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レッグドラゴンの「アーシー」
小説初投稿です。
朝8時、目覚めのコーヒーのような読み心地になりますように。
竜の国で朝の特訓をしているドラゴンに会いました。
名前は「アーシー」。
ご主人夫婦が子供の遊び相手にと、親ドラゴンから引きはがしてやってきた
初めてのドラゴンなんです。
そんな「アーシー」はどんな特訓をしているのでしょうか。
実は空を飛ぶ特訓をしているのです。
アーシーはレッグドラゴンという脚が発達する代わりに翼は退化してしまった種類のドラゴンなのです。
しかし、育ち盛りの息子さんに一緒に空を飛びたいとせがまれてから、空を飛ぶ特訓をしているのです。
誘拐されたとしても性根たくましく、さらには新しい家族として受け入れているのは
素晴らしい環境適応力ですね。
しかし、空を飛ぶための翼はなかなか育たないようです。
いまだに脚だけ大きく翼は小さいままでした。
今日も崖から飛び立ち、そして落ちていく。
しっかりと特訓に一生懸命な毎日なのでした。
いつか息子さんを背中に乗せて「アーシー」自身の親元まで飛べる日が来るといいですね。
下にスクロールして5つ星に色を付ければ読了でございまし！
