おとしていってほしい
まわりにね
ゆっくり
はなしをきいてくれる
そんなひとは
いますか
がんばれ!とか
こうすれば?とか
そうじゃなくて
ただ
うんうんって
きいてくれる
そういうひとも
ときどき
いるといい
はなしというほど
かたまらなくて
でも
こころのなかが
いっぱいになってる
そんなきもちが
ありませんか
とりのこされるのは
つらいんだ
こっちのことも
かんがえてよ
こんなきもちを
わかってよ
ことばにして
くちからだせないから
かわりに
めからでてくる
そんな
こころのつまりは
ないですか
ひっそりと
おとしていってほしい
ぜんぶは
むりでも
ほんの
ひとかけらだけ
そこの
おちばといっしょに
とげとげだって
かまわないんだ