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  作者: 外山
42/216

時刻は19時



野波佳、外山、九頭、渡部、徒仲、北脇の6人は、近所の寺に来ていた


大晦日という事でそれなりに賑わっており、出店も出ていた


これだけの人がいる寺というのはどことなく胡散臭い


更に客寄せの為なのか、歌舞伎が行われていた


寺の一部の建物を使い、大掛かりなセットが用意されていた




「おー!すげえ人いっぱいいるぞ!」

「おみくじ引こー!おみくじ!」

九頭と徒仲は賑わう景色にはしゃいでいた

「おみくじは年が明けてからでしょ!とゆうか騒ぎすぎないようにね」

北脇は先に2人に注意する

「もうなんでもいいからよー、早く先輩方と合流しようぜ てめーらといてもしゃあねえよ」

外山はため息をつきながら周りを見渡した


「、、、、、」

渡部はみんなの会話を黙って聞いていた

「どうしたんだよ?元気ねえな」

野波佳はふと渡部に訊ねた

「え?そ、そう?」

「なんだよ やっぱ誠哉がいねえとつまんねえか?」

野波佳はからかうように言った

「は、はぁ!?なにが!?」

渡部の顔は真っ赤に染め上がった

「はは!冗談だよ なんか静かだからよ」

野波佳は笑いながら2、3歩、渡部より先に歩いた

「、、、むぅ、、、」

渡部はモヤモヤした気持ちのまま歩き出した






「よーし!みんな、ちゃんと手洗いした!?」

「はーい!」


鈴科孤児院では年越しそば作りが行われていた


子供達は調理室に集まり、そばの材料を用意し、作る準備をしていた


おばあさんはダシを作っており、麺作りは子供達が協力して行うのだ


「ちゃんと言う事聞いてね!難しくないから!」

鈴科は腕をまくり、本を開いた

「まずはね、、、」


ガラガラ


鈴科が本を見ていると扉が開いた

「お、ちゃんとやってるか?」

入ってきたのは桐島だった

「誠兄!」

「遅いよ誠兄!」

子供達は桐島に集まってきた

「よ、寄んなよ ちゃんと愛の言う事聞け!」

桐島は子供を追い払いながらジャンパーを脱ぐ

「危なかったんだよ!もう少しで愛ちゃんが作り出すところだったんだ!」

「愛姉ちゃんが作ったらおそばがもったいないよ!」

子供達は桐島に泣きついた

「どういう意味よ!」

鈴科は子供を指差しながら言った

「まあとりあえず、いつもみたいに作るんだろ?みんなでさっさと作ろうな?」

桐島は子供達の頭を撫でながら作業に取りかかった








浜、片岡、瞬、安川も歌舞伎がやっている寺に来ていた


「不愉快な場所ねー!ここは!」

安川は荒んだ目で周りを睨みつけていた

「なにがよ、、、」

瞬は溜め息混じりに訊ねる

「カップルばっかりじゃーん!純はムカつかないの!?女は男と!男は女と!」

安川はここぞとばかりに言い放つ

「べ、別に私は、、、」

「はぁ!?なんでムカつかないのよ!あー分かった!あんた男いるんでしょ!?」

「い、いないよ、、、」

「浜さんもなんかいるらしいしさー!ズルいよ!純のケダモノー!男たらしー!」

「うるっさいわねー!!いないっつってんでしょ!!」

瞬は安川の言い草に我慢出来ず、怒鳴り散らした

「大体ね!いたらクリスマスも大晦日もあんた達といないわよ!!そーゆー僻んでる姿勢が男を寄せ付けないんじゃないの!?」

「ひーーっ!!」

安川はしゃがみ込み耳を閉じて瞬の口撃を逃れようとした


「騒がしい奴らだ、、、」

「全くもってそうね~」

浜と片岡は2人の様子を見守っていた

「ところで薫ちゃん?」

「なんだ?」

「どんな彼なのかしら?」

「、、、綾、もういいだろう、、、」






浜薫の彼氏なる存在を、この【縁】で登場させる予定は一切ありません




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