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「そこに掛けてて」
「はい・・」
そういってサヲはどこかへ行ってしまった。
そして待つ事5分
サヲは手にお茶を持って帰ってきた。
「はい、どうぞ。」
「あ、どうも・・」
この中に毒が入ってたりとか・・
じーとお茶を2分くらい見つめているコウにイライラしてきたサヲが言った
「飲まないの?何、お茶に毒でも入ってると思ってんの?言っとくけど僕はそんなヤワな殺し方なんてしないよ」
「は、はい!すみません!今飲もうと思ってたんです!!!!」
心読まれてる!?何故!!?
・・・ええい!もうどうにでもなれ!!!
そして決心を固めたコウは思いきし お茶を飲んだ。
「えっ!?美味しい!!」
「・・・・」
ギャーーー声に出しちゃった!
どうしようどうしよう・・
そうコウが考えていると
「プッ」
と、サヲの笑い声が聞こえた。
???;
なんだなんだとコウがサヲを見つめていると
やっとサヲが口を開いた。
「あははは、君面白いね。君の心とか読んでると自然と笑いが込み上げてくるよ。」
・・・笑った・・?
って、へ?ちょ、ちょっと待ってください!
心読んでるって・・へ!?
「うんそう。僕人の心とか読めるんだよ。」
「!?」
「何でかって顔してるね。・・・・いいよ教えてあげる。」
そしてこちらを見て言う、
「聞きたい事って、何?」
ニヤリと効果音が聞こえたような気がする・・・―――