表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/23

第十三 『会議はシグナルの先に』後半

作戦は言うだけならカンタンな内容だ。

「まず最終的なことを言うと、旗靡さんを追い込む。」

「追い込む…?」

「うん、追い込むの。自分はやってませんでしたって言うまで。これは真犯人を追い込むことでもある。」

ああ、こういう作戦会議はワクワクする。

犯人探しは苦手だ、そいつに罪がなかったとしても犯人扱いする。

だからこそ、冤罪のやつは救わなきゃいけない。

「私たちがやるのは、ただ一つ、嘘をつくこと。」

「嘘…?それだと、ダメな方に追い込んじゃうんじゃ…」

「大丈夫さ、真実の為の嘘ってやつだよ。」

「真、実の為の嘘…」

きらり、目を輝かせた。

「嘘が嫌なら、私が代わりにやるよ?」

「大丈夫…!私、私がやらなきゃいけない。」

強い決意を抱くかのように、高菜ちゃんは拳を握った。

(俺は、何もしなくて大丈夫なの?)

合図だけ出してもらえたらいいよ。

「明日、高菜ちゃん、頑張ってね。」

もう一回作戦を確認しよう。

嘘をつくことが今回の計画の主な部分。

旗靡さんを自白させるようにする。

…まだ、話合わなきゃいけないかもしれない。

「私の予想でね、旗靡さんは多分…コウちゃんとは話そうとはしないと思う。」

突然、明日がそう言いだした。

おい、待て、じゃあ俺があいつを出した意味がなくなるだろ。

(だって、大前提攻略キャラが…ヤンデレの子は除外で、自分から行くなんてありえねぇじゃん。しかも、ツンデレだぞ?自分から行ったらそれはもうツンデレではなく、デレデレなのであって…)

うるさい、うるさい、あとで聞くよ。ギャルゲーマー…

でも、確かにそうだ…。

コウちゃんは、話しかけられた場合にしか答えることが出来ない?

いや、俺(七音)に対しては普通に話しかけてくる。

…待て、俺はもしかして、攻略対象者じゃない…?

幼馴染なんていうのは、絶対に攻略対象になるはず。

ああ、だめだ。頭がごっちゃになって、回らない。

(ケンちゃん、落ちついて。)

「…私も、もし行けたら行くよ。」


多分、訂正します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ