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悪役 or 世界  作者: シヲ
12/22

1日目


「誰だと思う?」


「・・・?」



其処にいたのは自分よりも少し大きい少年だった。




「あ・・なたは・・?」


「僕?僕はサヲだよ。」



そういいながらサヲはニコっと笑顔を見せた。




「私は・・シナ。ねえ・・ここで・・何があったのか知ってる?」



そう聞いた何でだろう知らない人なのに・・


だけど彼は怪しく口元を吊り上げた



(何か知っている!?)



「ねえ!何があったの!!?一体ここで!なにが!!知っているんでしょう!?」



そう言って彼の肩を掴んだ


サヲはまたも怪しく笑う


そして口を開いた。



「ここで・・ね。うん、いいよ教えてあげる。」


「!!」



「直球に言うよ。君の父親と母親は政令軍という奴らに殺された。」


「!政令軍・・?なんで・・そんなこと!まって、じゃあカナは!?カナは無事なの!!?」


「カナって子は君の弟だっけ?彼なら僕の家にいるさ。ここにいると危険だからね。」


「ほ、本当に?有り難う御座います!でも・・何で・・?」


「その事は後でゆっくり話すよ。それより今は早くここから離れないと・・。」


「でも!お父さんとお母さんが!!」


「・・彼らは大丈夫さ。寧ろここに置いておいた方がいいと思うよ。」


「え・・」


「早くしてよ。君も早く弟に逢いたいでしょ?」


「!!!はい。」




この人について行くのも怪しいけど



今はこれしか可能性が無いから・・。




シナは大人しくサヲの後をついて行った。


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