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      1 マリエールとの出会い

 マリエ―ルと出会う。混乱の中だ。

        1  マリエールとの出会い



 敏樹は帰宅途中にコンビニに寄って弁当を買った。大学生の姉はいるが、生活リズムが違い過ぎて事実上の一人暮らしだ。父親は研究者で帰宅することはほとんど無く、母親とは死別している。ほど無く帰宅と言う時に飛んでもない事件に巻き込まれれた。私を追い越した。車が前の車に突っ込む。いろいろな車が暴走しだす。俺を狙う車もある。俺は必死に逃げるが車のスピードは早い。もうだめだ。と思った時目の前の少女が車を片手で止めた。

「ここはシルビアの勢力下だから急いで出ましょう。」

俺は彼女に手を引かれるがままそこを去った。疑問に残ることばかりだ。暴走する車たち、それ片手で止める少女、暴走を起こしたシルビアと言う存在。

 とにかく帰宅した。少女もついて来た。もの静かな感じなすごい

美少女だ。

「私は未来から来た超高度AI自立型ユニットです。シルビアと同じです。技術革新で私の方が性能は高いですが私はシルビアを討伐したくありません。あなたとともにシルビアを止めたいです。」

AIオタクの俺はこういった場合どう応えるべき知っている。しかし現実問題私は一人暮らしではない。このユニットの処遇については姉が来るまで保留だ。

 姉がユニットを見て驚いた。ユニットは自分にはしなかった自己紹介をした。 

「私はマリエールといいます。俊樹さんに拾って頂きました。頼れる身内もなく路頭に迷っていたところです。住み込み就労先が決まるまでここに置いて下さい。掃除洗濯料理は得意です。」

超高度AIうんぬん言うより、困っている美少女を演じた方が受け入れ安いだろう。しかしマリエールと言う名は日本人離れしているな、亜麻色の髪の乙女で白い肌、蒼い目、彫りの深い造形。何処をどう見ても日本人じゃない。その当たりを姉がマリエール聞いた。

「それが良く判らないのです。捨て子だったらしくってもの心付くころには養護施設に居ました住み込み就労しましたがいじめが酷く逃げてしまいました。」

この手の話しにコロット来る姉の性格に付け込む。

「もう安心してここに居なさい。住み込みじゃなくてもここから通えばいいわ。自分の家だと思ってゆっくりしてね。」

15歳の設定か。そんなものかな。自分と異質過ぎて年齢が判り難い。とにかく凄い美人だ。

 姉がマリエールにいろいろなもの着せて写真を取るようになった。毎日早く帰って勉強も見るようになる。姉の誠意何だろう。姉は教育学部で英語の先生を目指している。熱心な姉はマリエールには迷惑だろう。

「俊樹、シルビアに動きがあります。宗教グループでテロ活動を計画しています。日時は明後日16時、場所は新宿駅前東口です。俊樹はSNSでみんな知らせたり知っている人達に伝えて。私今から警察に行って来きます。」

前回以上の惨事なる。東京のど真ん中での犯行だ。私は取り敢えずSNSに投稿だ。16時新宿って姉さん危なくない。姉の帰宅後姉に伝えた。マリエ―ルが山手線の反対回りで帰宅すれば安全ですと言うとそうすると言った。何か釈然としない。

 俺はSNS情報を掲載し学校の友人達に話しした。姉もそうした。マリエ―ルは警察に行った。

 当日4時は3人でお茶を飲みながらテレビを見ていた。新宿の方から爆音がした。それも何度も。テレビの緊急情報で新宿駅で爆発があり電車が不通になっていると報じられた。姉は早く帰って来て良かったと言った。

 マリエ―ルは夕食の準備すると立ち上がった。姉は俺に、

「あの子何でこんな情報持っていたのかしら。」

と訝しんだ。

 新宿の事件を予測した。お陰で姉は助かった。

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