表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/11

四話

さて、一歳を過ぎると、メイドさんが世話をする……、っていう話をしたと思う。僕の相手をする事になったのは12歳の少女二人、如月雪菜と神無月美月、雪菜は黒髪を肩迄伸ばし、美月は耳に掛かる程度に伸ばしている。小耳に挟んだ話では、この国(国名迄は把握してない)では15歳以上で結婚可能らしく、このメイド奉仕は擬似子育て体験というものも兼ねているらしい。

「「玲央君、おはようございます!」」

朝、二人がオムツを替えに来た。

「お姉ちゃん達、おはようございます!」

僕は笑顔で返した。やっぱり、笑顔は大事だよね!

「「(可愛い……!)」」

二人が顔を赤くしてとろけてしまっているけど、何で?

「ごほん!」

二人は、咳払いして、気を取り直した。

「じゃあ、玲央君、オムツ替えるから脚開いてね?」

「は~い!(なかなか慣れんし、滅茶恥ずかしいんやけど!)」

僕は、内心恥ずかしながら、素直に脚を開いた……。


「は~い、玲央君、終わったよ?」

オムツ交換が終わった。

「お姉ちゃん達、ありがとう!(やっぱり、滅茶恥ずかしかった!)」

僕は、笑顔で礼を言った。

「「(可愛い! 連れて帰りたい位。ウチの弟とえらい違いやわ!)」」

やっぱり、二人は顔を赤くしていた、風邪でもひいたんかな?

「今日は絵本、読んであげるね?」

「は~い!」

絵本、前世で言えば、桃太郎やら長靴を履いた猫みたいなヤツです。

まだ、這い這い位で、外には、あまり出られないから、2歳になる位迄は絵本の読み聞かせばかりだった……。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ