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  作者: 外山
171/216

過去編〜誠〜3

「え〜!?じゃあホントに子供出来たの!?」

響子は声を上げて驚いた 思わず立ち上がってしまいそうなほど興奮したが、なんとかそれは抑えた


桐島誠、波崎美希、山田響子の3人は喫茶店にいた

今、声を上げた女性は山田響子【やまだきょうこ】である

響子は美希の親友で、幼馴染だった

学生時代は小中高と同じで、互いに知らない事は無いというほど心を許しあっていた

今はデザイナーをしているが、ゆくゆくは花屋を開きたいという夢もある


「うん、、、そうみたい」

美希はコクっと頷き、耳元の髪を触った

「へ〜、誠君、根性無さそうな感じでヤる事やってんじゃん!」

響子は茶化すようにニヤつきながら誠をいじった

「ちょ、ちょっと響子!」

「げ、下品な言い方すんな!」

2人は恥ずかしそうに響子を注意した


カランカラーン


喫茶店の出入り口が開く音がした

「うぃーっす 来たぞ誠」

入ってきたのは後藤恭丞だった 恭丞は相変わらずの無精髭で人相も引き締まらないが、警官をやっている 誠とは中学時代からの親友である

「遅えよ、、、せっかくお前の馴染みの店、選んだのに」

誠は呆れたようにため息をつきながら恭丞を見た

「いいじゃねえか 貴重な休み削ってやってきたんだからよぉ あ、マスター、アイスコーヒー頼むわー」

恭丞は響子の隣のイスにどさっと座った

この喫茶店の常連である恭丞は手慣れた様子でマスターに注文を入れた

「すいません後藤さん お忙しい中、、、」

美希は慌てて頭を下げ、丁寧に礼を言った

「いやいや、美希ちゃんは謝んなくていいよ どうせヒマだったし」

恭丞は素早く手を振りながら笑顔で答えた

「そうよ美希 どうせこの人、休みの日はナンパか風俗のどっちかなんだから」

響子は冷たい目で恭丞を見ながら言い放った

「どんなイメージだよ俺は、、、」

小さい声だが、恭丞は響子に言い返した



「んで?どうすんの?」

先ほどきたアイスコーヒーを飲みながら恭丞は仕切り直した

「、、、おう、その事なんだけど、、、」

誠はまごまごした口調で話し出した

今日は美希が妊娠した事について話をしようと恭丞と響子をここに呼んだのである

「響子ちゃんと恭丞にはそれぞれ話したけど、、、今、美希が妊娠してて、、、どうしようかって、2人で色々話し合ってさ、、、」

誠はそこまで言うと、チラッと美希の表情をうかがった 美希は照れた様子で頷きながら、ゆっくり口を開いた

「、、、結婚しよ、って、、、なりました、、、」

美希は小さく頭を下げながら恥ずかしそうに2人に報告した

「、、、、、」

「、、、、、」

恭丞と響子は黙って顔を見合わせた その沈黙はピンと張り詰めた空気を生み出した


「、、、ヒューー!おめでとう美希!」

「絶対それがいい!マスター!生4つ!」

響子と恭丞は本人達より舞い上がっていた 注文を受けたマスターは小さい声で「ねえよ」と呟いていた

「う、うん ありがとな」

2人の盛り上がりように誠は気恥ずかしそうな表情を浮かべ、頭をかいた

「いや〜結婚かぁ いつぐらいに籍入れようと思ってんだよ?」

少し落ち着いた恭丞はアイスコーヒーの氷をストローでくるくる回しながら訊ねた

「、、、いや、、、それが、、、」

誠は困った様子で目を泳がせながら口ごもった

「まだ、、、結婚しようって思っただけなんです、、、準備も全然で、、、」

美希は小さく首を振りながら恭丞に説明した

「準備って、、、でもそんなの時間の問題でしょ?」

響子は小首を傾げながら2人の表情をうかがう

「、、、うん まあ、、、」

誠は煮え切らない頷き方をした

「まだ、、、お父さんとお母さんに言ってないんだ、、、」

美希はコーヒーに映る自分の顔と目を合わせた




数日後


誠は駅にいた

この駅は新幹線も通る大きな駅で、構内は売店や靴屋、飲食店などが並んでいた

そんな道を通過し、誠は今、改札口の近くにいた

「誠君!」

少し離れた場所から美希が声をかけてきた 小さく手を振り、小走りで誠の元へ駆けつけた

「おっ、おう、!美希!だだ、大丈夫かよ そんなに走って!」

「大丈夫よ 病人じゃないんだし」

美希はいつものツンとした口調だったが、今は以前より丸みを帯びているような印象だった

「それより、、、緊張しすぎよ まだ会ってもないのに」

美希は誠のスーツの襟元をキュッと引き締め、ネクタイはわずかに緩めた

「お、おう、、、だ、だよな」

誠は汗をダラダラかきながらそれをポケットから取り出したハンカチで拭った

「、、、大丈夫よ、、、誠君なら、、、」

美希は誠の右腕をぎゅっと抱きしめ、優しく微笑んだ

「、、、ああ」

誠は深く呼吸し、なんとか落ち着いた

「じゃ、、、行こ?」




2人は新幹線に乗っていた

美希の両親は現在埼玉にいた為、新幹線を使わないと会える距離ではなかった


「み、美希の両親って、何してるんだっけ、、、?」

「孤児院で働いてるよ 私が会社に就職して一人立ちしたのをきっかけに、お母さんの出身地の埼玉で、新しく孤児院を立ち上げたんだって」

美希は両親から聞いた話を思い出しながら説明した

「そ、そか、、、孤児院、、、ね」

誠は新幹線で埼玉に近づけば近づくほど緊張が増してきていた

「〜〜、、、はぁ」

そんな誠を見て、美希はため息をついた

「しっかりしてよね!びくびくして、情けないわね!」

いつまでも開き直れない誠に、美希は強い口調で叱った

「わ、分かってるよ ふぅ〜、、、」

誠は緊張を解こうと深呼吸しながらネクタイを締め直した




2人は孤児院の前についた

駅から歩くには少々遠いが、そのおかげで誠は少し落ち着いていた

「、、、ここ?」

誠はその孤児院の施設を見て首を傾げた 誠の孤児院のイメージは、教会のようなモノや、童話に出てくるような森の家だったが、この孤児院は違った

この孤児院は一階建てだった だがやたらと広く、塀に囲われている 駐車場も50台分はあった

「うん 私も一年ぶりぐらいね」

物珍しそうに孤児院の外観を眺める誠を見て、美希はクスクスと笑った

「、、、?でもこれ、鈴科って、、、波崎じゃねえのか?」

誠は看板を指差した そこには、鈴科孤児院、と記されていた

「鈴科はお母さんの旧姓なの 孤児院はお母さんの希望で立ち上げたから、お母さんの方の名前を使ったみたい 波崎はお父さんの名前ね」

美希は順に分かりやすく説明した

「へぇ、、、お父さん、、、ね」

「一応先に言っておくけど、ちょっと厳格っていうか、、、堅い人だから、、、」

「、、、お、おう、、、大丈夫、、、」

誠は頷き、顔を上げて美希の顔を見た

「絶対、、、認めてもらうから、、、」

誠はまだ緊張はしていたが、さっきより吹っ切れた覚悟のある表情をしていた

「、、、うん」

美希は嬉しそうに安心した笑顔を見せた




2人は孤児院の中に足を踏み入れた

玄関には下駄箱があり中にはスリッパが入っていた

観葉植物も置いてあり、奥へと続く廊下もある

受付のような場所もあった


その受付の奥についている扉がガチャっと開いた そこから、20代後半だろうかという男が出て来た

「おっ、美希ちゃん!久しぶりだねぇ~、帰ってきたの?」

男はもの柔らかな軽い言葉遣いで美希に声をかけた

「はい ちょっと、、、」

「あっ、、、もしかして、君が桐島君かい?」

美希の隣に立つ誠を見た男はニヤッと笑って見せながら言った

「えっ、あ、はい、、、」

誠は名を知られている事に驚き、少し萎縮した

「、、、はっ⁉︎も、もしかして、、、お父様ですか⁉︎」

誠は途端にピシッと背筋を伸ばし、顔を強張らせた

「はぁ⁉︎どう考えても違うでしょ!年なんて五つ六つしか変わんないし!」

「え、、、違うの、、、?」

緊張してパニックになっている誠に、美希は素早く的確にツッコんだ

「ははは!話に聞く通り、面白い人だねえ!」

男はそんな2人のやり取りを腹を抱えながら楽しそうに見ていた

「、、、じゃ、じゃああなたは一体、、、?」

誠は落ち着きを取り戻し、改めて男に訊ねた

「僕はただここで働いてる雇われ受付員さ 草津談司と言います よろしくね」

草津はニコッと笑顔で誠に挨拶した

「そうなんですか、、、俺は桐島誠です よろしくお願いします」

誠はすっかり緊張も取れ、丁寧に挨拶した

「知ってるよ 美希ちゃんからたまに話は聞いていたからね」

「えっ?そうなんですか?ちなみにどんな話を、、、?」

誠は一歩草津に近づき耳を寄せた

「ちょっと!やめてくださいよ談司さん!」

草津は横から止める美希の言葉を聞かず、誠に話し出した

「基本的には仕事のダメ出しが多かったかなぁ」

草津は今まで少しずつ美希から聞いてきた誠の話を思い出し、総括して言った

「え、、、」

「弱々しいし度胸もないし情けない!って、、、すっごい幸せそうにいつも話してたよ」

「も、もう!行きますからね!」

美希は誠に腕を掴み、引っ張りながら奥の廊下を歩いた

「えっ、ちょっ、、、」

「はは!素直じゃないけど良い子だから!美希ちゃんは!」

「うるさいです!」

美希は恥ずかしさを隠す為に怒鳴ると、そのまま廊下を歩いていった





数分後

誠と美希は応接間にいた

豪華なデザインが施されたソファー、同じような模様のカーペット、透明のガラスのテーブルが設置されておりそこに熱いお茶が入った茶飲みが置かれていた

そして、テーブルを挟んだ向かいには美希の両親が座っていた

「遠いところからはるばるご苦労様 楽しみに待っていたよ」

そう言って2人に微笑みかけたのは母の方だった 数日前に、埼玉まで会いに行く事を美希から母に電話で伝えていたのだ

「、、、なんの用だ?美希」

低く太い声でそう訊ねたのは父だった 父は肩幅が広く、色黒で掘りが深く威厳ある強面な男だった

「そうだねぇ、わざわざ彼氏さんまで呼んで、、、」

母は父と違い、ぼーっとした様子でお茶をすすった

「、、、あ、あのっ!」

びくびくした様子だが、思い切って口を開いたのは誠だった

「む、娘さんと、、、美希さんと結婚させて頂きたく!今日は参りました!」

誠は慌ただしく頭を下げ、単刀直入に用件を述べた

「、、、、、」

父は黙ってお茶をすすり、頭を下げる誠をじっと見ていた

「どうしたんだい?ずいぶん急な話だねえ」

母は誠の言葉を聞き、美希に聞き返した

「うん、、、その、、、誤魔化しても仕方ないから、言うね、、、」

美希は母にそう言った後、チラッとだけ父を見た 父は目を瞑り、眉間にシワを寄せて腕を組んでいた

「、、、実は、、、もう、お腹に子供がいて、、、妊娠、、、してるの、、、」

美希はぐっと拳を握り、膝の上に置いていた

「、、、まぁ、、、お父さん、、、」

母は呆然とした様子で父の顔を見た

「、、、わざわざ男を連れて埼玉まで来るんだ、、、大体、予想はしていた事だ、、、」

父はそれでも落ち着き払った様子で、小さく息をついた

「間違いないのかい?」

母は首を傾げながら誠にも訊ねた

「はい、、、僕も、一緒に病院に行って確認しました、、、」

誠は頭を上げ、父と母の顔を順に見ながら言った

「、、、美希はどうなんだ?」

父はゆっくりと息を吐くように口にした

「え、、、?」

「彼は結婚という話をしたが、、、お前はどうなんだと聞いている」

父は少し威圧的な目で美希を見た

「、、、私は、、、産みたいと思ってる 彼と、結婚したいです」

美希は目を逸らさず、父の目を見ながらはっきりと言った

「、、、、、」

父は茶飲みを持ち、ふとお茶に映る自分と目を合わせた

「私は反対しないよ 2人とも大人だからねぇ ほほ」

母は小さく笑いながら2人の顔を見た

「私も別に反対はせん ちゃんと考えての事だろうからな」

父は目を瞑り、頷きながら了承した

「えっ、、、!?」

美希と誠は驚いて顔を見合わせた こんなにあっさり許しを貰えるとは思っていなかった

「ただし、、、その子はウチの孤児院で引き取らせてもらう」

「はっ⁉︎なにそれ⁉︎」

美希は納得いかず思わず声を上げる 父の言葉をかき消すように間髪入れずに言い返した

「急に勝手な申し出ですがお願いします!全力で働いて、2人とも幸せにします!誠心誠意と言っても説得力が無いかも知れませんが、お願いします!」

誠は立ち上がってとにかく浮かぶ言葉を必死で伝え、深々と頭を下げた

「お父さん、それは私もどうかと思います、、、子供は親の元で育つのが一番だと、、、孤児院をやっている私達が一番分かっている事じゃありませんか」

母は穏やかな口調で父に苦言を示した

「、、、ゴホン!まだ話の途中なんだが、、、」

父は咳払いをし、3人を黙らせた

「え、、、?」

誠は恐る恐る顔を上げた

「その子はウチで引き取らせてもらう、、、君が、美希を幸せに出来なかったらな」

父は手に持った茶飲みを見つめながらそう言うと、ぐっとお茶を飲み干した

「え、っと、、、じゃあ、、、いいの、、、?」

美希は誠と母の顔を見た後、父を見ながら最後に確認した

「反対はせんと言っただろう 大変なのはこれからだ その子が生まれて来る前に、しっかりと準備をな」

父は表情を変えず、低い声で2人に言った

「う、うん、、、」

美希はまだ許しを得た実感が湧かず、呆然としていた

「話はそれだけだな」

父はそう言うと、ゆっくりと立ち上がった

「あ、ありがとうございます!頑張ります!」

「うむ 桐島誠君、、、だな」

「はい!」


ボカッ!


誠は顔を上げた瞬間、視界が真っ黒になった

「うぇっ、、、」

誠は後ろに吹っ飛び、ソファーを越えて転がり落ちた

父は誠の頬を、思い切りグーで殴り飛ばしたのだ

「え、、、、、」

美希は突然の出来事に言葉を失い、立ち上がる事すら出来なかった

「、、、これぐらいはせんと、どうにも気が収まらんのでな」

父はそう言うとドアを開け、応接間から出て行った

「ま、誠君!」

美希は急いで立ち上がり、ソファーの後ろ側に回った

「うぅ、、、いってぇ、、、」

誠は尻餅をついたまま、父に殴られた頬を抑えていた

「大丈夫⁉︎、、、あ、血が出てる!」

美希は懐からハンカチを取り出し、誠の頬に当てがった

「お、おう、大丈夫、、、」

誠はそのハンカチで流れた血を拭き取った

「、、、っ!」

美希は勢い良く立ち上がった

「お父さんに文句言ってくる!」

美希はそう言うとソファーを回り、応接間を出ようとした

「美希、それは、、、」

「美希!」

母が美希を止めようとすると、それと同時に誠が声を上げた

「、、、! 何⁉︎」

美希は勢いよく振り返り、誠に聞き返した

「俺は大丈夫だから、、、いいよ 文句なんか、、、」

誠は立ち上がり、頬をハンカチで押さえながらパッパと服をはたいた

「でも、、、!」

「大丈夫だって、、、痛いけど、痛くない、、、許してもらえたんだから、、、」

誠はそう言うと、ニコッと笑って見せた

「、、、誠君、、、!」

美希は思い切り誠を両腕で抱きしめた


「、、、、、」

母はそれを優しい目で見守りながら、ゆっくりと応接間を出た





コンコン


母はある部屋のドアをノックした

「なんだ?」

その部屋の中から返事をしたのは父だった

「入りますよ」

母はそう言いながらドアを開けた

その部屋には、書斎や立派な机などが置いてあり、まるで社長室のようだった

父はその机につき、椅子に座っていた

「、、、彼氏さん、そんなに気に入ったのかい?」

母は笑いながら、少し意地悪そうに訊ねた

「、、、そんなつもりはない 私達にとっては子だが、あの子はもう大人だ 大人が決めた事に、親がとやかく言うのは筋違いだからな それに、、、」

父は言葉を止め、ふと手元に目を落とした 父の手には、小学校の入学式で父と母と手を繋ぎ、満面の笑顔を浮かべている美希の写真があった

それを見た後、つい先ほどの美希とのやりとりを思い出していた



『、、、私は、、、産みたいと思ってる 彼と、結婚したいです』




「、、、いつの間にか、しっかりした顔つきになった、、、」

父は写真を引き出しに片付け、顔を横に逸らした

「ほほ、、、あの子、幸せになりますかねぇ、、、」

「どうだかな、、、もし泣き言を言ってきても助けてやらんでいいぞ 子供は引き取るがな」

「お父さん、、、強がらなくていいんですよ」

母は優しくそう言いながら、近くにあった椅子に腰掛けた

「、、、強がってなど、、、いるものか」

父は後ろに顔を逸らし、声を震わしながら目頭を押さえた

「今夜は、あの子のアルバムでも見ましょうか、、、」

「、、、ああ、、、」




許しを得た誠と美希は埼玉から新幹線に乗り帰っていた

「、、、やっぱりお父さんに一言ぐらい言っとけば良かった!」

美希は隣に座る誠の頬を心配そうに見ながら、スネた口調で呟いた

「いいっていいって これで美希といれるんだから、、、安いもんだよ」

「え、、、な、なに言ってんの もう、、、」

恥ずかしげもなく言う誠に対し、反対に美希の方が恥ずかしくなった

「てゆうか美希って、、、お父さん似だな」

「は、、、え?なんで?どこがよ?」

「う〜ん、なんとなく 雰囲気とか」

「、、、言われた事ないけど、、、」










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