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ラブコメ
「にぃ...おき...にぃ...」
んん...あと5分ぐらい寝てたいんだけど...
「にぃ!起きて!!」
バチン!!
「痛った?!」
「あ!やっと起きたぁ。ほらにぃ!今日から新学期でしょ?朝ご飯の用意できてるから。」
「ん、あぁ。ってもうこんな時間かよ?!なんでもっと早く起こしてくれなかったんだよ!」
「30分ぐらい前に起こしてたんだけど...
全然起きる気配なかったから先に自分の支度済ませてからまた起こしただけだよ?
それじゃ、私先に出ちゃうから家の鍵よろしくね!それと、くれぐれも遅刻はしないように、いい?」
「は、はぃ...」
こんなだらしない俺の妹はなぜあんなにも頼りがいがあるのか...
やっぱり母性的な物なのか?
「って?!始業式もう20分前じゃねぇかよ!あぁもう!」
そう言いながら俺は家を出る用意をしてパンを咥えながら家を急いで出て学校に向かった。
「たく...パン咥えながら登校とか一昔前の少女マンガかよ...」
そうして、今日から新たな一年が始まるのであった...