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賭け

あらすじ♪目の前になぜかビルの狭間の喫茶店っぽい店。雨降ってるしあやしーけどはいろーみたいな感じで入ったら、銃がいっぱい!わお!そしたら店主が出てきてこんにちは!ペラペラと『白騎士』やらうんたらかんたらこっちが聞いていないのに話しだして、怪しーけどちょっと気になるし?様子うかがってみようって感じで鎌かけてみる?みたいな感じでどーぞ。

じいさん、その『白騎士』の話し、詳しく聞きたいな」

「はぁ?『白騎士』の話を聞きたいぃ?」


薄暗い古めかしい部屋。窓の外では雨が激しく、周囲の雰囲気をさらに重くする。



「さっきも言っただろ?あんまり表ざたにはしたがらねえって。『白騎士』に限らず、裏の奴らだってそうだって。どういう意味か、分かるだろ?」


ただじゃすまない、ということだろう。最悪殺されるかもしれない。

だが、ロウは恐怖を感じるよりも先に、計り知れない好奇心が押し寄せてくることを感じていた。

ずっと前から欲しかったもの。ずっと待ち望んで、やっと目の前に現れた。それを、ここで易々と手放すことが出来るのだろうか?



「もう、『白騎士』の存在知ってしまったんだ。その時点で、じいさん、責任とってくれよ」


老人は、はぁーと、深いため息をついた。


「そうだなぁ。そうりゃそうか。一般人入ってくることなんて今まで無かったから、ついうっかり喋っちまったよ。そうだよなぁ、責任取らないとなぁ」

「分かってくれたの・・・」「じゃあ、責任とって、兄ちゃんの記憶消すことにするよ」


老人は茶色のローブの中から、すっと腕を持ち上げた。

その腕は、手首から上にかけて、うっすらと光っていた。


「何・・・・」

「俺さ、裏の奴らばっかり相手にしてきたからさ、表の奴らみたいにやんわりとは出来ないが・・・・責任取らないとなぁ?」


周囲の空気が、何らかの「力」によってがらりと変わる。

どうして今まで気付かなかったんだろう。この老人に対する違和感を。

ここにきて、ようやく恐怖をかみしめることが出来た。


「これ、俺あんまり得意じゃねえんだよな・・・・最悪頭ぶっ壊れ・・・・いや、なんでもない。ここで殺そうとしないで、記憶消そうとするにとどめてるだけ、ありがたいと思ってくれよ?」


恐怖。

全身からほとばしるような汗。


それはこの老人に対するものと、死ぬかもしれないという恐怖。


普通なら。


ロウももちろんそれは感じている。


それとはまた別に。


いま、ここで知ったこと。掴みかけたわずかな何か。

具体的な全貌をちらつかせあとに、それが幻想に終わってしまうのが、幻想すら残らないというのが、ロウには何よりもの恐怖だった。


「待ってくれよ・・・」

「いや、大丈夫だ、うまくやるから。俺、以外とやればできるんだぜ?」

「誰にも言わないっていうのはどうだ?別に記憶消さなくても・・・・」

「誰にも言わないからいいんじゃないんだよ。知ってるって時点で問題なんだ。この意味、分かるか?」

「分かった。誰にも言わないし、何もしない。お願いだよ・・・やめてくれ・・・!」

「何もしない。なんて、兄ちゃんに出来るのか?兄ちゃんだけじゃない。誰にも出来ない。何もしないってことは、死ぬってことなんだぜ?」



何もしないにもいろいろな尺度がある。

まず先に浮かぶ、”何もしない”。

警察に通報。

こんなことは当たり前。

文章に書きとめる。

これは表立って『白騎士』や『裏の組織』について書かないにしても、『白騎士』を知ってしまったことによる予備知識があれば、俺の書いた全ての文章が、『白騎士』や『裏の組織』を証明するものとなってしまう。

道を歩く。

今までなんでもなかった俺の散歩。これが知ってしまったことによって、それらを暗示させるものとなる。

俺の行動が、俺の見てる世界が、全ての証明になるんだ。


死ぬってこと。確かにそうだ。何もしない・・・・特に俺には、できそうにないな。


「今知ったこと、忘れるぐらいなら、俺は、死んだ方がましだ。」

「はぁ?兄ちゃん、変わってるなぁ・・・・生きていたら、また知る機会があるかもしれないんだぜ?あきらめちゃあだめだ。」

「偶然なんだろ?俺が今まで見てきた世界には『白騎士』やら、『裏の組織』をにおわせる痕跡がなかった。不気味なほどに。―俺の感受性が鈍ってるって言われちまったらおしまいだが―凡人の俺が、またここにたどりつくことが出来るのか?無理だ。だから俺は・・・・」


ロウは、手元にあった、銃をつかんだ。


「それで、俺と闘おう、ってか?」

「いや、違う。」


ロウは銃口を、自分に向けた。


「自分から、可能性を捨てちまうのかぃ?何兆分の1ぐらいの確率で、また知ることだってできるじゃねえか!兄ちゃんがここにたどりついて、俺から話を聞いたって次点で、不可能じゃねぇって証明できただろ?それなのに・・・最近の若いもんときたら・・・・」

「それも少し違うな」

「何・・・?」



てな感じで精根尽き果て・・・てはないのだ!

今回はのりのりで書いてたwwいい感じで区切って煽ろう作戦w


この変なあとがきも飛ばさず読んでくれたあなた!(読んでくれてる人いるのかしらw)大好き❤ありがちゅー❤










キモイですねwでもでもぉ!精一杯のラブコール☆←だからキモイんじゃ!

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