押し出し式に消えていく作品
たまに少女漫画でも読んでみようとゲオに物色に行ったのですが、結局なにも借りずに帰ってきました。
なんというかあまりにも絵が綺麗すぎて、見ているこちらが委縮してしまう。もう少しマイルドな絵柄の、昔の漫画などがあればなと棚を回っておりましたが、結局見つかりませんでした。新しいものがどんどん入ってくるから古いものを置くスペースがないのでしょうか。
それ以上に品薄さを感じたのはビデオのコーナーで、以前の三分の一ほどになって圧縮されてしまった洋画の棚を見たときは、ああもうこの商売は終わりなんだろうなと悲しい気持ちになりました。サブスクの影響でレンタルビデオの需要が無くなってきているせいでしょうか。
個人的にはサブスクにない洋画などはごまんとあるはずなので、話題作などどこでも観れる作品は取っ払ってしまって、昔の名作やその他諸々の消えてしまった作品群などを揃えて頂けると非常にありがたいのですが、なかなかそれも難しいのでしょうか。東京に行けばそういうお店もあるのでしょうが、地方ではどうしても限界があります。シャロンストーンの「血と砂」なども見てみたいのですが、amazonを探してもVHSのものしかなかったり。
漫画も映画も、古い時代のものがどんどん失われている現状に、悲しい気持ちになります。




