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日本国魔界府府庁秘匿部秘匿室秘匿一課  作者: 臆病虚弱
第一章・第一節 【兵器人間は人の夢を見るか? Do cyborgs dream of human ?】
34/54

怪事件資料

     ……………


警察捜査報告資料 


 千葉県船山市連続傷害殺人事件 捜査報告書 担当者:千葉県警捜査一課所属 松谷ケンイチ

 被害者:神田四郎(105歳)神田睦月(45歳)篠田圭吾(44歳)楠田清三(42歳)


 事件現場:千葉県緑山市66-8 老人ホーム『敬老パレス高閣』 千葉県船山市56-9路上 千葉県船山市89-8 楠田清三自宅


事件内容:

 ①2022年2月8日20時30分、高級老人ホーム『敬老パレス高閣』349号室にて全身が28個に切断された神田四郎の惨殺死体が当老人ホームの介護士、佐藤大吾(26)によって発見。通報された。

 死体はチェーンソーのようなモノで乱雑に切断され、抵抗した跡は少なかった。遺体は心臓、肋骨、顎、両眼球の部位がくり抜かれ、切断された遺体と共に5cm間隔で1メートル四方に並べられており、犯人の強い殺意が伺える。また、遺体のパーツには欠けている箇所が多く、一部のパーツには歯形に似た鋭利な刃物による切り取られた痕跡が残っている点など猟奇性を想定させる点も散見された。(司法解剖結果等は別紙を参照)

 室内は血痕の他、靴跡と凶器と思しき刃物が残っていたが、靴の跡に一致する正規品の靴は存在せず、凶器として現場に残された刃物は正規品に類似のものがあるがスケールが全く合わず、精巧な手製と思われる。

 その他現場に指紋などは全くない。侵入・脱出経路は割られた窓と推定されている。周辺での不審人物目撃証言では『フルフェイスマスクを被り、カーキ色のコートを羽織った血塗れの不審者』が複数目撃されているほか、『屋根を渡る人影』『獣とも人ともつかない絶叫』など住人から苦情が挙がっている。


 ②2022年2月10日20時15分、千葉県船山市56-9近くの路上で神田睦月(25)が倒れているところを、近くを通りかかった吉田直正(31)が通報。

 神田睦月本人の証言によると

 奇妙な面を被り、緑色のコートのような服を羽織った奇妙な男性がドリル上の突起物を持って近づき、その異様な様子に驚いて転倒したところ、その男性が突如うめき声をあげ、はっきりと『すまない、君は関係ない、すまない。』と言って逃げて行ったという。

 神田睦月は憔悴しきった様子で証言を行っており、異常な状況に対して相当の心的外傷を負ったものと推察される。


 ③2022年2月16日20時5分、千葉県緑山市89-8楠田清三氏の自宅から『男に襲われている』との通報があり、20時20分に山口博(緑山交番勤務)が現場に到着。

 現場である居間にて蹲る長身のフルフェイスヘルメットのような頭部をした、幾つもの管をつけた男を発見。

 その周辺には腕に切り傷を負った篠田圭吾氏と足に切り傷を負った楠田清三氏が倒れていた。蹲っていた男は飛び上がり、バク転の要領で居間の破られた窓を抜け、外に出ると家の壁を上り、他の家々の屋根を跳躍しながら去っていったと証言している。その男の胸部にはエンジンのようなモノが駆動しており、管から煙を出して、駆動音を響かせていたとも証言している。

 篠田圭吾、楠田清三氏両名の事情聴取を2月17日に予定していたが警視庁の指令により捜査は停止された。


 ④2022年2月8日未明より船山市内で屋根の間に人影を見る不審人物情報が増加。他にも奇声や動物の惨殺死体の報告が増加。


 捜査経過:これら一連の事件を同一人物による犯行と仮定、周辺住民の聞き取り調査を続けたが2月17日早朝から警視庁の指令により全ての操作を停止。上の指令は絶対。クソッタレ。)



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