麦わら帽子とさよならの地図
夏のある日、僕は麦わら帽子をかぶった一人の少女と出会う。
彼女はかつて七年前にこの街で一夏を過ごした女の子、詩音だと告げる。
七年ぶりに出会った彼女は、とても綺麗に成長していて、僕は彼女のことを気にせずにはいられなかった。
彼女は一枚の古ぼけた手書きの地図を差し出す。
僕達が七年前に書いた「宝物」の地図で、隠した「宝物」を探しに来たのだと言う。
こどもの頃に隠した「宝物」。
何を隠したのか、どこに隠したのかも覚えていない。
こどもの隠した「宝物」なんて、たぶん大したものではないはず。
そう思いながらも。僕達は一緒に「宝物」を探し始める。
「宝物」の正体が何かもわからずに。
そしてこの宝探しが「さよならのはじまり」だということを、僕達は知るよしも無かったけれど――
この物語は、ある少年の一夏の不思議で切ない恋の物語です。
本作品はアルファポリス様の第8回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
彼女はかつて七年前にこの街で一夏を過ごした女の子、詩音だと告げる。
七年ぶりに出会った彼女は、とても綺麗に成長していて、僕は彼女のことを気にせずにはいられなかった。
彼女は一枚の古ぼけた手書きの地図を差し出す。
僕達が七年前に書いた「宝物」の地図で、隠した「宝物」を探しに来たのだと言う。
こどもの頃に隠した「宝物」。
何を隠したのか、どこに隠したのかも覚えていない。
こどもの隠した「宝物」なんて、たぶん大したものではないはず。
そう思いながらも。僕達は一緒に「宝物」を探し始める。
「宝物」の正体が何かもわからずに。
そしてこの宝探しが「さよならのはじまり」だということを、僕達は知るよしも無かったけれど――
この物語は、ある少年の一夏の不思議で切ない恋の物語です。
本作品はアルファポリス様の第8回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
プロローグ
プロローグ
2025/09/09 19:20
一.宝物の地図を手にして
1-1
2025/09/09 19:20
(改)
1-2
2025/09/09 19:20
1-3
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1-4
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1-5
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1-6
2025/09/09 19:20
1-7
2025/09/09 19:20
二.言いたい言葉、言えなかった言葉
2-1
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2-2
2025/09/10 19:20
2-3
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2-4
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2-5
2025/09/10 19:20
2-6
2025/09/10 19:20
三.思い出の記憶の中に
3-1
2025/09/11 19:20
3-2
2025/09/11 19:20
3-3
2025/09/11 19:20
3-4
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3-5
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3-6
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3-7
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3-8
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3-9
2025/09/11 19:20
四.さよならの地図を手にして
4-1
2025/09/12 19:20
4-2
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4-3
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4-7
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エピローグ
エピローグ
2025/09/12 19:20