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【SW2.0】業物その名は【FCリプレイ】  作者: 赤星
FC1話:業物その名は
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【シーン2:情報屋ハティを探せ】


 自己紹介も済んだところで、情報屋を見つけ出すかどうかを相談する一行。サクラがセッション中唯一と言ってもいいまともな意見を出し(「依頼を失敗しても多少信頼が落ちる程度。無名の私たちには大した痛手ではありません。ここはリスクを避けるべきかと」)、情報屋を探す方向にまとまった。


アリソン:ところで情報屋のハティさんどうやって探しましょ。情報屋さんがたむろっているのって酒場とかなんです?

流れ水@SM:シティアドとかやらないのでわかんないです!!!(ここに来て役立たずと化すSM)

赤星@GM:では情報屋を探すことに話がまとまったあなたたちへ、セレナが声をかけてきます

セレナ@GM:「ハティなら、《縁起物》っていう、冒険者の宿。そこによく、出入りしてるって。きょうもいるかは、わからない、けど」

アリソン:これってPLのうち誰かが場所とか知ってるってことで良いんです?

赤星@GM:《縁起物》への道順はサラが教えてくれますね 少し離れていますが、行こうと思えば地図を頼りに行けます

ネクロ:今ある情報がそれのみなら、まずそっから攻める方が良いですかね……!

アリソン:「本当!? ありがとう、えっと……エレナちゃん!」

セレナ:「セレナです……」

アリソン:「あわわっ、ごめんね、セレナちゃん!」

パステル:「その《縁起物》とやら、ダメ元であたってみるべきでしょうかねえ。なにせ今は情報がない」

スイセ:「ハティさんがいなくとも、ハティさんの情報があるかもしれませんね」

ネクロ:「そこに行かないと、今は何も分からなさそうですしね。行ってみましょうよ」

サクラ:「セレナさん、笑えば緊張もほぐれます。それに、せっかくおいしそうなかわいい顔もそんな表情じゃあ冷めてしまいますよ?」ほっぺを指でむにってして口元を吊り上げさせます

セレナ@GM:「は、はひ」(ニタァ)

流れ水@SM:にたぁ

サクラ:「よろしい。ごちそうさま、素敵な笑顔をありがとうございます」 にぃ……

スイセ:(サクラさん、優しくアドバイスしてる……いい人だあ)とスイセは思っています。(ほっぺむにーを見ながら)

アリソン:(あっ、セレナちゃんのほっぺすごくやわっこそう……いいなぁ)(ほっぺむにーを見ながら

サクラ:(もっとおいしく料理して差し上げますね……)

アリソン:セレナちゃん逃げて超逃げて

パステル:(矛先が別に向いて助かった)

ネクロ:(パーティはこれで一応安全)

スイセ:(セレナは犠牲になったのだ……)

アリソン:(なんということでしょう)

赤星@GM:はい、ではサラ、セレナ、ムーディアに見送られながらあなたたちは《縁起物》に向けて出発するということですね

スイセ:あ、出発の前にラックかけたいです

赤星@GM:行使判定どうぞ

スイセ:2d6+2+3 行使 SwordWorld2.0 : (2D6+2+3) → 4[3,1]+2+3 → 9

スイセ:「みなさまにささやかながら、ル=ロウドさまの加護のあらんことを」 まあ効果あるの自分だけなんですけどね

赤星@GM:はい 無事にラックがかかりました

流れ水@SM:みなさまと言いつつ自分にだけ加護をかけていくスタイル、嫌いじゃないよ

アリソン:「まずはジョーホーヤ探しだね! ……なんですね! 行きまひょっ!?」(噛み

赤星@GM:サラの地図を頼りに《縁起物》に到着したあなたたち

《縁起物》の少年@GM:「ハティ? ついさっきまでここにいたんだけどなあ。次の仕事場に行くって出て行っちまったぞ」

赤星@GM:カウンターの中で伝票をめくっていた少年にそう言われてしまいます

スイセ:「い、入れ違い……! ル=ロウド様への信仰が足りないばかりに……あうう」

アリソン:「そんなぁ! 次のお仕事場ってどこか聞いてないかな、ですか!?」

ネクロ:「せっかくここまで来たんですもん、無駄足にはしたくないですもんね……!」

スイセ:(剣を撫でて)「ここまで来たら、追いかけて初志貫徹と行きたいところだな」

《縁起物》の少年@GM:「向こうも商売だからな。詳しいことは教えちゃくれなかったが、工業街の方に行ったと思うぞ」

赤星@GM:まあ、あなたたちはたらい回しになるっぽい気配を察知します。判定が必要になりますが、足で探すこともできますよ。探索判定、目標値は13です。挑戦する場合は、それなりの時間が経過するとして処理します

スイセ:2d6+1+3 探索判定 SwordWorld2.0 : (2D6+1+3) → 10[4,6]+1+3 → 14

スイセ:「ル=ロウド様を信じる者は救われるのですね……!」

赤星@GM:では《縁起物》を出て次の目的地に向かう途中、スイセさんは人混みの中から「ハティ」という単語が聞こえてくるのを耳にします。思わず振り返ると、露店のおばちゃんとシャドウの少年が話し込んでいますね

赤星@GM:おばちゃんは少年に果物を押し付けながら、「ハティちゃんはどうのこうの」と言っています。通る声なので雑踏の中でもよく聞こえますね

スイセ:「サクラさん、あの人たち、ハティさんの話をしています!」 頼りになりそうなサクラさんの腕をちょいちょい引っぱります

サクラ:「そのようですね。ありがとうございます、私だけでは気が付くことはできませんでした」 スイセさんの手を握ります

スイセ:? 握り返します。

スイセ:「あのう、ハティさんの話をあの方たちに伺ったほうがいいのでは……?」

サクラ:「そうですね。行きましょうか」 ほかのメンバーに声をかけます

アリソン:「見つかったの!?……です?!」 ってついて行きます

ネクロ:「スイセさん、すごいです!」 って目を輝かせて喜びます

赤星@GM:おばちゃんのおみやげ攻撃をしのぎきったらしい少年が、あなたたちに背を向けて歩き出そうとします

スイセ:「あの、すいません、ハティさん」 とりあえず声をかけてみますねー。その後おどおどします。

ハティ@GM:「ん?」 スイセさんに呼ばれた少年が振り返ります

サクラ:後ろでは少年を足止めしようとタビットドールを振りかぶっているサクラ姐さんがいます

サクラ:「おやぁ、またおいしそうな……」 ニヤァ

ハティ@GM:「おっと、手荒な挨拶だな。売られた喧嘩は買うが?」

パステル:「……あー、あー。失礼ですが、貴方が情報屋のハティさんでよろしいでしょうか?」

ハティ@GM:「確かに、俺がハティだよ。お客さんかい?」

サクラ:タビットドールはおろして敵意のないことを伝えます

パステル:「ええ、まあ。フェンディル西の遺跡で魔剣が見つかった、という話を聞きましてですね、詳しくお聞きしたいなと」

ハティ@GM:「その話、誰から聞いた?」

パステル:「ムーディア殿です。彼は我々冒険者に、魔剣の回収を依頼されまして」

ハティ@GM:「ははあ、ムーディアの旦那か。なるほどね。俺も中まで入ったわけではないから、遺跡の内部をすべて知っているわけではないよ」

ハティ@GM:「それでもいいなら、そうさなァ。初回価格でおまけしてやるよ、400Gだ」 片手の人差し指と親指でまるーい形を作ってます


 初期作成PCがそんな大金残しているはずもなく、財布の中身を確認しあうPCたち。ちょっとリッチなネクロは205G、すかんぴんはアリソンの5Gだった。かなしみ。みんなでカンパし合い、なんとか400Gを捻出する。


ハティ@GM:「まーいど」 チャリーン

ハティ@GM:「それじゃ、場所を変えようぜ。ここじゃ商品をタダでばらまくことになっちまう」

パステル:「そうですね。皆さん、彼に付いていきましょう」

赤星@GM:ハティが案内したのは、あなたたちが先ほどまでいた冒険者の宿《縁起物》です。奥のテーブル席にあなたたちを誘導したハティは「さて」と話し始めます

ハティ@GM:「遺跡の情報だったな。お宅ら、冒険者を始めたてと見た。あまりフェンディル周辺の遺跡群について知らないだろう」

パステル:「ご明察の通りです。我々、パーティを組んだのは今日が初めてで」

ハティ@GM:「この辺りは魔導機文明時代に作られた大小様々の遺跡がアリの巣のようにポコポコあるわけだが、お宅らがこれから向かう遺跡は、その中でもかなり小さい遺跡のひとつだ。かつての有力者がお遊びで作ったようなやつだな」

ハティ@GM:「あの辺りの規模なら、部屋数は6もありゃあいいところだろう。冒険者のピクニックにはちょうどいい案配さ。ただ、警戒すべきは罠と魔導機械、ドゥームだ」

赤星@GM:ドゥームの名前を出したところで、ハティの眉が少し寄ります。希望があれば魔物知識判定どうぞ 11/15です

パステル:2D6+1+4 魔物知識判定 SwordWorld2.0 : (2D6+1+4) → 8[2,6]+1+4 → 13

ネクロ:2d6+1+3 魔物知識判定 SwordWorld2.0 : (2D6+1+3) → 6[4,2]+1+3 → 10

赤星@GM:では、パステルさんだけ知っていた感じですかね(データ公開)。共有メモご確認ください

流れ水@SM:レベル5エネミーだよ。超強いよ

パステル:エンカ=全滅フラグやで。世界樹で言うところの序盤カマキリやで

アリソン:会わないように頑張る系ですね把握

ハティ@GM:「ドゥームは作られたのが随分昔なもんで、エネルギー切れを起こしていたり部品の経年劣化で動かなくなったりしているものが大半だ。だけど、モノによってはまだ稼働する個体もある。もし万が一ドゥームを見つけたら、余計なことはしないほうが懸命だ。熟練の冒険者だって手こずる相手さ」

ハティ@GM:「お宅らが自分の命をどう扱おうと知ったこっちゃないが、若い命をここで散らすのはもったいなかろうよ」

赤星@GM:ハティは自分の荷物をごそごそまさぐると、一枚の地図をあなたたちの前に出します

ハティ@GM:「あと、新米冒険者に俺からのサービス。ほら、遺跡の間取り図だ。俺も別口から買い付けたものだから実際に確認はしてないし、中で何か起こっていたら間取りが変わっている可能性はあるが、まあまあ信用できるだろ。旦那からの依頼じゃ、情報を流した俺の沽券にも関わってくる。持って行け」

パステル:「では、ご厚意に甘えて」 間取り図を受け取ろう

アリソン:「ありがとう、ハティさん!」

スイセ:「あ、ありがとう、ございます」

ネクロ:「ありがとうございます!」

サクラ:「お気遣いありがとうございます」

ハティ@GM:「代金分の情報は話したぜ。俺は次のアポがあるからもう行くが、ここの飯はまあまあうまいぞ」

赤星@GM:現在時刻は13時前でしょうか、昼を過ぎたあたりですね。ハティは去り際にひらひらと手を振りながらこう付け加えます

ハティ@GM:「それと、そうだな。ああいう遺跡には隠し部屋があるというのが定石だ。空洞音のする壁とか、探してみてもいいんじゃないか?」

パステル:「はは、それはなかなか面白い情報ですね。念頭に置いておきます」

アリソン:ご飯が美味しかろうとアリソンは食べれないのである(所持金

サクラ:サクラさんがみんなの分払ってもいいって! デザートはいただくそうだけど

スイセ:デザート(意味深)

赤星@GM:ハティからの情報は以上です。ここから遺跡まではおよそ3時間ほどなので、いまから出発すると到着は夕方になってしまいますね。どうしますか?


 明日の朝、遺跡探索に備え今日は自由解散をすることに。


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