第十一 『話し合い』
スランプかなにかで、文章めちゃくちゃですが、読んでくださると嬉しいです。
「私は…園ちゃんはとってないと思うの」
頷く。
「だって、私は…園ちゃんのお友達だったから…」
また、出てきた言葉に動揺する。
高菜は昔裏切られたのだろうか。
「高菜ちゃん、お友達だったっていうのは…?」
「あっ、えっと、ごめんね。私の前の世界線ではね、主人公くんに告白されたのは私だったの…もしかして、新しく出来た七音ちゃんかな?」
「えっ、あぁ…うん、そうなのかも…?」
正直に言って、自分が新しく出来た人格かもわかっていない。
だが、俺は正真正銘『飯岡健』だ。
「明日、俺が退院できるのは?」
「えっ、か、会長の言ってた通り、バッチリ一週間…」
「あれ?一人称俺だっけ?」
「あっ、あはは!明日の持ってきたゲームの口調うつっちゃたみたい!!あ、あはは!」
「あ、ああ!ごめんねぇ!」
つい、俺と言ってしまった。
穂波がちゃんと理解して、ノってくれて助かった。
高菜ちゃんは、そうなんだねと少し微笑んでから、続きを話し始めた。
「私は…多分だけど、14回目の前原高菜だよ。」
にこりと微笑まれた、その内容にショックを受けた。
(高菜は何度も…あの”いじめ”を受けていたのか…?)
そんな考えが頭の中でぐるぐると回った。
「ねぇ」
無意識にそう呟いた。
続きの言葉がポツポツと出てくる。
「本当は…旗靡さんがやったんじゃないかな…?」
「っ…!?」
それは、彼女を傷つけるには十分な言葉だった。
私の頬から冷や汗がポタリと落ちた。
「わ、たし…!!」
先ほど、止んだはずの涙がボロボロとまた流れてきた。
「そのちゃんは…やってない、って!!言ってるのに…!なんで、な、んで、信じてあげないの…!?」
それは、恐らくみんなに言いたかったであろう言葉。
「ひとりぼっちだったの…!私!…園ちゃんだけが優しくしてくれて…!」
…ああ、なんだ。
「あんな!…私、いつも怖くて…!!でも、いつかは戻ってくれるって分かってるから!!私だけでも、彼女を信じ続けなきゃいけないの…!!」
”俺”と同じなんじゃん。
園ちゃん、穂波と一緒なんじゃん。
なんだ…じゃあ、この問題も早く片付けられる。
園ちゃんと高菜ちゃんは…、前みたいに仲良くできるんだ。
「ごめんね」
ゆっくりと抱きしめる。
ひぐひぐと耳元に泣き声が聞こえて来る。
ねぇ、高菜ちゃん。
「ありがとう…。」
小さくそう呟いた。
親友を思う気持ちは誰もが違う。
その親友に裏切られても、裏切らない親友がいる。
そうだ、そうなんだ。
「高菜ちゃん、旗靡さんを助けるための勇気はある…?」
大丈夫、高菜ちゃんなら絶対にできる。




