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悪役 or 世界  作者: シヲ
3/22

「ねぇ、なんで君こんなとこにいるの?」

「へ・・?こんなとこと申しますと・・?」

「頭悪いな・・知らないの?ここは政令軍の南基地だよ?」

「えっ」


彼は周りを見渡し

ようやく今の状況を理解した。


「え、え、えーーーー!ここどこー!?」

「うるさい。で、早く僕の質問に答えてよ。」

「ええええと質問て・・?」

「君ホント頭悪いね・・、なんでこんなところに居るのかだよ。」

「・・・分かりません。」

「・・・」

「ついさっきまではタウンに居たんですけど・・」

「・・まぁいいや。君、早くここから出た方がいい。ここは危険だよ」


長居は無用といった様子でサヲは言い放った。

そして立ち去ろうとした瞬間


「まっ、待ってください!!」


コウが制止した


「・・何?」

「あの、俺帰り道分かんないし、あなたに聞きたい事が沢山あるんです!」

「だから?」

「だから、一緒に行ってもいいですか?」


眼を見て決める


真実の眼か、偽りの眼か見ただけで分かるのは

サヲの能力といっても過言ではない。


そしてコウの眼は堅い決意で光っていた

答えはもちろん・・――


「いいよ。ただし何があっても僕の邪魔をしないと誓うならね。」

「は、はい!!!」


そうしてサヲとコウは『知り合い』になったのだ。

この2人の出会いがこの後、どんな事態を巻き起こすのか、

知る人はいなかった・・・・



      第1章  END

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