ロウ襖月、道に迷う
※注意※
この話はリアル中2の時に書いたものを、加筆修正してあるものの、悶えるような恥ずかしさです。
耐性のない方は、ご注意ください。
内容はリアル高校生が、急に裏の組織の仲間入りをし、いろいろな裏社会の人と出会う話です。
いろいろな、ちぐはぐで急な展開に、突っ込み入れていただきながら読んでいただけるとうれしいです。
では、どうぞ
「退屈、だなぁ・・・・・」
机に向かい、ペンを回す。
少し猫背ぎみに、もたれかかる様に教科書に目を通すが、半分上の空である。
「襖月!誰の授業が退屈だって、おい!」
国語の先生だったが、耳は大変よろしかったらしい。
ご丁寧に前から3列目、右から4番目の席にまで来て、教科書アタックをくりだす。
授業再開。
クリーム色の壁紙や、緑さえも白く見えるほど埋め尽くされた黒板、
数ある掲示物、授業終了まで程遠い針を指した時計。
眠気を誘うと同時、彼にとっては目に映るもの感じるもの
全てが退屈だった。
放課後。
ロウ襖月は、いつもどおりふらふらと帰路につく。
クラスメイトらは、そんな彼を「おう」と見送るだけで
一緒に帰るでもなかった。
ロウという彼も「じゃ、」と言ってそれだけ。
仲が悪いわけでわなく、たいして、いいわけでもない。
浮いてるわけでもなく、ましてや、目立つわけでもない。
暗い、こともなく、明るい、こともなくない。
中間の詰め合わせ。
不気味ささえ漂うほど平凡。
いわゆる世間での、空気みたいな人だった。
ただ、ルックス的には奇妙な名前であるからして、
金髪碧眼と、整った顔立ちであった。
そのほかにも、学業、体育のほうも優秀でモテないはずがなかった。
だが、脇役のような、補佐のような彼の存在を女子たちは気にとめることもなく、
「あー、いたっけ?それよりさぁ~!!3組の高柳君、テレビ超かっこよくなかった!!??」
と、この学園にいるイケメンアイドル達のほうに目がいくようになっていた。
ロウは、それはそれで、少し安心しており、
陰ひなたに暮らしていた。
「あー、雨・・・・・」
微妙に人のいない裏路地であった。
ビルとビルの隙間から灰色の空が見える。
家も、ビルも、皆そっぽを向いていて、なんか一人取り残された気分だ。
灰色の壁だけが、視界に広がる。
彼には、退屈しのぎにふらふらと当てのない下校をする癖があり、
気がつくと変な所にいることが多かった。
そのため、雨が降ってきても、走って家に帰ることが出来ず、
仕方ないため、鞄で雨をしのぎながら、家があるであろう方向を目指し、
少し小走りで帰ることにした。
いくら進んでも、いくら進んでも、ビルの間を抜けることはできなかった。
延々と、迷路のようにビルの壁がロウを覆う。
いつもなら、もう見知った場所に出てもいいはずだった。
「迷ったのか・・・?」と本気で悩みながら、あてもない道を大股で歩いた。
空はさらに曇り、ビルと一色の一面灰色の世界。
「気味悪りぃ・・・」
濁った空は、緑を少し含んでるような気さえする。
路地は次第に細くなり、灰色が、黒に変わる。
その先は、ちょうど行き止まりになっていた。
読んでいただいてありがとうございました!
すっごく短いです><でも、まだまだ続きます!!
アイツやら、コイツも出てきてないんでww
次はもっと痛々しい内容&長文でお送りいたします。
テスト投稿です。
っていうか、原文が中2過ぎて精根尽き果てました・・・・
加筆修正も行っております。
そのまま出すと、やばいぐらいひどいのでww
では!また近いうちに!
ここまで読んでくれたあなたが大好きちゅー❤
はい、中2病治ってないですね。