表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

lying dead on the street

作者: 西框 清隆

散らかしたままの僕の世界は

いつまで経っても廃墟の街で

裸足で歩くにはもう遅すぎる


傷らだらけの腕が軋んで痛む

何もかもつかめないままで

息苦しいベッドの上で夢現


はやく、baby

ここに、おいで

先は、ランウェイ

消えた夢ばかりが通り過ぎていく


どこへ、逝くの

I love you、本能

けれど、洗脳

愛情なんも疑惑のかたまり


ぼんやり浮かぶ街は、青信号に照らされいて

どこか寂しく僕の瞳に映って消えた

君の姿は輪郭を失って、僕は夜空の街灯が照らす道の上


知り尽くすした辞書の世界では

知らなかった退屈が迎入れて

愛すら廃れて虚構の夢となる


骨軋み、音が響く暗闇の隅で僕は

宙に舞う虚言と虚構を見たまま

息苦しい空気を吸い綴けている


ここが、全て

はやく、逃げて

道は、ランウェイ

挙動不審なピエロが歩き出している


愛は、欲望

I love you 双眸

けれど、逃亡

愛情なんも虚構の戦場


視線が交わる一時は、熱情が絡んでいても

何処か冷めた目で世界を写していた

僕は輪郭を失って、夜空の下の白線に寄り添って息をした


次は何を抱くの

愛情、欲情、寂しさ、辛さ

埋めても空いて、マンホールは深いまま

戦場 、楽園、痛み、悲しみ

流した涙はアスファルトに落ちていく



ぼんやり浮かぶ街は、青信号に照らされいて

どこか寂しく僕の瞳に映って消えた

君の姿は輪郭を失って、僕は夜空の街灯が照らす道の上


月明かりに照らされて、僕は道に横たわって、息をした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ