左右した好例である。おかげでその酒席にはいろんな正史の逸話をぶち込めて楽しかったが。



挿絵(By みてみん) 徳陽郷主(とくよう)


夏侯尚の妻。夫が妾ばかりかわいがることを従兄の曹丕に泣きついたところ、妾は殺された。

だが夏侯尚も悲しみのあまり精神を病み間もなく亡くなってしまった。曹真の妹でもある。


筆者曰く――


彼女を杜畿の出会った死神と絡ませたのは我ながらナイスアイデアではなかろうか。

ちなみに彼女は結婚前からこんな感じなので、夏侯尚の浮気も無理はない気がする。

結果的にいい夫婦になった気もするが復縁とかしないのだろうか。



挿絵(By みてみん) 関索(かんさく)


関羽の三男。「花関索伝」などの民間伝承や演義にだけ登場する英雄にして色男。


筆者曰く――


呂常が東方不敗なら関索はドモン・カッシュ。光ったり唸ったり轟いたりする掌で悪を討つ。

いずれ師匠とたもとをわかち、派手な覆面忍者(正体は死んだはずの関平なのか)に救けられたり、デビル蚩尤(しゆう)と戦う日が来るがそれは別のお話。

もちろん南蛮編でも活躍する。



挿絵(By みてみん) 鮑三娘(ほうさんじょう)


関索の嫁その一。


筆者曰く――


関索がドモンなら鮑三娘はレイン・ミカムラ。円月輪を投げる前に「必殺必中!」と叫ぶのもレインから。

にゃーにゃーうるさいのは「三國無双」にならったからだが、よく考えたら小猿を連れているのだから猿に寄せても良かった。そのうち変えるかも。

いずれ関索とともに石破ラブラブ天驚拳を放つ日が来るがそれは別のお話。南蛮編にも出るよ。



挿絵(By みてみん) 陸遜(りくそん)


業火を見て本性を現した陸遜。やばい。強い。


筆者曰く――


のほほんとしたりっくんが業火を見て興奮すると発動するモード反転裏コードザ・ビースト。

別に身体能力が上がったりはしないが、性格が邪悪で好戦的になるため、文武両道の英才教育を受けているりっくんだけに結果的にやばい。強い。

もっとも邪悪で好戦的なのはよく見ればもともとそうであり、外見や口調がのほほんとしていないだけで、実は何も変わっていないという噂もある。



挿絵(By みてみん) 馬忠(ばちゅう)


蜀の将。文武両道に優れた。南方をよく治め異民族にも慕われた。


筆者曰く――


演義ではイマイチ武将だが、正史では非常に優れた人物である。

しかし本作ではアイコンから油相撲の達人にされてしまう。朱然との相性はバツグンだったが、今後もなんらかの手段で汗をかいては相手を土耳古まで吹っ飛ばしてくれることだろう。

戦場では汗をかくために厚着はするが、基本的にトップレス。しかし武器は脂で滑ってしまい全く通じない。

こんなイロモノでたぶん汗臭いのに部下にも敵にも慕われるのだからものすごい人格者なのだろう。

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