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単純な話

作者: コウマ

 頭の中で〇を描いてみてください。

 大きさや色はどんなものでも構いません。ただし形はちゃんとした円の方が都合がいいです。


 今あなたの頭にある円は、この世界です。

 地球でも構いません。

 世界には二通りの結末があります。


 それは『ある』か『ない』のどちらかで、確率二分の一。

 頭の中に〇に、線を引いて下さい。

 

 次に人間にも二通りの運命があり、それは『見つけられる』と『見つけられない』の二つに一つ。

 そして環境と自らが干渉し合い、全ての結果が生まれます。

 もう一本線を、最初の物と十字になる様に引いてください。


 『あるモノを見つけられる』『あるモノを見つけられない』『ないモノを見つけられる』『ないモノを見つけられない』の四種類が生まれました。


 しかし『ないモノを見つけられる』と言う結果は、存在しません。

 なので世界の結果は全て、上記の三通りになることになります。


 つまり人間が動くと、三分の二の確率で失敗。

 しかし裏を返せば、どんなことでも三分の一は成功の結果が出る。


 三百人の内、百人は望むものを手にすることが出来るのです。

 

 ましてあると分かっているものであれば、二分の一で成功。

 あるモノがある場所を知っているのであれば、それはほぼ100%の確率で手に入れることが出来ます。


 あとはその場所に向かうだけなのですから。

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