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【SW2.0】業物その名は【FCリプレイ】  作者: 赤星
FC5話後編「捧剣」
47/69

【シーン1:スイッチひとつの命・3】


 喧嘩をふっかけられるもあっさり返り討ちにしてしまう冒険者たち。サクサク戦利品を剥ぎ取り、サラの行き先を尋ねるべくインタビューを試みようとするが……。


クロエ:「わーお、スイセアクロバティック」

パステル:「ええと、楽しそうで何よりです」

サクラ:「これがスタントというものですね」

ネクロ:「へー、あんな事も出来るんですね……かっこいいです!」

スイセ:「パステルがお好きにというのでバイクで撥ねてみましたが……当たると痛そうですね?」

ルドルフ:「金属の塊が猛スピードでぶつかって来たら普通は死ぬぞ」

パステル:「すごいしれっと凶悪なこと言いますね……。しかしそのバイクいいですね、中々に洒落てます」

スイセ:「そうでしょ!? 私は魔動機術は少々苦手ですが、この銀色に赤の塗装がかっこいいですよね!」

サクラ:「その乗り物、とてもかっこいいですよ、スイセ」

パステル:「ええ、配色としても悪くない組み合わせです。こんど後ろに乗っけて下さいね」

スイセ:「ええ、もちろん!」

ネクロ:「えー、ボクも乗りたいです! スイセさんが乗り回してるところ、かっこよかったですもん!」

サクラ:「待ってください。ここは間を取って私が乗るべきでは」

スイセ:「順番にお願いしますね。私は逃げませんから」

ルドルフ:「……この店の女ども、武闘派ばっかだな」

クロエ:「なーに、お淑やかな女の子がよかった?」

ルドルフ:「いや、お淑やかな女は、逆にやばい。いろんな意味でやばい」

ネクロ:「皆さんたくましくて心強いですよ、ほんとにっ!」

クロエ:「あははー。ま、私はこんなだから冒険者なんてやってるんだけどね」

ルドルフ:「まぁ、お前くらいじゃないと冒険者やってても続かなそうだしな」

クロエ:一応起こすための挙動は必要? 応急手当とか

ルドルフ:先に縛り上げちゃわなくて大丈夫です?

GM:いえ、その前にあなたたちに対してアクションがあります

GM:不意打ちを仕掛けてきた冒険者たちから聞き込みをしようとすると、冒険者の店“一刃”からひとりの男があなたたちに声をかけることでしょう

男@GM:「お前たち、サラ・オーサの関係者か」

スイセ:「ひゃっ!?」

パステル:「だったら? まだやりますか?」

クロエ:「あんた誰?」 さっきの今なので険のある対応

男@GM:「その反応は肯定と取るぞ」

サクラ:「さぁて、目覚めるまで何発必要でしょうねぇ?」 殴ろうとしてるね

ルドルフ:「やめろ」 サクラさんの頭にチョップしておきます

ネクロ:「サクラさん、殴るのは止めときましょ、ね!」 はらはら

サクラ:「ふぐぅ!? あ、はいかしこまりました」

男@GM:「……会わせてやる、ついてこい」 男は顎で“一刃”の店内を指し示します

クロエ:「はぁ?」

スイセ:「サラさんがいるのですか!?」 バイクを収納してついていこう

GM:男の言葉を信じてついてきてもいいし、怪しいからと行かなくてもいい

クロエ:むぅ、いまいち信用はできんが

ネクロ:「あの人の言ってる事、本当なんですかね。本当にサラさんがいるなら早く会いたいですけど」

パステル:「ここまで怪しいとかえって着いていきたくなりますよね」

サクラ:「とてもわかります。こう、うさんくさいほど気になりますよね」

スイセ:ひょいひょいついていきます。

GM:男はさっさと店内に入ってしまいます

スイセ:「早く行きましょう」 と手招き

ネクロ:「置いて行かれちゃまずいですもんねっ」

サクラ:「あ、はい。かしこまりました」

クロエ:「……そこのボロ雑巾共にインタビューするよりは建設的かな」 ついていくかー

ルドルフ:「……」 周囲の確認と警戒しつつ一番最後に着いて行きます


 “一刃”店内は薄暗い照明、アルコールの強い香り、不躾な視線……よく知る“大左”の店内とは正反対の退廃的な雰囲気だ。男は二階への階段を登り、一番奥の一室に冒険者たちを誘う。


GM:扉の中から「入れ」とくぐもった男の声が返答します

GM:立て付けの悪い扉を開けると、中は質素な複数名用の客室になっていました

スイセ:「サラさん?」 入るぜ

GM:低いベッドとローテーブルがあるだけの簡素な部屋では、ふたりの人間があなたちのことを待っていました。ひとりは険しい顔をした陰鬱な雰囲気の男性。もうひとりはほとんど肌着のようなインナー姿で、両手足に枷をはめられたサラ・オーサの姿でした

スイセ:事案(

サクラ:「新しい遊びですか? サラ様」

サラ@GM:「私、跪かれるほうが好きなんですけどねえ」

サクラ:「それはとても分かります」

パステル:「アホ。して、これはどういう状況で」

スイセ:「大丈夫ですか!?」 枷に手をやってあたふた

ルドルフ:「……もてなしを受けているって感じではなさそうだな」

サラ@GM:「知らない顔もありますが、お久しぶりです、みなさん。よくもはるばる遠いところまで」

ネクロ:「久しぶりにまた会えて嬉しいんですけど、この状況は一体……」

クロエ:「色々聞きたいことはあるけれど」

スイセ:「お久しぶりですけど、一体どういう……?」

ダグラス@GM:「再会の挨拶、誠に結構。話してもいいかね?」

サクラ:「かまいませんよ」

クロエ:「彼女の枷を外してくれたりはしないわけ?」

ルドルフ:初対面だし廊下に気を配りつつでドアの方の壁に寄りかかってます

ダグラス@GM:「枷とは言うが、彼女の実力ならば抜け出すことは容易なものだ。私はこれをつけろと強要した覚えはない」

サラ@GM:「これをつけてないと彼の下っ端くんたちが怖がっちゃうので、仕方がなくつけているんです。とりあえずはお構いなく」

サクラ:「なんだ、やっぱり新しい遊びだったんですね」

クロエ:「またそりゃ想像以上に面倒くさいことになってるね……」

スイセ:「うう、サラさんがそう言うなら……」

ネクロ:「サラさんが大丈夫なら、それで良いんですけど……」

パステル:「まるで猛獣みたいな扱いですね」

サラ@GM:「美女は野獣ですからね」

パステル:「知らんわそんな言説」

ルドルフ:「(この店の女は大体なんか凶暴だな……)」 って小さく嘆息しとこ

ネクロ:「サラさんってお強いって事なんですね!」

スイセ:「パステルも知らないことがあるんですね」

サクラ:「そうですね、美しいものには毒の棘があるものです」

ダグラス@GM:「無駄話はそろそろやめないか、オーサ。貴様の手勢がこの場にいるのなら丁度良い。こちらのレディたちに一仕事して貰おうじゃないか。でなければ、貴様の妹も助かるまい?」

サラ@GM:「……」

ダグラス@GM:「レディ、君たちは魔剣の迷宮に興味はないかね?」

パステル:「魔剣の迷宮、ですか」

クロエ:「もっと単刀直入に話してくれてもいいよ?」

ルドルフ:「興味があるないじゃない、用事があるかないかだろう」

ネクロ:「そういえばセレナさんが一緒じゃないのですね……」

スイセ:「その迷宮とセレナさんに、関係があるのですか?」

サクラ:「で、セレナ様に関しての情報はいただけるんですか? 魔剣の迷宮なぞどうでもいいのですが」

ダグラス@GM:「ハハハ、これは一本取られたね。なかなかに実直なお嬢さんだ」

ダグラス@GM:「私の依頼は魔剣の迷宮の攻略だ。ここに辿り着いたということは、我々の噂を耳にしてのことだろう。これはビジネスだ、報酬も支払おう。君たちにとって悪い話ではあるまい?」


 ダグラスが冒険者たちに提案する“依頼”は、魔剣の迷宮“ラクーン”の攻略と、その迷宮を形作る魔剣の納品。報酬は総額15,000Gという相場からはやや低い額と、もうひとりの探し人であるセレナの命だった。不当に彼らを侮辱する依頼内容に渋面を作る冒険者たち。

 ダグラス率いるバルナッドからの冒険団は魔剣の迷宮の攻略に挑戦し、失敗した。その際に大きく人的被害が出たのはいままでの聞き込みのとおりだが、その中にセレナが巻き込まれているとのことだ。

 魔剣の回収のついでにセレナも救出すれば報酬も受け取れる、得な依頼だ、と嘯くダグラスに冒険者たちは憤慨する。


スイセ:「だったらあんたに、報酬が命だの言われる筋合いはねえぞ……!」

ネクロ:「ついでにって言い方……もちろんセレナさんを助けに行きますとも」

ルドルフ:「人の命をついで扱いか。世も末だな、本当に」

ダグラス@GM:「ハハハ、自分の命を担保に割の合わない賭けをしている冒険者が何を言う!」

ルドルフ:「自分の命をついで扱いするなら構わんさ。他人の命を軽んじる言い方が気に食わんだけだ」 ダグラスを睨みつつ

パステル:「……分かりました、お受けしましょう。もう少し詳しくお話を」

サラ@GM:「受けなくていいですよ、こいつの依頼。もともと私たちの取り分だったはずなのに、勝手に魔剣を捧剣することにしてるし」

パステル:「どっこい、そうもいきません。店主殿に貴女方を連れ戻すように依頼を受けていましてね」

ネクロ:「パステルさんの言う通りですっ。ボク達はその依頼でここまで来たんですから」

サクラ:「ん、まぁ、はいそうですかといっても問題ないかは私たちが決めますので、サラ様はおとなしくしておいてください。セレナ様の安否も気になるので」

スイセ:「受けるにせよなんにせよ、ラクーンには行かなければ」

ルドルフ:「俺たちにとっちゃ、魔剣の方がついでだろう。依頼がどうこうって話ではない」

サラ@GM:「兄上が……でないと貴方がたがここまで来ませんか。もー、余計なことを……」

ダグラス@GM:「では、依頼を受領するのだね。話が早くて大変結構」

スイセ:「……冒険団やサラさんたちにできなかった攻略が、おれたちに可能だと?」

サクラ:「肝心なところが一切話されてませんが? そもそも、私たちがサラ様がたに勝る冒険者とは限らないでしょう? さすがに、命を捨てるつもりはありません。そちらのありったけの情報を話していただけないことには危険すぎやしませんか?」

ダグラス@GM:「迷宮に出てくる魔物自体は、ようやく一人前になったであろう君たちにでも充分に対応できるレベルだろう。単純に、潜るだけなら難しくない話さ」

ルドルフ:「潜るだけなら、か。だが、あんたらは失敗している。ならその“原因”はなんなんだ」

サラ@GM:「その魔剣、迷宮の構造を作り変える力を持つようなんです」

ルドルフ:ふしぎのダンジョン

スイセ:ふしぎのダンジョンw

ネクロ:めんどうなやつだw

GM:まあメタ的にはそんなかんじ


 魔剣の迷宮“ラクーン”が迷宮を作り変える周期は不定期で、法則性はない。【エスケープ】や【テレポート】などの転移魔法は阻害されず、ダグラスたちはこれで自分たちだけ脱出したようだった。

 ダグラスたちが攻略をしていた段階では、迷宮はルービックキューブのように部屋の配置が変わる、という形で作り変えられていた。これは即ち、入口に戻るにしろ魔剣のもとに辿り着くにしろ、天運に祈るほかないということだ。セレナたちはポーターとして率いていたルーンフォーク数名と冒険団から分断され、迷宮に取り残されているらしい。彼女たちが迷宮内に閉じ込められてから数週間が経過している。早急に脱出に向かわなければ命の保証はできないだろう。


パステル:「不確定なことが多くて嫌になりますね。ま、仕方ないんですけど」

スイセ:「なぜ、魔剣を欲しているのですか? 最初の話では、オーサ姉妹の取り分だったようですが」

ダグラス@GM:「もちろん、名誉と力のため以外に何がある? 最初はオーサ姉妹との契約報酬は魔剣だったとも。しかし、彼女たちは失敗した。仕事をこなせなかった冒険者に報酬を丸々くれてやるほど、私はお人好しではない」

ルドルフ:「契約不履行、ということか。間違ってはいないな」

サクラ:「ここまで三下くさいセリフってなかなか言えませんよね」 小声

ダグラス@GM:「しかし彼女も諦めきれないようでね。こうやってふてぶてしく我々の本拠地にあぐらをかいているわけだ」

サラ@GM:「ふてぶてしくとは失礼な。セレナを助けに行ってついでに魔剣も回収してきてやるから神官少し貸せって言ってるだけです」

ルドルフ:それをふてぶてしいと言うのではなかろうか

サクラ:「あー、もしかしてですがサラ様? 私の知っている方と関わりがあったりします?」

スイセ:サクラさんの知ってる人?

クロエ:1話の人じゃないの

パステル:ムーディアさんかな

(※ムーディア:1話で“大左”に魔剣回収の依頼を出した、オーサ兄妹と故知の仲であるブロークンドレイク。5話参加PCで直接の面識がないのはルドルフのみ)

サクラ:うん、僕もそうじゃないかなって

スイセ:ほむー

ネクロ:あ、なるほど

サクラ:名前は出さないほうがいいと思ったの

サラ@GM:「……ま、我々の目的はそういうことです。私はどうしても魔剣がほしい。セレナも助けたい。それだけです」

ダグラス@GM:「強欲だな」

サラ@GM:「はン、欲深くなくて冒険者やってられますか」

サクラ:「冒険者なんてそんなものですよ。ですから、それ以上の報酬を頂ける方には魔剣を譲ってしまうかもしれませんね?」

ルドルフ:「俺としては、先に受けている依頼のこともある。セレナとやらの安否を確保できれば魔剣は二の次でさっさと退散すべきと思うが」

パステル:「じゃ我々と来ます? ほら、その手枷引きちぎって」

GM:パステルさんの発言に対して、ダグラスから発せられる殺気がぶわりと膨らみます。危険感知判定を振らずとも、ダグラスがあなたたちよりもはるかに鍛え上げられた冒険者であることを肌で感じることでしょう

パステル:「おお怖い。嫌ですね、小粋なジョークですよ。ワタシとて置かれた状況を把握してない訳じゃないです」

サラ@GM:「私としてもついてきたいのは山々なんですが、さすがに武器がないと斬り殺されてしまうんで。向こうも私を素手でここに置いてることで、互いに抜け駆けしないように牽制しあってるんですよ。だからついていけません」

スイセ:「ちょこっと冒険者業のサラさんを見てみたい気もあったのですが、ダメですか……」

ネクロ:「サラさんが一緒なら心強いと思ったんですけど、残念です」


 なぜサラがさっさと単騎で迷宮に凸らずダグラス冒険団に固執しているのかというと、転移魔法を使える高練度の神官や魔術師を抱えているのが彼ら以外に心当たりがないからである。ダグラスはダグラスで迷宮の再攻略を考えているが、先の失敗によって戦力が大幅に下がってしまったため、セレナを盾にどうにかサラを手懐けたいと考えていること、また元々魔剣を報酬にしていたものの実際は惜しいと思っており、安易にサラを連れて行って魔剣を持ち逃げされるのを危惧していることから両者の関係は膠着している……というのをセッション中に説明できないダメGM。

 この辺の説明が足りずにPCに二の足を踏ませてしまったのは大きな反省点である。


サクラ:「うわぁ、自分で行った方が確実なんじゃないですか? 魔剣の持ち逃げの心配もありませんし」

ルドルフ:「煽るな。俺たちは仕事の話をしているだけだ」

サクラ:「率直な意見ですよ」

ルドルフ:「それを煽るって言うんだよ。あんたの言葉は真っ直ぐだから余計に刺さる」

サクラ:「難しいですねぇ、これで喜ぶ人もいるんですよ?」

ルドルフ:「……それは特殊な奴だ」 頭抱えつつ

ルドルフ:「一応聞いておきたい。セレナ・オーサの無事を確認した上で、魔剣の回収は困難と判断し迷宮を出ることについては俺たちの好きにしていいか?」

パステル:「我々が優先すべきはコーセツ殿の依頼、つまりオーサ姉妹の救出、解放。で、サラ殿を解放するには魔剣が必要。受ければいいんじゃないですか、依頼」

スイセ:「私としては、依頼を受けずともラクーンに潜っても構わないのですが……」

サクラ:「そうなんですよねぇ。依頼を受けなくてはならない義理がないので」

ダグラス@GM:「魔剣の回収をせずに迷宮を出る、か。フフ、できるものならやるといい。魔剣を手懐けることが一番確実に迷宮を脱する方法だと思うがね」

パステル:「可能性皆無とは断言できないですけど、多分無理ですね。ワタシまだ【テレポート】使えないですし」

クロエ:「そっちは“転移魔法の使用の是非を確認できる”レベルで行ったんだからね。私たちのようなひよっこができるかと言えばまぁまぁ」

スイセ:「私も、【エスケープ】はまだできません」

サクラ:「完全に捨て駒ですよねぇ、気に喰わない」

ネクロ:「無事脱出するには、やっぱりセレナさん達と合流した上で魔剣を回収するのが最善なんですか」

スイセ:「今の私たちが魔剣の迷宮を攻略するには、そうなりますね」

ルドルフ:「……魔剣の回収も結局やらないことには俺たちがミイラになるってだけの話か」

ダグラス@GM:「言ったろう、君たちはこの依頼を受けない権利があると。セレナ・オーサを見殺しにして自分の身を守るといい」

サクラ:「私はこの依頼を蹴って迷宮に潜るのも一興かと。それなら魔剣を譲渡してやる理由もありませんし」

ルドルフ:「いや、それはそれでまずい。仮に成功したとして、今度はこいつらと魔剣の処遇で争うことになりかねない」

クロエ:「……いいや。受けよう。セレナちゃんのことを鑑みるなら、ね」

サクラ:「まったく、帰ったらハンバーグの下ごしらえをするつもりだったのですが、日帰りは難しそうですね」

ネクロ:「言い回しが嫌な感じがするけど、でも、サラさんとセレナさんと一緒に宿に帰るためなら……!」

スイセ:「依頼の報酬もだけど、お前がセレナさんの命を握ってるような口ぶりだな」

ダグラス@GM:「勘違いしてもらっては困る。私はセレナ・オーサの命に対しては“不干渉”だ。呪術で命を握っているなどということはない。彼女の生死は君たちの良心にかかっている、というだけの話さ」

ルドルフ:「依頼を受けることには賛成だ。どちらにしても俺たちに選べる余地もなさそうだしな」

パステル:「ワタシも同じく」

クロエ:「サラさんには悪いけどね。取引に応じようと思うけど、感情論以外で否定的な意見はある?」

ネクロ:「ボクも受ける事には賛成ですっ」

サクラ:「私はあまり気が乗りませんが……皆様に合わせます」

スイセ:「う、感情論以外には特にないです」

サラ@GM:「ほんとヤな男ですねえ。不倫の果てに裏切られて脇腹抉られろ!」

ダグラス@GM:(スルー)

サクラ:「あなたはゲイの黒タビットにでも掘られるといい」

パステル:「品性が疑われるんでその呪詛今後使用禁止で」

サクラ:「では、腐男子のえさにされろ。女装家の男娼にはまって破産しろ」

ルドルフ:「お前はしばらく黙ってろ」 サクラさんにチョップ

サクラ:「ぎゃふっ」


 ひとまずは渋々ダグラスの依頼を受けることにした一行。魔剣の迷宮の入口は、グラスノ王国から一日ほど移動した先にある。セレナと行動をともにしているであろうポーターのルーンフォークたちの処遇は「好きにしろ」と冒険者たちに一任される。


クロエ:「好きにって……そっちはあんたたちの仲間じゃないの」

ダグラス@GM:「仲間、ねえ。君たちはそう言うだろう」 サクラさんに侮蔑的な視線を送りながら

パステル:「無駄ですよ、クロエ。ルーンフォークがどんな扱いを受けてるか、さっき理解したでしょう」

サクラ:「というかそもそも仲間意識弱そうですしね、ルーンフォークじゃなくても同じでしょう」

ネクロ:「……ここの人たち、ルーンフォークに対する視線とか扱いとか、すっごく不愉快」

クロエ:「前時代的な奴」

サクラ:「賢そうに見えます?」

ルドルフ:「いちいち突っかかっていたらキリがないぞ。今はやめておけ」

ネクロ:「う、うん。でも、サクラさんが悪く言われてるみたいでやっぱ嫌だなって思っちゃったから……」

サクラ:「むぅ」

ダグラス@GM:「好きに言うのは結構だが、依頼を受けた以上は私が君たちのクライアントだ。成果に期待しているよ」

クロエ:「そりゃどうもご期待あれ」

ルドルフ:「あぁ、あんたはあくまで俺たちのクライアントだ。だから、俺たちがどう思おうとあんたには関係ないし、逆もまたしかり。そうだろう?」

スイセ:「食料、買い込んどかなきゃですね」

サクラ:「私は今からルーンフォークじゃないので気にしなくて大丈夫ですよ、ネクロ。そうですね、グラスランナーあたりだとでも思っておいてください」(どやっ

ネクロ:「えっ、サクラさん、ルーンフォーク以外にもなれるんですか! じゃあ、今の間はグラスランナーって思っておきますね!」 きらきら

サクラ:「ええ、なので心配しなくて大丈夫ですよ、ネクロ」

ネクロ:「うんっ! 心配しないようにします! あと呼び捨てなのやっぱこそばゆいなあ」 ごにょごにょ

サクラ:「お気になさることはありません、慣れるまでの辛抱ですよ、ネクロ」

ネクロ:「ああっ、こそばゆいって言ってるのにいじわるー。良いもん、サクラさんもいつかお姉ちゃん呼びしちゃうもんね」

サクラ:「かかってきなさいネクロ。お姉ちゃんはいつでも受けて立ちますよ」

サラ@GM:「ああ、もう……みなさん、どうかご無事で。ひとりも欠けてはいけませんよ」

クロエ:「ま、セレナちゃんのことは任せといてよ」

サラ@GM:「よろしくお願いします。でも本当に、引き際を見誤ってはいけませんよ」

パステル:「我々の最善を尽くしましょう。それだけです」

スイセ:「サラさんのことも心配ですが、なるべく早く、セレナさんを連れて戻ってきますので」 サラさんにはぐーしてから出発準備に行こう

クロエ:サラさんにセレナさんの技能だけ聞いてもいいですかね

サラ:フェンサー8、スカウト7、アルケミ3です

クロエ:最低限の自衛はできてそうね。お荷物抱えてるとわからんが

スイセ:でもお腹が減ったらどうしようもないぬ(ぐーぎゅるぎゅる)


 その日は消耗品の補充や休息に費やすことにした一行。アンデッドが多く出没する土地柄、という情報を出しているので〈ホーリーウォーター〉を買うPCがちらほら。そして約束通りハンバーグを作るサクラ、それを頬張るスイセ。しあわせそう。

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