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1章『予言』   8話 魔晶街ヴェパル

「それでは出発いたしましょうか。」

 あれから三日が経ち、出発の時になった。私も乃亜も道がわからないのでソフィーが先導する形だ。

 他のメイドも来るのかと思っていたがソフィー1人のようだ。実は他のメイドなど居ないのかもしれないと疑ってしまいそうになるが、その場合ソフィーがオーバーワークすぎる。

 スタスタと歩いていくソフィーの後ろに乃亜と並んでついていくが、ここで疑問を覚える。どれくらいの距離があるのか知らないが、お姫様が外出するというのになんの乗り物も用意しないなどということがあるのだろうか?

 この前外を眺めた時に牛車のようなものを見ているのだ。あれに類するものを用意しているのだと思っていたが。

 乃亜は特に疑問に思っていないようで、楽しそうに周りを眺めている。もしかしたらすぐ近くなのかもしれないと思い直し、この三日の成果について質問をする。

「魔晶街、何か面白そうなものとかありそうだった?結局ほとんど調べ物できなかったし教えて欲しいのだけど。」

 乃亜とソフィーが図書館で調べ物をしている間、私はほとんど修練場に居たのだ。魔術を試すのは面白かったし文句は無いのだが、ソフィーに青白い顔をして鍛錬に励んでくださいと言われた時はリゼットさんの影響力に驚いてしまったものだ。

 流石に当初の目的に支障をきたしてはまずいので、法律やジルベール公爵についてはある程度調べたりソフィーから教わっていたのだが、魔晶街の観光についてはさっぱりだ。

 ほとんどの時間は一人で街をぶらつくことに費やされることになるのだろうし、今のうちに聞いておきたかった。

「やっぱり魔道具や呪具を売ってる店が人気みたいよ。後は魔晶が採れる洞窟とか、街のシンボルになってる大きな魔道具とか、観光地として有名なところもあるみたい。」

 乃亜の目がずいぶんとキラキラしていた。修学旅行が楽しみすぎる子供のようだ。

 そういえば私は修学旅行などほとんど行ったことは無いのだが、乃亜はどうだったのだろう?話を聞いた覚えは無いのだが、それがイコールで行ってないわけではなさそうだ。

「最初にジルベール公に挨拶をした後は街を回って欲しいとのことでしたので、初日は一緒に見て回りましょう。二日目以降はセレスト様とジルベール公次第になりますが...」

 そういって乃亜の方を見るソフィー。お見合いをどれだけ手早く断れるかにかかっているということだ。

「う、頑張ります。」

 あまり自信はなさそうだった。乃亜は気が弱いという訳では無いのだが、他人の顔色を窺いがちというか、押しに弱いというかであまり自分の意思を通すのが得意では無いのだ。それがわかっているのだろう。

 先ほどまでの楽し気な表情が消え、少し悩むような緊張しているような顔になって来ていた。やはり一人で行かせなくて正解だったかもしれない。

 まさかないとは思うが、好きな人が他に居るとしても、乃亜なら相手の口車に乗って婚約しかねない危うさがあった。

「涙を誘うような話をされても自分の意思を通すのよ?私を見習いなさい。」

「わかってるけどさ~!飛鳥を見習うとか出来るわけないよ!あんな自己中な...」

 事実なのだがひどい言いようだった。

「やっぱ私は入っちゃいけないんだよね?」

「絶対に駄目です、外で待っていてください。連絡は逐一わたくしの方からさせていただきますので。」

 ソフィーに再度確認をするが断られる。ジルベール公爵の屋敷には、乃亜とソフィーの二人だけで入ることになっていた。

 お見合い相手の屋敷に男連れで入るというのもそうだが、リゼットさんの暗殺に気をつけろという発言にソフィーが怯えているのだ。相手の屋敷で寝るくらいなら野宿して欲しいとまで頼まれてしまった。

 そのリゼットさんから乃亜達にすら危険が及ぶかもしれないと聞いている以上、二人を屋敷に送るのも少し考え物ではあるのだが、流石にそこを断れるほどお見合いの話は軽くないようだった。

 どう対処したものか考えていると、ソフィーが急に立ち止まる。

 まだ歩き始めて5分も経っていないのだが、どうしたのだろう?そう思って前に視線を向けると、広い空間に何かの杭のようなものが刺さっていた。その横に物々しい機械が設置されている。

「何あれ、魔道具みたいだけど...」

「その通りです。あれは転移の魔道具でして、夜の世界のあらゆる都市に複数配置されています。今回行く魔晶街――ヴェパルにも転移の魔道具は設置されておりますので、こちらで転移していくことになります。」

 乗り物が無かった理由はどうやらこれのようだ。すぐそこにどこでもドアがあったらしい。

「線の内側であれば転移対象です。下手に間に立ったりしませんよう、身体が半分になってしまいますので。」

 そんな怖いことをいうソフィーだが、円の範囲はとても広く、半径50Mほどあった。怖いもの見たさで馬鹿をするのでもなければ、まず間違いなくそんなことにはならないだろう。

 三人で中心の魔道具に近づき、ソフィーが操作するのを見守る。説明書がついていなかったが、これは不親切なのではなく防犯意識なのだろうか?どこにでも転移できる魔道具など、逃亡に最適なように思える。

「では参ります。」

 いくつかのスイッチを押し、ソフィーがそういうと共に杭に踵を落としたかと思うと、周囲の空間が一瞬歪み、すぐに元通りになっていった。




 元通りという表現は間違いだったかもしれない。歪みが正されたそこには見慣れぬ景色が広がっていた。

 周囲には先ほどのように、何もない広い空間が広がっているのだが、視線の先に明らかにおかしなものが映っていた。

「何あの大きな塔...」

 東京スカイツリーとかいうよくわからないものを遠目に見た時と同じか、近くで見る分それ以上のものを味わっていた。なんて無駄な技術...というやつだ。ぱっと見では500M以上ありそうだ。

「あれがこの街のシンボルになっている魔道具らしいわよ、この街のマナを全部賄ってる凄い魔道具なんだって。」

 シンボルになるというのはまああの大きさだ、納得できるが、効果の方がよくわからなかった。

「マナを賄うって...いつも通り空気にある分じゃダメってこと?」

 そう疑問を口にすると、ソフィーがすぐに答えてくれる。

「魔晶は周囲のマナを吸収する特性がありますので。その魔晶が多く産出され、加工の為に持ち寄られるこの街では、空気中のマナが枯渇するという問題が指摘されていたのです。それを魔晶街の技師が全員で協力して解決に当たった結果があの魔道具というわけです。」

 思っていたよりとんでもない代物だった。空気中のマナは普段と変わらない濃度なのだ。本来枯渇寸前になるそれをいつも通りに保てるというのは、途轍もないマナを周囲に散布しているということなのだろう。

「観光は後に致しましょう、まずはジルベール公に挨拶に向かいます。飛鳥様には後ほど連絡いたしますので、街をぶらついていてください。」

「あいあい、邪魔者は一人で好き勝手してますので。」

 ソフィーに念を押され、刺々しい言い方になってしまう。ジルベール公爵の屋敷に入れないのは少し気にかかる部分ではあるが、一人で街をぶらつけるのはむしろラッキーとすら思っていた。

「そういう言い方しないの、ソフィーが困るでしょう?」

 乃亜に怒られてしまった。乃亜は私が一人大好きなことは知っているので、一人で街に残すことを申し訳ないとは微塵も思っていなさそうだった。そちらの方が反応に困らないので助かる。

「はーい、ごめんねソフィー。一緒に観光出来そうなところは残しておくから、適当にお店をぶらついてるわ。」

「危険を感じたらすぐに逃げてわたくしに知らせてくださいね、絶対ですよ!」

 うるさいくらいに念を押してくるソフィーに背を向け、二人とは別方向に歩き出す。

 初めてこの世界に来た時は一直線に城に向かっていたし、その後は城から出ることはなかった。なので、夜の世界に来て初めて未知の世界を散策することになるのだ。心が浮き立つのを感じていた。

 乃亜のことを修学旅行に来た子供のようだと笑ったが、私も案外そんなものだったのかもしれない。




 時刻は14時、お昼を食べてから来たので、食事を見ようとは思えなかった。というかそんなものはなかった。

 流石に工業都市というだけあり、ほとんどの店で売っているのは何かの加工品であった。道具の作成に使うのであろう備品や、魔晶の採掘に使うつるはし等、普通に生活していたら見ないようなものから、完成した魔道具や呪具が並べられている店もある。

 備品を売っている店に入ったら冷たい目で見られてしまったが、魔道具を売っている店では歓迎の姿勢を受けた。人間だからどうといった偏見はあまりないように感じる。純粋に商売相手として成り立つかどうかで見られているようだった。

 実際魔道具を売っているような店には、いかにも魔導士然としたローブやハットを被っており、仲には魔晶の付いた杖を持っている人までいた。種族はまちまちだが、猫のような見た目をしている人が多かった。

 それに比べれば私などパーカーを羽織ったただの人だ、魔道具の加工をするとは思えなかったのだろう。ソフィーからもらった手袋は付けていたので、魔道具を買うような金持ちには見えたのかもしれない。

 魔道具や呪具を売る店には、同じ効果をしたものを幾つも並べてしっかりした店のようになっているところもあれば、店主の思い付きで作った一個限りのものを雑に広げているだけのところまであった。

 なんというか、量産によるビジネスと職人気質による趣味の店という感じの違いだ。どちらかと言えば後者の方がファンタジー世界では強いものが多そうなのだが、いかんせん使い方がわからないというのがいただけなかった。聞けば教えてくれるだろうが、一個一個聞くには数が多すぎた。

 本で読んだ限りだと、魔道具や呪具の出力はその魔道具に加工されている魔晶の大きさによって変動するという話だった。小さく加工された品ではそれほど出力がだせないということで、あまり身につけるのに適したようなものは見つけられなかった。

 魔道具に秘められた効果は魔晶のマナを見ればなんとなくわかるのだが、何やら個人向けというよりはビジネス向けのものが多い。ここは工業都市である上に商業都市なのかもしれない。

 1時間ほどぶらりと周ったが、特に収穫は無しだ。そろそろ乃亜達とも合流できる時期かと思い、戻ろうとしたところでマクスウェルショップと書かれた看板が目に留まる。

 知っている名前であるが、時代が近代すぎる。能力が高いのか低いのか判断がつけにくかったが、ソフィーからの連絡がまだない以上、戻っても無駄だろうと判断して店に入ることにした。


「おや、いらっしゃい。ウチの店にお客様とは珍しいね。」

 そういって出迎えてくれたのは蛇のような見た目をした男だった。

 一瞬玉座の間で敵意を向けてきた相手を思い出し身構えるが、その時とは違い、相手から敵意は感じられなかった。

 鱗の色も玉座の間では良く見えなかったが、あちらは黒のようでこちらは青色だった。まず間違いなく別人である。

「なんだい?急に硬くして...あ?人間かい?お前。」

 舐め回すように身体を見られ、身震いがする。敵意が無くても勘弁したいところだった。

「そう、何か面白い魔道具はある?」

「ほう、こりゃ珍しい。物怖じしないどころか商品を催促してくるとは...その手袋、王国のお抱えってことか。厄介ごとかい?」

 どうやら客のプライベートに首を突っ込んでくるタイプのようだ。今一番厄介なのは店主であったが、厄介ごとなら腐るほどある。

「色々あるよ、聞きたい?」

「いーや、やめておくよ。高貴なお方の厄介ごとなんか聞いてちゃ、命が危ないなんて火を見るより明らかだ。」

 割とすんなり引いてくれる。口が回るだけなのかもしれない、それはそれで厄介だが。

「面白い魔道具ねぇ...こいつはどうだい?」

 そういって取り出してきたのは指輪の形をした魔道具だった。宝石のように魔晶が填められており、普通に装飾品として価値がありそうだ。

「これは...」

 手に持って魔晶をよく見ると、マナには何の効果も籠っていなかった。にも拘らず中で渦を巻いており、本来のただ漂っているマナとは違った雰囲気を醸し出していた。

「感触は悪くねえみたいだな...違いが分かるかい?」

「わかる、けど効果や使い方はさっぱりかな。なぁに?これ。」

 そう素直に伝えると、豪快に笑いだす。喋り声もなのだが音が大きくて苦手だ。

「そりゃ簡単に理解されちゃ困るってもんだ。そいつぁ最高傑作だからな。聞いて驚け?なんと他の魔道具や呪具の効果を壊すことが出来るんだ。」

「え、やば。」

 普通に危険物であった。移動に使った転移の魔道具や、この街のシンボルになっている魔道具など、この世界では生活基盤に魔道具が使われていることが多い。

 それを壊せるとなっては、普通にテロ道具といって差し支えなかった。

「やばいだろ?だから最高傑作なのさ。何よりそのコンパクトさだ!魔道具の中でも特別小さいんだぜ!どうよ?買わねえか?」

 店主は自信満々なようで、ただでさえ大きい声がさらに大きくなっていた。いい迷惑だ。

 実際興味をそそられる品ではあるし、このコンパクトさなら持ち運びも楽だ。買ってしまってもいいのだが、まだ肝心なことを聞いていなかった。

「使い方は?それがわからないのに買い物する馬鹿はいないよ。」

「おっといけねえ、そりゃそうだ。」

 店主は慌ててこちらに寄ってきて、指輪に

「使い買っても簡単でな、相手の魔道具の魔晶にこっちの魔晶を近づけてな?」

 そういうと近くにあった杖型の魔道具に指輪を近づけていく。その魔道具も商品だろうにいいのだろうか?

「触れ合った瞬間にパリンッ!って訳だ。」

 指輪の魔晶が杖型の魔道具の魔晶に触れた途端、杖の先の魔晶が音を立てて砕け散ってしまった。とんでもない魔道具のようだ。

「さあどうだい?当然値は張るが、こんな魔道具他で売ってないぜ?」

 売られていたら大問題である。使い勝手も良さそうであるし買ってしまおうと、ソフィーからもらったカードを取り出す。

「買うわ、これでいい?」

 そういって店主に見せると、店主は青ざめた顔で後退っていた。

「そのカード...リゼット様の...?お前さん何者...ああいや!言わなくていい!」

 大きな声でそういうと、指輪を投げてよこす。

「あれ、支払いは?」

「いらんいらん!もらえるかよ!さあそれもって帰ってくれ、厄介ごとを抱える気はないんでね!」

 そういって追い出されてしまう。このカードも思っているよりやばいものなのかもしれない。




「ごめんなさいジルベールさん。そういうわけなので、お見合いはお断りしたいんです。」

 ジルベールの自室に連れられ、一対一で会話をする乃亜。ソフィー含めて数名のメイドはいるが、誰も口を挟もうとはしなかった。

 お見合いに来たはずの相手がすぐさまその破談を告げてきたのだ。幾ら王国の姫と言ってもある程度の処罰を受けるかもしれない行いだが、ジルベールは特に傷ついた様子もなく、にっこりと笑って口を開いた。

「いえいえ、こちらこそ姫様のご都合など考えずにお見合いの話を持ち込んでしまいましたので...そういうわけでしたらお見合いの話は無かったことにしていただいて大丈夫ですので。是非想い人と結ばれるよう頑張ってください。私も陰ながら応援させていただくことに致します。」

 ジルベールは王様が厳選しただけあり、かなりの人格者であった。お見合いに名乗り出たのも災厄に立ち向かうべしという正義感と、自分ならば姫を幸せにしてみせるという自信の表れであった。

 その姫が直々に出向いて、自分は好きな人が既にいるからお見合いは受けられないと言ってきたのだ。話が食い違っているとは思うが、連絡をしてきたのは宰相であった。当然王家の血を継ぐ姫の言葉が優先されるし、婚約者となるべき人を既に見初めているのであれば、これ以上口を出すのは野暮だと考えていた。

「とはいえ、姫様はこちらにいらしたばかりなのでしょう?今日一日は街を観光して泊っていってください。こちらも夜会の準備は済ませておりましたので、それが無駄になるというのは少々心苦しいのです。」

 こうした申し出も、心からのものである。それが乃亜にもソフィーにも伝わり、あまり無碍には出来そうになかった。

「ありがとうございます。では本日はお言葉に甘えさせていただこうと思います。」

「そうですか!それは良かった...観光には私の方からガイドを付けても良いのですが...」

「そちらは大丈夫です。わたくしが居ますので。」

 口を出すべきところはしっかり口を出すソフィー。主の意を汲む優秀なメイドであった。

 乃亜としてはガイドが要らないわけでは無いのだが、観光するなら飛鳥と一緒に回りたいし、そのためにはジルベールの手の者は邪魔でしかなかった。

「そうですね、王家のメイドがいらっしゃるならお邪魔でしょう。すぐに出られますか?ゆっくりしていくのであれば、ワインの一杯でも入れてきますが。」

 そう誘ってくれるが、乃亜としては一刻も早く飛鳥と合流したかった。

「いえ、折角のお誘いですが、そちらは夜会まで取っておきましょう。観光に行ってきます、また後程。」

 角が立たないように断りを告げて席を立つ。ジルベールもメイドも屋敷の入り口まで見送ってくれて、乃亜の良心は痛めつけられていた。飛鳥の心配通り、人の頼みを断るのに乃亜はまるで向いていなかった。


「20年間昼で安穏と暮らしていた、などと悪い印象を持たれている者も多いが...なかなかしっかりされておられる。」

 乃亜を見送りそう溢すジルベール。ジルベールは災厄に立ち向かうべく立候補した身として、ある程度以上の戦闘能力を身に着けていた。

 その能力の全てが乃亜にはまるで太刀打ちできないということをひしひしと感じたのだ。礼儀作法もしっかりしており、周囲の悪い噂など既にジルベールの中では吹き飛ばされていた。

 これならば姫とその思い人に世界の行く末を託せるだろう。そうジルベールは考えていた。

 しかし、メイドが持ってきた通信機により、その考えは揺らがされてしまう。

「もしもし。宰相殿か...お見合いについて?それなら好きな人がいると聞いて打ち切りにしたが...」

 最初はにこやかな表情のまま穏やかに話していたジルベールだが、その表情が少しずつ憤怒に染まっていく。

「それは実なのだろうな...いやいい、わかった。直接姫様に聞けばいい話だ。」

 憤怒の表情をそのままに、メイドたちに仕事を命じるジルベール。

 正面からではまるで太刀打ちできないと考えた相手、それをどうにか屋敷に留めるために。

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