魔王戦前
3/4まで制圧できた。いつあいつら来るんだよー。待ちくたびれてるとセバスが来た
「ヤマト様人間一行を見つけたの報告があったのですが、それが同じギルドの人なのか?分かりません。私達は合った事がないためです」
「そうか、でも良いよ。この中呑気に歩いてる人間なんてやつら以外居ないだろ。ドラゴンとアマンダがやり取りしてるから、あそこいってドラゴン借り受けて見つけた付近探索してここまで連中セバスが連れてきて」
後は時間が解決してくれるだろう。僕は慎重にダンジョン制圧を行った。かなりのモンスターを浪費してしまった。このダンジョンのモンスターはクリエイト後すぐに突撃させてるので全滅。良いモンスターを残したかったが一方通行なのでそれが出来ない。追加で過去この領域で手に入れた雑魚モンスターをすぐにけしかけていた。ただもう良かったこれで間違いなく最後だから。自分の手で育てたモンスター以外なら平気でコマに出来る。クリエイトそのものには何ら感情が無かった。
ギルメンが到着した。以前からずっと知ってるメンバーと過去に組んだことがあるセレスタ・ボールドとアンナ・ハーストが来ていた。支援タイプと回復のスペシャリスト。ただどれだけ素晴らしい回復アビリティでも蘇りだけはなかった。まだ僕が知らないだけであるのかな?このあたりは分からない。基本攻撃こそ最大の防御で彼女らのアビリティはすごく有用だった。
モニカ・モンターク。陳劉。リンダ・ハミルトン。ビーチャ・ヘインズ。ダック・ハモンド。セレスタ・ボールド。アンナ・ハースト。
そうそうたるメンバーだがまだまだうちには精鋭メンバーが居る。敢えて少数にしてもらった。僕が秘密裏にすべて他は片付けるからだ。
「やあダック待ちくたびれたよ」
セバスを指差して
「あれ誰だ?」
「ああモンスターの中で人に近くなるモンスターもいるんだよ。一応モンスターだよ。ミーシャ見れば分かるでしょ?」
僕は嘘を言った。今ひらめいた僕は魔族の存在をマスター以外には隠蔽する事にした。あくまで彼らには魔王を倒してくれるだけで良い。
「大半制圧終ってるからさあ行こう!」




