近況
最近は海外の文学作品を中心に読んでいます。
近所のブックオフで一冊百円くらいで買えるので、とにかく有名な作品は読んでおこうと二、三冊買ってきては読むことを繰り返しています。
以前は一冊読むのに二週間ぐらいかかって読んでいましたが、今は二、三日のペースで読むように頑張っています。時間だけはあるので、ちょっとペースを上げて読書しないとなあと義務感のようなものが付きまとっています。
あと分かってはいながらも、やはり文学作品は面白くないなあと改めて思います。最近もドストエフスキーの「貧しき人びと」を読みましたが、それほど面白いとは思えませんでした。ドストエフスキーは文学好きの人たちにすごく評価されている印象がありますが、どの辺が評価されているのかまだ自分には掴めないところがあります。高校生のときに「罪と罰」も読みましたが、個人的にはそこまで強く印象には残りませんでした。
明日からは「地下室の手記」を読むので、何かが掴めればいいなと思います。
なんだか自分はいつも「分からない」とか「面白くない」などのネガティブなことばかり言っていて、文学好きな人たちに少し申し訳なく感じています。
最近読んで少しいいなあと思ったのは、ジッドの「狭き門」です。頑なな潔癖さがあるような気がして、個人的に好感を持てました。
さすがに硬い本ばかり読んで疲れてきたので、これからは少し軽めの本と交互に読んでいこうと思います。