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セレスティアル  作者: たくレイ
第二章
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39話 依頼

 ~リリス視点~



 リリスはヒーリング草を採取するため、近くの森に向かった。

 ギルドにいる時には『採取なのよ?』と言っていたが、いざ初めての依頼をやるとなるとやる気が出たのかカゴを持ち元気よく森に向かっていた。

 

 「いっぱい取ってあいつを驚かしてやる」



 今回の依頼ヒーリング草

 名前の通りこの植物は身体の回復、魔力の回復ができる薬草の一種だ。

 身近な物だとポーションの素材としても使われる。

 そしてこのヒーリング草、模様が変わってることで有名だ。

 5枚の小葉からなり真ん中に白で十字架が書かれている。

 しかしこの薬草は特有の条件下でしか育たない。

 太陽の光があび、大量の水がある付近でしか育たない。

 リリスが向かってるのは森で条件の太陽の光が当たりにくい場所である。

 その事を知らないリリス、こっからどうなるんでしょうか?



 「てかヒーリング草ってどんなやつかしら?」


 リリスは何の情報も知らないまま森の中へと消えていった。



 ~ラノス視点~



 ラノスはオークの目撃情報があった渓谷にいた。

 渓谷に着いた頃には空が暗くなっていた。

 場所が遠かったのもあったが、これはわざと暗い時間になるようにしたのであった。

 オーク一体だと弱いが数の多さは強さに比例する。

 昼間などの明るい時間帯でオークに見つかって全員でこられたら一溜りもない。

 ラノスは空間魔法を使用するため、暗い場所だと相手からは見つける事が困難になるがラノスは魔法を使って見つけれる。

 そしてラノスはオークの影を見つける。

 そこには大量のオークのがいた。

 

 「めっちゃいるじゃないかよ、ヒィー気持ち悪いな」

  

 ラノスは空間魔法を用いてオークの数を数えた。

 魔法がオーク達を包み、まるで探知機のように何体いるかを探知した。

 

 (50…いや70体はいるな……)

 

 本来この依頼はオークの数を知らせるだけでよかった。

 なのでここで終わっても良かったのだが、報酬の場所に書かれていた事を思い出した。

 

 ⦅詳細の内容次第で報酬が上がる⦆

 

 と書いてあった。

 ここで終われば3万Gの報酬になる。

 それでも、もっと詳しい情報を得て少しでも多くの報酬をもらうほうがいいと思った。

 

 「もう少し探ってみるか…」


 ラノスはそのままオークの行動を見張る事にした。



 ♢

 

 いっぽうその頃リリスはヒーリング草を探していた。

 ここ2時間程探していたリリス。

 見つからないストレスが積み重なっていた。


 「あーもう飽きたわ!帰ってやる」


 最初はやる気が溢れていたリリス。

 もう諦めて帰ろうとした時ラノスの事を思い浮かんだ。

 それはラノスに煽られている姿だった。



 「えぇーリリスさん依頼完了できなかったんですかぁー?

  ただ見つけて?採取するだけなのに?

  それでもクリアできないんだね!

  あぁーそうだよね、初めてだからしょうがないよね!

  分かるよその気持ち、俺は?できたけどさアハハハハ!」


 「……んだとコラァ!

  私にできない事なんて無いに決まってるだろ!」


 リリスはイラつき近くにあった木をおもいっきり蹴っ飛ばした。

 まるで爆発のような威力。

 周りの木もろとも吹っ飛ばし平地になってしまった。


 「あいつに遅れなんて取るものかー!絶対見つけてやるからな!」


 そして先ほどのリリスの奇行のせい?

 そのお陰で周りが見やすくなった結果、

 先ほどまで木で隠れていて気付かなかったが湖を見つけた。

 

 「ん、湖か……」


 2時間探し回り喉が渇いていたリリス。

 喉を潤すため、リリスは湖の方に歩いて行った。


 

 湖に着きリリスは手で水をすくい飲んでいた。

 思ったより綺麗な湖で結構うまかったのか沢山飲んでいた。

 リリスは頑張って動いて疲れていた事があり、休憩をとった。

 

 あー私頑張たよね。

 なんでこんなに頑張ってるのにヒーリング草見つけられないんだろう

 てかどんな形なんだろうな

 もしかしてもう見つけてた?通り過ぎてる説あるよね?

 こうなったら、最終手段使うしかないわね

 


 リリスは目の前にあった紫色でいかにも毒々しい草を手に取った。

 そして、その草をなんと口に含んだ!

 その結果、

 口に入れた草を吐き出した。

 とても苦いのが口の中に広がったのだ。

 まるで小さいころ初めて飲んだブラックコーヒーみたいに

 完熟してないゴーヤのような感じだった。 

 そんな記憶ないけど。


 

 「んーこれ毒っぽいな、次だ次!」


 リリスが思っていた最終手段とは食べるというものだった。

 アルタイルに戻ってどうゆうものか知るのも良かったが、時間がかる事を思ったが、まぁ面倒くさかったのだ。

 それに食べて回復する効果がある草だったら恐らくヒーリング草だろうと思っていた。

 脳筋みたいな考えをしていた。

 リリスは見つけ次第怪しい草をひたすら口に入れていった。

 

 しかし数分経つとリリスの状態に変化が起きた。

 それは先ほど食べたあの毒々しい草を含んだせいによるものだった。

 視界が回っている感じた。

 酔っているような変な違和感があった。


 (あれ?なんか体が変ね?まぁいいわ)


 

 

 

 

 

 


 

 


 

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