私の彼氏
「あ゛ぁぁぁ!
彼氏マヂ欲しい〜!!」
中休み教室で叫ぶ。
「もぉ、美輝また
そんなこと言ってぇ!」
笑いながら『瞳』が言ってきた。
「だって本当に
ほしんだもん………!」
そうだよ。
もう6年なんだから…。
彼氏ぐらい欲しいよ。
私は心の中で泣いた…。
気になる人ならイルけど…
好きな人は…いない…。
「ハァ」
私は大きなため息をつく。すると、
「どうしたの?」
深友の『真由』が
心配そぉに聞いてきた。
真由は頑固で何か気になるときりがない…けど
優しい所もある。
「ねぇ、どうしたの?!」
「いやぁ〜彼氏が
欲しくてね〜。」
「なぁ〜んだ。
そんなことか〜」
真由が呆れたよぉに言う。
「何だとはなによぉ。
あっ!そんなこと言うなら 『トモ(大越 朝弥おおこしともや)』の事好きに
なっちゃおっかなぁ〜。」私が意地悪に言うと
「ごめん〜!」
と抱きついて謝ってきた。さすがにしつこいので
「わかった、わかった!」
するとすぐに離れて
「サンキュー!」
と言って自分の席に
着いた。
分かりやす!と
思いながらも自分も席に
着いた。
と 同時に中休み終了の
放送が鳴る。
5分するとみんなが
ダァーっと教室に入って
来た。
男子なんかは汗だくだ…。
……ふと目に入った男子は小さくて可愛くでも面白い『大越 朝弥』だ。
そう私が 気になってる人だ……。
それに、深友の真由と
ライバル………!
でも真由には悪いけど、
この事は真由に
言っていない………。
言ったら当然今の仲が
崩れるからだ……。……―
…―
学校が終わり
真由とひと(瞳)と『あす(篠原 明日香しのはらあすか)』と帰ってる時
ドンッ!と誰かに
ぶつかった…というよりも相手からぶつかってきた。
「……!??」
「ちょっと邪魔くさいなぁ おばさん!」
「何その言い方ぁ!
マヂうざいんですけど!」
うそ…本当はうざくない。 だって『トモ』だから…。
トモは走って帰って
しまった。
あぁ…神様一瞬だったけど幸せな時間ありがとう。門を出てすぐに
道が左右に別れてる。
真由は左に曲がり
あすとひとと私は右に
曲がる。
「じゃぁね!」
真由はそう言って帰った。3人になり私は意を決してひとに言った。
「ねぇひと、
トモのメルアド教えて!」
照れながらも聞いた。
「うん…。
いーよ……!じゃぁトモに 許可得るね!」
「うんっ!
ありがとう!!!」
何て幸せものだ…!
家に帰り
ケータイを開くと新着メールが一件あった。
『トモが
教えていーよ!だって!
これトモのメルアドね』
やったぁ!
早速トモのメルアドを
電話張に登録した。
私は決めていた。
トモのメルアド聞いたら
告白しよう!と………。
『好き
付き合って』
ピッ
!!!!!送信しちゃったヨ!
すると一分もしないうちにトモカラメールが来た。
『えっ…?マヂ?』
どうしよう。
だんだん 心臓の動きが
速くなって来た…。『ほんとだよっ!』
送信した………。
またメールはすぐにきた。
『ありがとう…俺も好き。 でもごめん…ね。」
嬉しかったのはほんの
一瞬だけだった…。
だって…何で謝るの???
意味分かんなイよ……。
時間はたち
朝が来た…………。
学校に着くと
真由とあすとひとが
門で待っていた。
みんなで喋ってると
鐘が鳴った。
みんな一斉に靴箱に
向かって行く。
私達も。
教室に入ると
先生や男子が泣いていた!
『先生どうしたんですか?』
私達が聞くと、
「大越さんが………
転校しちゃったの……」
あり得ない……!
「先生、
嘘でしょ?だってみんなで お別れ会やってナイジャン!」
「ほんとなの……」
信じたくはなかった…。でも
溢れてくる涙を
止める事は出来なかった。
ダカラ昨日謝ったんだね。
大丈夫だよ。トモ…
元気でね。ありがとう。
そしてさようなら…。
―3年後(中2)―
私は中2だ。
今では彼氏がいる。
それは…
『大越 朝弥』!
トモは何と何と、
私のいる中学に転入して
きたのだ。
偶然にも同じクラス!私には今
彼氏がいる―
そう
私の彼氏が―