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セレスティアル  作者: たくレイ
第二章
36/60

35話 正体?

 ベアーはガサガサとなにかを探し始めた。

 しかしここはゴミ屋敷のように汚い。

 探し物がすぐに見つかる訳がない。

 なかなか見つからないのかベアーは頭をボリボリ掻いている。

 ボソッと『あれーここらへんじゃいのかな』呟いている。

 自分の家なのになかなか見つからないようだ。



 そして探し始めて数分後。

 目当ての物を見つけることが出来た。

 

 「やっと見つかったよ。最近掃除して綺麗にしたのに全然見つかんなかったよー」


 ベアーの言葉にラノス、リリスが思った事は同じだった。


 嫌、嘘つけーーーー!

 前どんだけ汚かったんだよ。

 

 でも、2人はもちろん口出ししない。

 言って不機嫌になんてなったら溜まったもんじゃない。

 ここまで来るのに一苦労だったのに。

 それを分かっていた二人は心のなかで密かに思っていた。


 「なに探していたんですか?」

 「あぁこれですよ」


 ラノスはベアーが持っていた物を見た。

 それをラノスは見た事がある。

 懐かしい物だった。

 以前冒険者登録をする際に使った水晶だったのだ。


 懐かしいなー

 あの時皆で登録した日を思い出すな。

 皆で見せ合いっことかして盛り上がっていたな。 

 もうあれから2年が経つのか、、、、早いな。

 

 ラノスは昔の事を思い出ししんみりしていた。

 リリスはラノスがしんみりとしているのを気づいたのか顔を見た。

 そして数秒間ラノスと目を合わせる。

 見つめあうのが恥ずかしくなりラノスは目をそらす。

 

 「なんだよ、気持ち悪いな」

 「なんでも、、、珍しく悲しそうな顔してたから拝んでたのよ」

 「はぁー?なんだそりゃ」

 

 どこまで性格の悪い女なんだ。

 人が悲しみに黄昏てる時に拝むとかやばいやつだ。

 人の事は裏切るし。

 最低だ本当に。


 ベアーは2人に近づき手に持ってる水晶の話をしだした。


 「これはですね。魔水晶と言って――」

 「ギルドカード作る時使う水晶ですよね!」

 

 ラノスはベアーの言葉を遮ってしまった。

 自分が言いたくってしょうがなかった。


 ふふん!

 俺冒険者だからそれくらい知ってるというか。

 知ってて当たり前みたいな?

 すげーだろリリス。


 ラノスは自慢げにリリスの方を見る。

 さっきバカにした復讐を兼ねてウンチク言ってやったのだ。

 あいにく記憶がないリリス。

 聞いたらスゲーとか思うだろうと思ったのだ。

 しかし、彼女リリスの返答は酷かった。


 「へーそうなんだ、てかさお腹すかない?」


 心底どうでもよかったみたいだ。

 リリスは水晶より、飯の方に興味があるみたいだった。

 しかしここから面白い事が起きる。

 それはベアーが言った一言だった。


 「ラノス君、これはさっき言ったギルドカードを作るやつと違うんだ」

 「え?どうゆうことですか?」

 「これはね形は似てるけどまた別の魔法具なのんだよ」


 なんだと!

 俺としたことが早とちりしてしまった。

 なんで見た目同じなのに性能が違うんだよ。

 

 すると横から鼻で『フッ』と笑ったのが聞こえた。

 ラノスは聞こえた方を見るとリリスが鼻で笑ったのだ。

 それにバカにしたような目をしている。

 

 はっ恥ずかしぃー

 さっきまでふふんとした態度がはずかしい。

 俺これしってまっせっていう態度がはずかしー


 ラノスは恥ずかしさの余り顔が赤面になっていた。

 そのくらいはずかしかったんだね!


 「あ、、いいかな。

  この魔法具に魔力を注ぐとその人の個人情報が見れるんだよね。名前から魔力量、まぁ物は試しだよ。」


 ベアーは水晶をもったままリリスに近づいた。

 そして魔力を注ぐように伝えた。


 「ほら、ここに魔力を注いでごらん。」

 

 リリスは言われた通りに魔道具に魔力を注いだ。

 水晶は強く光輝いた。

 数秒後光はどんどん小さくなっていった。

 光が消えてると水晶に文字が書かれていた。


 名 前 : 不明

 種 族 : 最上位デーモン

 年 齢 : 153歳

 魔力量 : 測定不能

  


 上記のように水晶に記載されていた。

 

 リリスって最上位デーモンなの!

 名前的にこれめっちゃすごいんじゃないの?

 それに、年齢153歳って、、ババア過ぎだろ。

 魔力量に限っては測定不能ってヤバイな。

 てかこの魔道具おもしろいな。

 次俺やってみーよ。


 ラノスも調べようと水晶に魔力を注ごうとした。

 しかしその時、ベアーが水晶を落としてしまった。

 


 パリーン!!

 

 落ちた水晶はバラバラに割れてしまった。

 ラノスは自分のを調べらなくなってしまった。

 

 「あーあ割れちゃったよ。

  俺も調べたかったのになー、あっそうだ!

  ベアーさんもう一つこの魔道具あります?」


 ラノスはベアーに問いかける。

 しかしベアーからの答えはもらえなかった。

 

 (聞こえなかったのかな?もう一回聞いてみよ。)


 「あっベアーさ………ん?」


 ラノスはベアーの方を見た。

 するとベアーの様子が変な事に気づいた。

 一人でボソボソなにか呟いているのだ。

 そこから何度かベアーに問いかけるが返事がない。

 ラノスはベアーが何言っているのかがよく聞こえなかった。

 そのため、耳を近づけて聞いてみた。


 「ありえない、魔力量が測定不能?そっそれに最上位デーモンって、、こんなの、まるで魔王のようじゃないですか」

 

 えっ?

 魔王?

 いったいどうゆうことなの?

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 


 

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