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不思議な扉~プロローグ~

毎週月曜19:00に更新する予定ですものすごく短い作品ですので、ビールや紅茶を片手に読んでいただければありがたいです。そしてこの作品を見つけてくださった方ありがとうございます。この作品は、予定として4話ぐらいで終わるかなと思います。では皆様あとがきでお会いしましょう

第1話-服と尊敬する父-

これはある日いつもと違う状況になった美容師の物語である。

(かみ) 草花(そうか)はいつものように仕事をしていた。

神 草花「いらっしゃいませ、お客様今日はどうなさいますか?」

名残(なごり) 永歌(えいか)「カットでお願いします」神 草花「かしこまりました」その数分後

神 草花「おまたせしました、名残様どうぞ、今日はどういたしましょう」名残 永歌「全体的に1cmだけ切って、すいてください」神 草花「かしこまりました」名残 永歌「今日は寒いですね」神 草花「そうですね、この前まで夏みたいに暑かったのに突然寒くなりましたもんね、寒くなってからいかがお過ごしでしたか?」名残 永歌「仕事が忙しくて、歯医者さんとか、散髪屋さんになかなか行けなかったです」神 草花「そうでしたか、お忙しいところお越しくださりありがとうございます。散髪つながりでお客様はいつもどのように髪をお手入れされてますか?」名残 永歌「私は、お風呂に入る前に髪の毛用のブラシでブラッシングして、髪を水で濡らして、1っ分待ってからシャンプーをワンプッシュして、その後に流して、ドライヤーで毛先以外の髪をドライヤーで乾かしてます」神 草花「なるほど、だからお客様の髪の毛こんなにきれいなんですね、うらやましい限りです、これからも続けてくださいね」名残 永歌「もちろんです」神 草花「お客様後ろはこのようなかんじでよろしいでしょうか?」名残 永歌「あと1cm切ってください」神 草花「かしこまりました」数分後

神 草花「このようなかんじでいかがでしょうか」名残 永歌「ばっちりです、ありがとうございました」

閉店後

無音健食(むおんけんしょく) 優乱(ゆうらん)「お疲れ様でしたー、草花さん清掃後、練習付き合っていただけませんか?」神 草花「いいですよ」無音健食 優乱そういえば草花さん、ここの近くにもう一つ美容室があるって噂知ってますか?」神 草花「いや、そんな話聞いたことないです」無音健食 優乱「なんでもそこは、急に停電が起きたり、朝だと思って、時計を見たら夜で閉店時間になったり、神様が現れて願い事をかなえてくれたり、お客様が神隠しにあったり、お客様の心が分かっているかのようなカットをしたり

何よりその話を聞いて、うらやましいと思ったのが、誰もいないのに的確なカットの練習のアドバイスをくれるそうです」神 草花「夢でも見たんじゃないかしら、現実的にはそんなのありえないし、実際に聞こえてきたら怖いと思いますよ」無音健食 優乱「そういえば、そうですね。でもお客様が言うには、美容室で人が浮いてるとこを見たっていうんですよ」神 草花「どうかんがえてもあり得ないと思いますよ」無音健食 優乱「私もそう思ったんですが、お客様が実際に体験したそうです」神 草花「そのお客様の歳知ってますか?」無音健食 優乱「60だそうです」神 草花「夢で見たことを現実と勘違いしたんじゃないですか?」無音健食 優乱「うーーん、そうねんでしょうかね」神 草花「清掃も終わったし、練習と行きましょうか」無音健食 優乱「そうですね、よろしくお願いします」

神 草花は、無音健食 優乱の練習に付き合った後いつものように家に帰った。

神 草花「ただいまー」(かみ) 鏡花(きょうか)「お帰り」神 草花「私は実家暮らしをしている、私の母親の名前は鏡花、父親の名前が道三(どうさん)父は凄腕のファッションデザイナー、マスターモデルのファッションもてがける。マスターモデルとは、世界のスーパーモデルから選ばれた3人のファッションモデルでロンドン出身のキャロライナ・シャーマン・ラブ、ニューヨーク出身のマスター・ゴッド・ネティーナ、函館出身の函館(はこだて) 魅服(みふく)彼女たちはモデルとして完璧なスタイルを持っている、パパの仕事はニューヨークコレクションの前になると特に忙しく家を空けることが多い」神 道三「もう帰ってたか草花」神 草花お帰りパパ、今日は誰の服をデザインしてきたの?」神 道三「マスターモデルの3人だよ、テーマは桜、服全体を見ると桜を意識したデザインだが、よく見るとマグノリアを意識したデザインになる。ニューヨークの公園にいくと遠くから見ると桜に見えるが近くによってよく見てみるとマグノリアの花だったなんてことはよくある話だ、それを意識したデザインにしてみた。細かいことは、いくら草花といえどもニューヨークコレクションまでのお楽しみだな」神 草花「そっか、その日が待ち遠しいな」

ニューヨークコレクション当日、神 草花と神鏡花はニューヨークコレクションの会場にいた

神 鏡花「楽しみね、パパの作った服がやっと見れるんだもの」

神 草花「うん、ママが一緒に来てくれてよかった、休みもしばらくもらったし、ニューヨークコレクション楽しむぞー」アナウンス「皆様、大変長らくお待たせいたしました、いよいよマスターモデルのこの3人が登場です。まずは、9歳にしてスーパーモデルの座をつかみ取り、若干18歳でモデルに必要な体系を完璧に作り、一躍有名になった彼女、その1年後にはマスターモデルに抜擢されたキャロライナ・シャーマン・ラブ。キャロライナが着用の服は遠くから見ると日本の太陽の塔をイメージさせる形だが桜の花の中にマグノリアの花が見え近くで見ると上向きのマグノリアの花が浮かんでくる。続いてはファッション業界に突如姿を現し、スーパーモデルの道を2年歩きその後、マスターモデルの座へ上り詰めたマスター・ゴッド・ネティーナ、ネティーナが着用している服は、遠くから見ると桜の服と桜のスカートに見えるが近くで見るとマグノリアのスカートとマグノリアの服に見える。さすがマスターモデルの中でも頂点にいるネティーナ、そのウォーキングは、見る人を圧倒し、服の魅力を惜しみなく伝える。最後は、東京コレクション、ロンドンコレクション、パリコレクションを渡り歩き世界にランウェィの女神の異名をつけられた函館 魅服。魅服が着用の服はハートの服にズボン、服だけを見るとダサいように見えるが、さすがランウェィの女神どれだけダサい服もダサく見せず、むしろこの人のために作り出された服に見せる。この服には仕掛けがあり、ハートの服が開き左胸に桜スカートのように開いた場所にはマグノリアの花になり、まるで公園のマグノリアのよう」観客はこれをみて誰一人座って拍手する者はおらず、会場全体がたって拍手をしていた。ニューヨークコレクション終了後

神 鏡花「草花先に帰るのね、お仕事忙しいわね、お疲れ様」神 草花「ううん、全然忙しくないよ、ありがとう。それにしてもパパあんなに素敵な服作るなんて、やっぱりパパはすごいな、私も頑張らなくちゃ」神 鏡花「そうね、ママの誇りだわ、気を付けて帰ってね草花」神 草花「うん」

神 草花は、ニューヨークコレクションの会場から出ようと、ニュヨークコレクションの会場の扉を開けた。

神 草花「え、うそ・・・」そこで神 草花が目にした光景は現実では信じられない光景だった。

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。いかがでしたか。不思議な扉タイトルの通りここから物語は大きく始まっていきます。できる限りいろんな人物を登場させたいのですが、めんどくさくなりますね(笑)ですが見て下る方がいるなら手を抜かずがんばります。アマチュアなので評価していただく場合はお手柔らかにお願いします。では来週月曜日お会いしましょう

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