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  作者: 外山
123/216

肌身離さず

菅井が一命を取り留めてから数週間が経った10月中旬



桐島は朝から目を覚まし、リビングの壁にもたれていた


特に何をする訳でもなく、菅井、野波佳と初めてラーメン屋に行った日の事を思い出していた


(、、、なんで今更、、、こんな事思い出すんだろうな、、、)


桐島はふと時計を見た 時刻は9時半だった

(確か11時からだよな、、、ちょっと早いけど、そろそろ準備するか)

そう思い、桐島はゆっくりと立ち上がった






いつもよりビシッと制服を着用し、桐島は外を歩いていた


あまり行かない道な為少し慣れなかったが、事前にきっちり調べていたので迷う事はなかった


「、、、、、」

ゆっくりと歩きながら何気なく周りを見る

「おーい!桐島!」

すると後ろから須原が手を振っていた

「須原、、、」

桐島は振り返り、その場に立ち止まった

「お前早いなぁ まだ1時間ぐらいあるぞ?」

小走りで桐島の横につき、共に歩き出した

「ああ、、、なんとなくな 目が覚めちまって、、、する事もねえし」

「はは!俺も同じだけどな!」

桐島の言葉に同調し、須原は笑った

「あ、それより桐島 お前、緋斬と友達だったんなら言えよな」

須原はスネたような口調で言った

「ああ、、、悪いな」

「緋斬から聞いてびっくりしたよ しかも歩とも知り合いだったんだろ?」

「ああ、、、」

須原の問いかけに、桐島は軽く頷きながら答えた

「3人とも埼玉で、、、偶然ってあるもんだよな~、、、縁ってヤツだよな」

「そうかもな、、、」

桐島は静かな表情で周りを見ていた

「、、、なんだよシャキッとしろよー!緋斬とは知り合いだったんだろ!?」

須原は桐島の背中を叩きながら言った

「じゃあ緋斬とは初対面じゃねえんだし、、、今日は緊張すんなよな?」

須原は穏やかな表情で笑った

「、、、ああ」

桐島は深く頷いた



2人は目的地についた

時間が早い事もあってか、関係者以外に人は殆どいなかった

「やっぱまだ全然いねえよな、、、ま、いっか 先に入っとこうぜ」

須原は先にその建物内に入った

「、、、、、」

桐島はその建物に入る前に、前の看板に書いてある文字を見た


看板にはこう書かれていた





【故 菅井緋斬 葬儀式場】





「、、、、、」

桐島はボーっとその文字を見つめていた

「、、、あれ?桐島?」

すると更に誰かが式場に着いた

「あ、、、秋本」

桐島は少し驚いて顔を上げた

「来るん早いね まだ始まる1時間前やけど」

秋本は時計を確認しながら言った

「いや、お前こそ、、、」

「、、、どうせ桐島も一緒やろ?目覚めてもうて、どうしようもないんちゃうん?」

秋本はそう言うと、桐島より一足先に建物内に入った

「、、、、、」

桐島も秋本に続いて建物内へと入る






中は割と近代的な構造で落ち着かない綺麗さがあった


観葉植物の横に設置されているソファーに桐島は腰掛けていた

「、、、、、」

そうしていると、周りの親戚達の会話が耳に入ってくる


「結局、、、手術は出来なかったらしい、体力がなかなか戻らなくて、、、」

「お母さん思いの良い子だったのに、、、まさか妹さんと同じ最期を迎えるなんてね、、、」


菅井の死を悔やむ声は桐島の耳にも入ってきていた

「、、、、、」

桐島は爪を立て、グッと拳を強く握った


「誠哉!」

ソファーに座ったままでいると不意にそんな声がした

「、、、?」

桐島はゆっくり顔を上げ、声がする方を見た

そこには鈴科と野波佳が歩いている姿があった

「、、、来たのか 愛 焦栄」

桐島は力なく答える 菅井が亡くなった事と葬儀の日程は桐島が2人に教えていた

「うん 新幹線が早く着きすぎちゃったけどね」

鈴科は桐島の前まで歩いてきた

「緋斬が名古屋に引っ越してたなんてな、、、全然知らなかったよ」

野波佳は周りを見ながらため息まじりに言った

「ああ、俺もだ、、、」

桐島は俯いたまま呟くように答えた

「それよりさー、緋斬君と会ったんならその時に連絡してよねー」

鈴科はスネた口調で桐島に言った

「もう、、、一回ぐらい、、、、、会いたかったんだから、、、私だって」

鈴科は震えた声で息を整えながら言った

「、、、悪かった」

桐島は頭を下げ、鈴科に謝った

「、、、も、もう!元気ないよ!緋斬君が浮かばれないじゃん!」

鈴科は桐島の肩を揺らしながら言った

「おーい桐島 向こうの受付、、、?」

須原は喋りながら桐島のもとへ歩み寄ってきたが、鈴科と野波佳に気づき言葉を止めた

後ろに秋本もいる

「、、、桐島?この人らは、、、?」

秋本は小声で桐島に訊ねる

「ああ、、、こいつは鈴科愛、俺達の後輩で、こいつは野波佳焦栄、俺と緋斬の友達だ、、、」

桐島は2人を順番に指差した

「へぇ~、じゃあ緋斬の言ってた奴ってのは野波佳か、、、」

須原は感心したような表情で野波佳を見る

「え?緋斬が俺の事なんて言ってたんだよ?」

野波佳は興味津々で須原に訊ねた

「すげえ単細胞で、、、脳がトマトで出来てる奴だって言ってた」

須原は笑いをこらえながら言った

「なっ、、、あの野郎!文句言ってやる!」

野波佳と須原は足早に歩いていき、葬儀場へと向かっていった

秋本と鈴科もそれについて行った


「、、、、、」

桐島はそんな4人の背中を見ていた

(すげえなみんな、、、全然弱気な顔見せねえで、明るい顔して、、、まだ緋斬が亡くなって間もないのに、、、)

桐島はもう一番目線を下げ、俯いた

(俺には無理だ、、、)

そう思いながら、ゆっくりと立ち上がった






葬儀場内に着いた桐島は、周りを見渡していた

少し広めの場所に椅子が並んでいた

真ん中を通れるように道を開けてある


前の祭壇には咲き乱れるように花が置いてあり、そこに菅井の遺影が飾ってあった


並ぶイスの一番後ろの端に、渡部が座っているのが見えた

渡部は俯いたまま小さく肩を揺らしている 菅井が亡くなった日からずっと泣きっぱなしだった


(、、、歩ももう来てたのか、、、)

桐島はそう思いながら渡部から目を離し、もう一度祭壇の方へ目をやった


祭壇の前には須原、野波佳、鈴科、秋本の4人がいた


秋本は一歩前に出て、菅井の遺影を見た

「緋斬君との付き合いは1年ぐらいかなぁ、、、この中やったら私が一番短いと思うから、、、あれこれ言う気はありません」

秋本はニコッと笑った

「せやから、、、もうゆっくり休んだらいいんやで 私らも元気にやってくから、、、」

秋本はそう言い終えると、小さく礼をしながら一歩下がった

「おい緋斬!お前とは小っちゃい時から喋り過ぎて言う事なんか何にもねえからさ、、、代わりにお前の友達呼んできたぞ」

須原は鈴科と野波佳の背中をポンと叩いた

「、、、緋斬君、、、緋斬君がさぁ、名古屋にいるなんて、私全然知らなかったよ、、、?」

鈴科は菅井の遺影を見つめながら言った

「緋斬君が南と同じ病気になってたなんて知らなかったし、、、緋斬君が亡くなったなんて全然知らなかった、、、」

鈴科は一度深呼吸をし、涙を抑える

「そんな全然知らない人でも、、、亡くなるとこんなに悲しいなんて、、、全然知らなかった、、、!」

鈴科はそう言うと、バッと顔を下げた 涙を見せないようにして服の袖でぬぐい取る

「、、、緋斬ぐんは、、、覚えでないがもじんないげど、、、ズズッ 南が病院に運ばれてね、、、待合室で南の治療が終わるのを待ってる時、緋斬君、私の涙をぬぐってくれたんだよ、、、?」

鈴科は必死で涙をぬぐいながらその時の事を思い出していた




『、、、鈴科』

『うぐっ、、、緋斬君、、、』

『、、、ったく、情けねえ顔すんなよ、、、』

『、、、うん、、、ごめん、、、』




「すごく安心して、嬉しかった、、、それに、南が危なくても冷静でいられるなんてすごく強いと思った、、、」

泣かないように決めていた鈴科だが、もう泣きじゃくってしまっていた

「もう、、、もう一回だけ、、、うぐっ、、、グスン、、、涙ぬぐってほしいなぁ、、、今だけでいいから、、、」

鈴科は膝をつき、泣き崩れてしまった


「、、、バカ 後輩を泣かすんじゃねえよてめえはよぉ、、、?」

野波佳は軽く笑いながら口を開いた

「、、、、、」

野波佳はじっと菅井の遺影を見た

「、、、お前、ちょっと日に焼けてんなぁ、、、中学の時は白くて細くて、見た目はもやしみてえだったのによ、、、」

野波佳はからかうような口調で言った

「、、、なぁ緋斬、、、なんとか言えよ、、、いつもみたいに、嫌味でもなんでもいいから、、、」

野波佳は虚ろな目で菅井の遺影を眺めた

「ちょっと会わねえ間に、、、俺との絡み方忘れたか?お前はな?俺が何言ってもバカにして、少なくとも、一回はいじってから話進めるようなめんどくせえ奴だったんだよ」

野波佳は菅井と過ごした中学時代の映像を断片的に思い浮かべた





『おい緋斬 こっからどうすん、、、』

『あーもーうるせえ 今考えてっからバカは黙れ』

『んだとてめー!』



『はぁはぁ、、、ちょっとやべーかもな緋斬、、、』

『、、、疲れたんなら休んどけよ?別にてめえなんざいなくても、1人で時間稼ぎぐらい出来っからよ?』

『、、、うるせえバカ』



『よぉ焦栄 冥名中学の死神が助けにきたぜ?』

『、、、へっ、そのあだ名キライだったんじゃねえのか?』

『悪魔や狂犬よかマシかと思ってよ?』

『、、、狂犬のがマシだ』



『おい焦栄、お前は南に近づくんじゃねえよ 鈴科 傘で刺せ』

『御意!緋斬君!』

『いでで!や、やめろよ!』

『愛!やめなよ!ごめんなさい焦栄さん』

『ったく、南は謝る必要ねえよ 性悪兄貴が元凶だからな』

『南に変な事吹き込むんじゃねえ』



『おい誠哉、大丈夫か?』

『、、、ああ』

『おい焦栄、、、は大丈夫か』

『俺にも訊けや!』





「、、、へっ、殆どは誰かとケンカしてたな、、、やっぱ、お前とはロクな思い出もねえよ、、、」

野波佳は目線を下げ、懐かしい記憶の余韻に浸る

「いつもいつも悪口みてえなの言い合って、、、マジでバカな関係だったよな、、、」

野波佳は目頭を押さえ、ぐっとこらえる表情になった

「またその内会えるって、、、当たり前に思ってたんだけどよ、、、無理なのかよ、、、?」

そう言い終える前に、野波佳の目から涙が溢れ出ていた

「ハハッ、カッコ悪いな、、、お前の前で泣くなんてよ、、、」

野波佳は手で拭いながら涙を隠す

「ほら、、、言えよ、汚え顔して泣いてんじゃねえって、、、いつもみたいに、、、」






「焦栄、、、」

桐島はそれを遠くから見ていた

声ははっきりとは聞こえなかったが、状況はよく分かった

祭壇の前に立っていた4人はその場を離れ、歩いていった

ぼーっとその4人を目で追っていると、ある人物が桐島の視界に入った

菅井の母である

「あっ、、、、、」

桐島は考えるよりも先に、歩き出していた



「おばさん、、、!」

桐島は菅井の母のもとへ着くと同時に呼んだ

菅井の母は親戚や関係者達に囲まれていたが、桐島に気づきこちらを向いてくれた

「誠哉君、、、今日はわざわ、、、」

「すいませんでした!」

桐島はバッと頭を下げ、母に謝罪する

「え、、、?」

母はよく分からない様子で首を傾げる

「、、、南の時も、、、今回の緋斬の時も、、、いつも俺が一緒にいたのに、、、何も出来なくて、、、!」

桐島は頭を下げたままぐっと目を瞑った

「、、、、、」

「本当に、、、すいませんでした!」

桐島はもう一度、深く頭を下げた

「、、、誠哉君、顔を上げて、、」

「、、、、、」

母の言葉に桐島は従い、ゆっくりと頭を上げる

「誠哉君は何も悪くないでしょ、、、?謝らなくていいの」

母は優しい口調で桐島を落ち着かせるように言った

「て、でも、、、、、」

桐島はどうしてもやりきれなかった

「あと、きっと誠哉君は勘違いしてると思うんだけど、、、緋斬は南の事で、誠哉君に怒ったりしてないのよ、、、?」

「、、、え、、、?」

桐島は母の意外な言葉に驚いた

「当時はヒドい事を言ってしまったらしいんだけど、、、ずっと後悔してたらしいの」

「、、、、、」

桐島はとにかく動揺し、目が泳いでいた

「だから治療が終わった後の入院中に、緋斬は言ってた、、、誠哉君はまだ、南の事を気にしてるから、、、今度会った時には自分から話しかけようって、、、」

母は穏やかな目をしながら言った

「また昔みたいになりたいって、、、言ってる内に、、、もう、、、」

母は思い出したように泣いてしまった ハンカチで目を押さえる

「っっ、、、!」

そんな風に菅井が思っているとは全く知らなかった桐島は、驚きと同時に自分が恥ずかしくなった

(な、なんだよそれ、、、緋斬が、、、?)

桐島は数週間前の自分の思いを頭に浮かべた





『俺は、、、もう緋斬とは会わねえ方がいいんだな、、、』





それを思い出すと、どうしようもなく悔しい気持ちになった

(なにが、、、なにが会わない方がいい、だよ!自分が会いづらくて、、、なんて言ったらいいか分かんなかっただけじゃねえかよ!)

痛い程に拳を握りしめ、唇を噛みしめる

(俺だって、、、緋斬と話したい事、山ほどあったのに、、、また焦栄と3人で集まって、バカみてえな事したかったのに、、、)

「、、、すいません、、、!」

そう思うと桐島の口からは、謝る言葉しか出てこなかった

「、、、謝らなくていいのよ」

「でも、、、でも俺は本当にバカな奴で、、、!最低などうしようもないヤツなんです!」

桐島は頭を下げたまま、吐き捨てるように言った

「、、、私は、、、誠哉君にはすごく感謝してるの、、、」

「え、、、?感謝、、、?」

桐島は顔を上げ、母に聞き返す

「ええ、焦栄君にもね、、、緋斬が中学生の時、あなた達2人の話をよく聞いてたの、、、」

「ひ、、、緋斬が、、、?」

「昔ね、、、緋斬が中学校に入学したばかりの時に、、、こんな話を2人でしたの」

母は昔の記憶をゆっくりと呼び起こす




『明日は私の誕生日だから、、、はいこれ』

『え、、、これ、千円札?』

『そうよ これであなたお気に入りのラーメン屋に友達を誘って行きなさい ちゃんと奢ってあげるのよ?』

『い、いいよ お袋の誕生日なのに、、、』

『だから、、、そこであった出来事を私に話して、、、?』

『、、、え?』

『友達との何気ない会話でもいいし、、、ラーメンの味でもいい なんでもいいから私に話してほしい』

『お袋、、、』

『それが、誕生日プレゼントになるから』

『、、、分かった』




「、、、その話に出てきたのは、誠哉君や焦栄君だった、、、」

「あ、、、」

桐島はたまたま今朝、思い出していた話と一致した事に驚いた

「それから話に出てくるのは2人の事ばかり、、、ひねくれた言い方も多かったけど、すごく仲がいいんだろうなって、、、」

「、、、、、」

桐島はつらそうな表情で俯く

「緋斬がそんな楽しい毎日を送れたのは、、、誠哉君のおかげだと思うから、、、私はすごく感謝してる、、、」

「、、、、、」

桐島は震えた呼吸を我慢しながら息を整える


「誠哉君、、、あの子ね、、、ずっと肌身離さず持ってたモノがあるの、、、」

「え、、、?」

「使えなくて、、、本当に残念だったの思うの、、、」

「そ、それはどこに、、、?」

桐島はなんの事か全く分からなかったがとりあえず母に訊ねた

「祭壇に置いてあるわ、、、誠哉君に見て欲しいモノよ、、、」

「俺に、、、?」





桐島は祭壇に向かって歩いていた

(緋斬が、、、肌身離さず持ってたモノ、、、?)

桐島は見当もつかないまま考えていた

(俺に、、、見て欲しいモノ、、、?)


祭壇の前にやってきた

「、、、っ!?」

祭壇の真ん中にある一枚の少し汚れた紙に目がいった

今、現在、この紙に気づく事が出来るのは桐島誠哉だけだった

紙の端々は少しずつ切れ、シワもついていた



紙には手書きでこう、書いてあった






【菅井レストラン・喫茶店 桐島料理長の一品 無料券 00001】







「あっ、、、」

桐島の脳裏に中学時代での事が一気に蘇ってくる




『菅井レストラン開くからね!その時は料理長として誠哉、頑張ってね!菅井喫茶店でもいいかなー!』

『はぁ!?なんで俺が!アホか!』




『つか最後の数字、これなんだよ?』

『ああ、製造ナンバーだってよ』

『何枚作る気だよ』

『ははっ!ま、ありがたく食わしてもらうからよ?』




「こ、、、、、れ、、、っ、、、南の、、、字、、、」

桐島の目からぶわっと涙がこみ上げてきた

「、、、は、、、ははっ、バ、バカなモン持ってんじゃねえよ、、、料理長になんか、ならねえって、、、」

桐島の目から流れた涙が一滴、紙に染み込んだ

「、、、お前ら兄妹は、、、いっつも勝手な事ばっか、、、」

桐島は祭壇の前にしゃがみ込み、手で顔を覆った

「、、、勝手な事ばっか、、、言いやがってよ、、、」


桐島は、溢れ出てしまう涙を止めようとはせず、人目もはばからずに泣き続けた











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