コーラン:高壁より。
2. (これは)あなたに下した啓典である。あなたはそれで,もう意気そそうしてはならない。あなたが信者たちに訓戒し,警告するため(に下されたもの)である。
3. (人びとよ)主からあなたがたに下されたものに従い,かれ以外の保護者に従ってはならない。だがあなたがたの(中),教訓に留意する者は少ない。
※教訓=おしえさとすこと。またその言葉。
留意=心にとどめること。
要するに、その言葉を聞いて心の中にとどめる者は少ない。
33:6「ルベンは生きる、死にはしない。
しかし、その人数は少なくなるであろう」。
※ルベン=Reuben|「息子に会う」|ヘブライ語
息子に会う者は生きる、死にはしない。
その数は少なくなる(非常にだ)
4. われは如何に多くの町を滅したことであろうか,わが力は夜の間に,またかれらの昼の休みに(突然)襲いかかる。
5. わが懲罰がかれらに下った時,かれらは只「わたしたちは,本当に不義を行っていた。」と言うだけであった。
6. それからわれは,使徒が遣された者たちを尋問し,また使徒たちをも尋問する。
7. それからわれは,(確かな)知識に基づいてかれらに告げるであろう。「われは決して不在(の時および所)はないのである。」
※その神の隠されたことの内容をすべて証明して告げるということ。
その時に、この地上には決して不在ではなく、必ずどこかで見ている意味。
8. 量はその日,真正である。(善行の)目方の重い者は,成功する者である。
9. また目方の軽い者は,わが印を軽んじたため自分を損う者である。
※目方の軽い者、その意味を軽んじる者。
その印を軽んじたためにその身を損なう(病になり命を落とす)。
10. われは地上において,あなたがた(人間)に力をもたせ,またあなたがたのため,そこに生計の道を授けた。だがあなたがたの(中),感謝する者は僅かである。
※その記された意味に感謝して、生の道を得る者はごく僅かである。