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エピローグ

これにて終了。一日前にストーリーが終われて良かった。

私は時計を見る。時計の時刻は9時ちょうど。ちなみに、約束の時間はちょうど10時。


早すぎる。あまりに早すぎる。あの時よりも明らかに早い。


不安なのだ。自分が覚えている時間を間違えていたらと思うとどうしようもなく不安だから。


今までならこんなことはなかった。他人が来るか不安にはなったかもしれないが、自分が不安になることはなかった。


でも、私は信じている。私の親友は絶対に私を裏切らないということを。私から裏切らなければ絶対に裏切らない。


私は小さく溜め息をついて近くのベンチに座った瞬間、向こう側から仲のいい男女三人が歩いてくる。


その姿を見ただけでわかる。諒と美穂にケイちゃんの三人だ。


私はベンチから立ち上がって歩き出す。二人の場所に向かって。早足で、笑みを浮かべながら。


「遅いわよ、三人共」

最後はかなり飛ばしていましたが一応は完結しました。とは言っても、未だに様々なものを置いていますが、これにて「他人しか信じない少年と自分しか信じない少女」の物語は終了します。つまりは別の物語で語る予定です。多分、一年後に。


残しているのはおそらく、


山辺未来と桧山恵子を狙ったのは誰か


北林の存在意義


斉藤諒の姉の名前


山辺未来の家について


等々、いろいろとわざと残しています。今回の物語は斉藤諒と山辺未来の二人の物語であり、その二人を中心に動かしていたからです。まあ、山辺未来に関しては最後らへんはこいつ何者?と思った方がいるかもしれません。


それらは全て来年に語れたらいいなと思っています。今のままだと北林がメインになりそうな予感が。


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