高校生の幼馴染が10歳になっちゃったので親がいない俺が一緒に同居しちゃいました!
あの日は雨が降っていた。
騒がしかった世界は静まり返り、耳に届くのはただ落ち続ける雨音だけ。
俺、拓実は窓際で外の景色をぼんやりと眺めていた。
その時—
ピンポン。
切り取りインターホン越しに誰かが尋ねてきた。
「あの…わたし...柳だよ?」
彼女は玄関前に立ち、どこか寂しげで戸惑った表情を浮かべていた。
放っておくにはあまりにも悲しそうで、胸が締めつけられるほどだった。
「どうしたの。」
小さな体を震わせながら、拓実の顔を見上げる。
いつもの目線が全く違う。
ドアを開けた瞬間、彼女の茶色い瞳がじわりと潤んだ。
「.....拓実、あのね...」
白いドレスの裾を両手で握りしめた。
「起きたら...こうなってたの。パパもママも旅行でいなくて...誰に言えばいいか分かんなくて...」
彼女の声は小刻みに震えていた。
「信じてくれる....?」
「信じるから。とりあえず濡れてるから上がって」
こくりと頷いて、おずおずと靴を脱ぐ。が、サイズが合わなくなったスニーカーが片方だけ脱げずにもたついた。
「あ.....っ」
俺はそれを見て、自然と手が伸びたかもしれない。
18歳のはずの幼馴染の足は、もう片手に収まるほどだった。
ようやく上がり込んで、リビングに入った途端、ふっと肩の力が抜けた。
知っている匂い。知っている空間。
ここだけが今の柳にとって唯一の避難場所だった。
「.....拓実の家、あったかい」
ぽつりと呟いてから、はっと我に返るように口を噤んだ。
しかし、こんなことを言っている場合じゃない、という顔をしていた。
「濡れてるからシャワー浴びて俺のパジャマでも着て。詳しい話は終わってから聞くから」
一瞬きょとんとして、それから小さく笑った。
「うん.....ありがと」
柳がバスルームに向かう後ろ姿はどう見ても小学生くらいの子供だった。
濡れた髪が背中に張り付いて、裸足のぺたぺたという足音が廊下に皆く。
しばらくして、浴室から出てきた柳は拓実のパジャマに袖を通した。
ぶかぶかで肩がずり落ち、ズボンの丈は足首の遥か先まで届いている。それでも—シャワーを浴びて少し血色の戻った頬と、ほのかに石鹸の香りがする柔らかい空気が、さっきまでの不安をほんの少しだけ和らげていた。
ソファにちょこんと座って、膝を抱える。
拓実の服に包まれているという事実が、本人も気づかないうちに安心材料になっていた。
「.....全部、話すね」
指先で拓実のシャツの袖口をいじりながら、ゆっくりと話し始めた。
「昨日の夜、風邪ひいたみたいで......おばあちゃんが送ってくれた漢方の薬、飲んだの」
柳の視線がテーブルの一点に固定された。
まるで自分自身を落ち着かせるように、言葉を選んでいるようだった。
「それで朝起きたら......こう。鏡見た時、ほんとにびっくりして.....声もなんか高くなってるし、手も足もちっちゃいし」
自分の手のひらを広げて見つめた
「パジャマも全部だめで.....なんとか着れるもの探したけどなくて、昨日まで普通だったのに.....」
語尾がだんだん小さくなる。目がまた赤くなりかけて、慌てて暖きを繰り返した。
「どうして、俺のとこに来たの?」
その言葉を聞いた途端耳の先がうっすら赤くなった。
「だって......一番近くにいたの拓実だし。他の人とか、よく知らないし.....」
「抱えた膝に小さな顔を半分埋めた」
「電話しようと思ったけど、声聞いたら泣きそうだったから.....直接来ちゃった」
何かを祭した俺は柳にホットミルクを出してあげた。
「両親が帰ってくるまでここに住んでいいよ。自分も両親いないしw」
差し出されたマグカップを受け取ろうとして、指が届かす両腕で抱え込むように持った。ふーふーと息を吹きかけて一口飲むと、強張っていた肩がすとんと落ちた。
「.....いいの?」
顔を上げた柳は、信じられないというような、でも心のどこかでそれを待っていたような、複雑な目をしていた。
ホットミルクの白い湯気が、小さくなった柳と拓実の間をゆらゆらと漂っている。
外ではまだ雨が降り続いていた。
もう一口飲んで、カップの縁に唇を隠しながら。
「じゃあ.....お世話になります」
小さな声だったけど、その口元はわずかに笑っていた。ずっと一人で抱えていた恐怖が、ようやく少しだけ溶けた瞬間だった。
まだ耳は赤かった。
その日の夜になり布団が一つしかなかった俺は柳と一緒に寝ることになってしまった。
「布団が一つしかないから狭くても我慢してくれよ」
ほのかに感じる彼女の温もりは彼女だけでなく拓実自身にも安心感を与えた。
布団に潜り込んだ柳は、拓実の腕のすぐ隣にいた。体が小さくなった分、いつもよりずっと近い
「我慢なんてしてないよ」
消灯した部屋の中、雨が屋根を叩く音だけが規則的に響いていた。
柳はしばらく寝返りを打っていたが—やがて拓実の方に体を寄せ、シャツの端をきゅっと掴んだ。
「....ねえ、起きてる?」
暗間の中、ひそひそ声
「今日ね、拓実の家来る時すっごく怖かった。もし入れてもらえなかったらどうしようって.....でも来てよかった」
それきり声は途切れ、数分もしないうちに小さな寝息が聞こえ始めた。
握ったシャツだけは離さないまま
深夜になり日付が回った頃俺はまで寝付けていなかった。
彼女の温かい温もりと匂いで俺の股間が、暴走しそうだった。
「...ちょっとくらいいいよな」
そう自分に言い聞かせ、自分はバレないようにそっと彼女の胸に手を当てて少し握ってみた。
むにゅん♡
柔らかな—しかしほとんど膨らみのない感触が指に伝わった。
幼い体は体温が高く、薄いパジャマの生地一枚を隔てただけで心臓の鼓動がとくとくと掌に響いた。
「..ん」
小さな吐息が届れた。
眉がぴくりと動いたが—目は開かない。
寝ぼけたように体がもぞりと動いて拓実に擦り寄る。
むしろ距離が縮まり、顔を拓実の胸元にうずめる格好になった。
シャツを掴む手に少し力がこもる。
起きたのか、寝言なのか判別がつかなかった。
規則的な呼吸は続いている。
深夜の静寂の中、雨の音と柳のかすかな寝息だけが暗い部屋を満たしていた。
「...もう我慢できない。」
俺の股間は限界に達していた。
俺はゆっくりズボンを下ろした。
「ゴムないけどごめんな」
俺は小声で言い彼女のパジャマを下ろしゆっくりと挿入した。
ぬぷっぐちゅり
狭い入口が抵抗するように押し返してきた。
十分に濡れてもいない小さな体に、それば明らかに無理があった。だが拓実の理性はとうに限界を超えていた。
じわり、と押し進めると柳が顔をしかめた。
「—っ、う」
眉間に皺が寄り、閉じていた目がうっすらと開いた。
焦点の合わないぼやけた瞳が至近距離の拓実を捉える。
「たく..........み?」
状況を理解するより先に、体が感じている痛みと異物感が意識を引きずり上げた。
下腹部に走る鈍い圧迫感。
何かが入ってきている。熱い。
「なに...痛.....」
だが柳は離れなかった。
暗がりの中、涙の滲んだ目で拓実を見つめたまま、ただ唇を震わせて—シャツから手を離さなかった。
拓実は少し罪悪感を感じが自分は止まらずに続けた。
パンッ♡パンッパンッ♡パチュン♡
「気持ちいよ柳。柳は?」
パチュッ♡グポッ♡パンパン♡
少しささやき気味に言い柳の頭の優しく撫でる。
頭を撫でられて、痛みとは別の何かが混ざったように視線が揺れた。
「わかん、ない.....いたい、けど.....」
動きに合わせて小さな体がずり上がる。
シーツを小さな拳がぎゅっと掻いた。
けれど—柳は拓実を突き飛ばすでもなく、顔を背けるでもなく、潤んだ目のままじっと見つめていた。
それは拒絶とは程遠い、もっと曖昧で施し何かだった。
ぽろ、と一粒だけ涙がこぼれた。
「拓実だから......いい」
かすれた声。
意味を分かって言っているのか、寝ぼけた頭が作り出した言葉なのか。
ただ拓実の首元に額を押し当てて、それ以上は何も言わなかった。
雨が屋根を打つ音に紛れて、二人の荒い呼吸が暗い寝室に溶けていった。
「柳...膣内に出すよ」
俺は柳の事が好きだ。
だからこそ我慢できなかった。柳の中に—
ビュッ♡ビュルルッ♡ドピュ♡
白濁色の愛が柳の膣内に流れ込む。
びくん、と小さな体が跳ねた。
「あっ......んー」
熱が奥に広がる感覚に、柳は拓実の背中の布地をぐしゃりと掴んだ。
目を見開いて、でも声は押し殺すように拓実の肩口に顔を埋めた。
しばらくそのまま動けなかった。
繋がったままの場所からじんわりと溢れるものが太腿を伝う。
「.....ばか」
震える声。
怒りではなかった。
「ゴムないって.....ちゃんと聞こえてたよ、ばか拓実」
顔を上げた柳と目が合った。涙と汗でぐしゃぐしゃの、でもまっすぐな拓実を見る目。
ぽすん、と拓実の鎖骨あたりに頭突きするように額をつけた
「....責任とってよね」
もっと柳と繋がりたい
まだ萎えない。
俺は何も言わず再び彼女の中に挿入する。
ずっと繋がってたい。
「ちょーま、まだ......っ」
一度中に出されたことで多少は滑りが良くなっていたが、それでも小さな体には十分すぎるほどの圧だった。
再び押し入られて柳が短い悲鳴を上げかけ、自分の口を手で塞いだ。
目尻にまた涙が浮かぶ。
けれど今度はさっきのような痛みだけの顔じゃなかった
ぬぽんっ♡
「あ.....ん、う....」
体が勝手に反応し始めていた。
きつい膣壁がぎゅうぎゅうとた拓実を締め付ける。
小さな足が無意識に拓実の腰に絡んだ。
「なにこれ.....さっきと、ちが.....」
ぬちゅっ♡
さっきは痛みでしかなかったものが、二度目には別の回路を開いていた。
敏感な体は刺激に対して正直で—柳自身が困惑するほど、体の奥が熱を求め始めている。
純愛だったはずの拓実の心は小さい体の彼女を見るたびに少しずつ支配欲が出てきた。
「気持ちいよ柳」
きゅっ♡♡♡
そういった俺は彼女の首を両手で軽く握った。
首に手が触れた瞬間、ひゅっと息を呑んだ。
「かっ...」
本気で絞めているわけではない。
だが気道が狭まる感覚は確かにそこにあった。
柳の中がきゅうっと座撃するように締まった。
涙で滲んだ目が拓実を見上げている。
恐怖と快楽がぐちゃぐちゃに混ざった顔。
逃げようと思えば体格差でどうとでもなる—けれど柳は逃げなかった。
「は...あ、たく..........」
首を掴まれたまま、途切れ途切れに名前を呼ぶ。
支配されることへの本能的な怯えが、逆に体の芯を甘くれさせていた。幼くなった体は抵抗する力も弱くて—だからこそ余計に、拓実の手のひらの温度が鮮明に首筋に刻まれた。
孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませるませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませるませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませるませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる
俺は彼女をめちゃくちゃにしたい。
もう俺の心に良心は一切無くなってしまった。
「出すよ」
がくがくと揺さぶられながら、首を抑えられたままの声で
「やっ....だめ、だめだって—中、もう......いっぱい......」
だがその言葉とは裏腹に、柳の細い足は拓実の体を挟み込んで離さなかった。
拒否の言葉と行動が完全に矛盾していることに、本人が気付いているのかいないのか。
二度目の熱が注ぎ込まれる。
びくんと背中がらなりに反って、声にならない声が喉の奥で潰れる。
ビュ〜♡ビュルッ♡ドピュ♡
「あ—つ、あ…..あの…」
涙がぼろぼろこぼれているのに、首にある拓実の指に自分から頬をすり寄せた。
「.....ひどい」
ひどいと言いながら、その声は震えていて、どうしようもなく一満ち足りていた。
賢者タイムを迎えた拓実はふと我に帰った。
「ごめんね。柳の事が好きすぎて。でも...また柳とヤりたい」
孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕せる
良心が戻ったはずの心に彼女を妊娠させたい。
その願望が拓実に心に残る
柳はまだ繋がったまま、ぼうっとした目で拓実を見ていた
「好きすぎてって.....それ言えば許されると思ってるでしょ」
そう言いつつ、柳は拓実の頬にペたりと小さな手を当てた。
指先がまだ震えていた。
「.....わたしも、好きだよ。ずっと前から」
さらりと落とされた告白は、事後の余韻に
紛れそうなほど小さかった。
そしてぷいっと顔を背けてた
「でも今日はもうだめ。体ちっちゃくなってるんだから....壊れちゃう」
拓実の上から降りようとして腰が立たす、ぺたんとへたり込んだ。
その拍子にまた中から白濁色の汁がとろりと溢れた
「っーもう!」
ほんと最低耳まで真っ赤にしながら、それでもたすきの傍から離れようとはしなかった。
それから毎日彼女と何回。何十回と彼女とヤった。
彼女が孕むまで。
俺の心は何かに蝕まれていった
それからの日々は、常軌を逸していた。
朝起きればまず一回。昼食の後にも一回。
夜は数え切れないほど。拓実の中の歯止めは最初の夜に壊れたまま、日に日にひどくなっていった。
幼い体に何度も何度も注ぎ込まれる精。
柳が泣いても止まらない日もあった。
一週間が過ぎた頃、食卓でぼんやりしていることが増えた。
時折お腹に手を当てて不思議そうな顔をしている
「..なんか最近ずっとだるい」
そして二週間目—柳が体調を崩した。
布団の中で青い顔をしている
「気持ち悪い.....朝ごはん食べれない」
それは単なる体の不調ではなかった。
妊娠初期の症状。
小さな体に宿った命。
医者にもかかれないこの状態で、取り返しのつかないことが現実になろうとしていた。
拓実は流石に彼女を心配した
「今日は一緒に病院行こう。柳に何かあっても悲しいし」
俺は柳と病院に向かった
問題は山積みだった。
10歳ほどの見た目の少女を、保護者でもない拓実が連れて行く。
それだけでも不自然なのに、妊娠の検査などどう説明すればいいのか。
結局拓実は総合病院の小児科を選んだ。
婦人科に小さな女の子を連れ込むわけにもいかない。
待合室の長椅子で拓実の手をぎゅっと握っている
「わたし何科に行けばいいの.....」
受付で聞くと「とりあえず小児科で」と言われた。
まあ妥当だろう。
名前は備名を使うしかない—柳という名前は18歳の少女のものだ。
診察室の前で足が止まった。白衣を着た医師の姿を見た途端、顔が強張る
拓実も一緒にいてシャツの端を引っ張るその手は小さく震えていた
孕ませたい。
かわいそう。
二つの心が俺を蝕む。
どうする。俺の頭にはもう心というものがなかったのかもしれない
「...はっきりいって俺も事情がわからない。彼女の両親に彼女の妊娠検査を頼まれたんだ。両親は海外に仕事があってどうしても行けなかったんだ。まだ17歳の俺がこんな事を言うのは怪しいかもしれないが言じてください!」
俺はそういって深く頭を下げて軽く棚の頭をさすった
医師は五十代くらいの男性で、眼鏡の奥の目が一瞬だけ鋭くなった。
未成年の拓実と、明らかに十歳前後に見える少女。普通なら児相案件だ。
しかし—柳が怯えた目で拓実の手にしがみつく様子と、拓実の真剣な態度を見て、深くため息をついた。
「…事情はわかりました。ただ、この年齢での妊娠検査となると色々と問題があります。保健適用も難しい。それでもやりますか?」
拓実の横で小さくなっている。
頭をさすられると少しだけ力が抜けた
結局、医師は匿名での検査を提案してくれた。
結果は三十分後に出るという。待合室に戻った二人は、無言のまま長椅子に並んで座った。
柳は拓実の膝に頭を乗せた
「.....ねえ。わたしどうなるのかな」
その問いに答えられる人間は、この場にはいなかった。
「まあでも。俺が助けるから。」
おそらく妊娠してるであろう。
俺にはもう心がなかった。
この後俺はどうすればいいんだろう。
俺は不安で胸がいっぱいだった
三十分はあっという間だったような、永遠だったような。名前が呼ばれ、二人は再び診察室に入った。
「検査結果の紙を机に置いて陽性です。妊娠しています。週数でいうと......おそらく五週目くらいかと」
その言葉が耳に入った瞬間、顔から一切の色が消えた
「ただし、この年齢での出産は命に関わります。母体が小さすぎる。設備のある大きな病院への紹介状を書きますので—」
拓実の服を掴む手が震えていた。医師の声が遠くなる
診察が終わり、会計を済ませ、病院を出た。
秋の風が二人の間を吹き抜ける。
しばらく無言で歩いた。どちらも何も言えなかった。
突然足が止まった
「帰りたくない」
立ち止まった柳は、通りの真ん中で俯いたまま動かなくなった。
通行人が怪訝そうに二人を見て通り過ぎていく。
絞り出すような声
「赤ちゃん.....できちゃったんだね」
「...俺たちで育てよう」
中絶だけは嫌だった。
俺が俺ではなくなってしまいそうだったからだ。
おそらく俺が孕ました事に気づいている。
もう医者には頼れない気がした。
怖かった。
でも顔を上げた。
風で前髪が乱れて、泣き腫らした目元がむき出しになっている
「育てるって......どうやって?わたしこんな体だよ。学校も行けないし、保険証だって使えない」
現実が容赦なく突き刺さった。
18歳の雨宮柳は失踪したことになりかねない。
ここにいるのは身元不明の小さな女の子だ。
でも—数秒の沈黙の後、ふっと力の抜けた笑みを浮かべた
「ばかだね、わたしたち」
それは自嘲だったけれど、同時にどこか諦めにも似た受容だった。
柳はとことこと拓実の前に歩いていって、その大きな手を取った。
「...いいよ。産む。拓実との子だから」
小さな指がきゅっとたすきの指を握る
「でもちゃんと守ってよ。ぜったい」
彼女の欠席については彼女は精神面でをの不調を理由に休むことにした。
学校で教わったことを家で彼女に教える。空いてる時間は俺はバイトで働く。
最初のうちは大変だったがだんだんとその生活に慣れていった。
まるで妊娠のことを忘れているかのように
「こんな生活も悪くないな」
そういって俺はニコッと笑った
テーブルで拓実の教科書を広げながら、ノートに一生命数式を書いていた柳が顔を上げた
「なに急に笑って。気持ち悪いw」
口は悪いが、その頬はほんのり赤かった。
最近の柳はよく笑うようになっていた。
最初の頃の怯えた表情はだいぶ薄れ、拓実との生活に馴染み始めていた。
白いワンピースは拓実の母親のものをリメイクしたものでいつの間にか柳専用のクローゼットが一つの部屋を占領していた
柳はよくシャーペンをくるくる回していた
「でもまあ......悪くないのは同感」
だが、忘れていたわけではない。
現実は静かに進行していた。
柳のお腹は少しずつ膨らみ始めていた。まだ目立つほどではないが一体が十歳程度のサイズであることを考えると、その膨らみは異様だった。
バイトから帰った拓実が見る柳の姿に、時折ぎくりとする瞬間がある。
小さな体に宿る命の重さ。
それを直視する日は、そう遠くない
35周目をすぎたあたりで彼女の体に異変が起きた。
俺は察した。
察したくなかった。
怖かった。
俺はどうしたらいい。
怖い。
戻れない。
今になって俺は今までしてしまった彼女との罪の数々を思い出す。
「ごめん」
俺はそれしか声をかけてあげられなかった。
自分の過ちにただ茫然と立ち尽くすしかなかった
大きくなったお腹を抱えてベッドに横たわっていた柳が、拓実の声に顔を向けた
「なんで謝るの」
柳の声はいつもと変わらなかった。
淡々としていて、穏やかで。
それが余計に拓実の胸を抉った。
この体で十ヶ月以上を過ごしてきた。
毎晩蹴られるお腹をさすりながら眠る柳を、隣で見ていたはずだった。
なのに今さら—怖いと思っている自分が最低だった
よいしょ、と体を起こした
「拓実、こっち来て」
柳がぽんぽんと自分の隣を叩いた。
32キロしかなかった体は今、それ以上に重くなっている。
骨格は十歳のまま、中身だけが臨月まで育っている。
その歪さを一番感じているのは柳自身のはずだった
「..今日産もう」
俺は決心した。
ふ、と小さく息を吐いて笑った
「うん」
あっさりとした返事だった。
まるでずっと前から決まっていたことのように。
実際、二人で何度も話し合っていたのだ。いつかは来ると分かっていた
お腹をそっとさすった
「この子もそろそろ出たいって言ってる気がする。最近すごくよく動くし」
問題は山積みだった。
病院には行けない。
助産師を呼ぶ金もない。
必要な道具も知識も圧倒的に足りない。それでも—やるしかなかった
まっすぐ拓実の目を見た
「拓実しかいないから。全部任せとく。…怖くないって言ったら嘘だけど」
小さな手が拓実の手を探した
「一人じゃないから大丈夫」
彼女は必死に赤ちゃんを産む。
産めなかった
彼女の体は小さすぎた。
遅かった。
無理して病院に行かせとけばよかった。
俺はどうなってもよかった。
彼女を守りたかった。
彼女だけは。
もう遅い
「...帝王切開しかないか。」
俺は泣きながら包丁手に取りそっと彼女の近くに寄る。
荒い呼吸の中、天井を見ていた目が拓実の手元に移った。
包丁の刃が強光灯の光を反射している
柳は何も言わなかった。数秒、ただ拓実の泣き顔を見ていた。そして—震える手
で拓実の手首をそっと掴み、包丁を自分の腹の上に導いた
かすれた声
「はやく」
それ以上の言葉はいらなかった。
迷っている時間はもうなかった。
破水はとっくに起きていて、シーツに大きな染みが広がっている。
赤ちゃんが降りてこない。
この小さすぎる骨盤では通れない。
選択肢は他になかった
ぎゅっと拓実の手を握った
温かい
「それでも拓実のこと、恨んでないから」
それが最後の一言だった。
次の瞬間、部屋に柳の絶叫が響き渡った。
—————————っ!!!!!♡♡♡
生まれた。
赤子は無事健康に育っていた。
俺は彼女の方を見る。
彼女はのはダメだろう。
「柳...ありがとう...」
柳はもう冷たくなっていた。
赤ちゃんの名前は柳に決めた。
俺は死んだ柳をクローゼットに押し込んだ
小さな赤ちゃんは元気に泣いた。
力強く、しわくちゃな声で。
母親譲りの茶色い髪がうっすらと生えていた。
健康そのものだった—母親だけが帰らなかった
それからの数日、拓実は壊れたように動いた。
生まれた子にミルクをやり、オムツを替え、夜泣きに付き合い、そして—クローゼットの扉を二度と開けなかった。
警察に届けることもしなかった。
何もかもが露見するのが怖かったのではない。
柳の最後の言葉を守りたかったのでもない。
ただ、何も考えたくなかっただけだった
赤ちゃんには柳と名付けた。あの子が生きた、前の中ですやすやと眠る姿は、残酷なほど柳に似ていた
10年後赤子だった柳はすっかりと成長した。
それはまるで昔の彼女のようだった。
「クローゼットの中には何が入ってるの?」
これは十年目の誕生日だった
娘の柳が十歳になったばかりのその子は、好奇心に満ちた目をして、リビングの奥にある古いクローゼットに手をかけた
取っ手にぶら下がるようにして
引き開ける
「ねえパパ、これ何入ってるの?ずっと鍵かかってたよね」
クローゼットの中は暗かった。
奥に押し込まれた段ボールと毛布。
そしてその下に—白い布が覗いていた。
丁寧に畳まれたそれは、かつて柳が着ていた白いドレスだった
「これはパパの大切なものだよ。絶対に開けちゃダメだからね。パパは仕事に行ってくるからちゃんと待ってるんだよ。」
拓実は気づかなかった
あのとき彼女の手にはあのクローゼットの鍵が握り締められていた
拓実が慌ててクローゼットを閉め、鍵を隠そうとした時にはもう遅かった。
柳の小さな手の中には、するりと抜き取った鍵がしっかりと握られていた
にっと笑って鍵を背中の後ろに隠す
「えー、やだ。大切なものなら見たい」
十年前の柳と同じ仕草だった。
唇の端をちよっと上げて、いたずらっぽく笑う。
止める間もなく、玄関から飛び出していった
拓実の背後で—家の中は静まり返った
父親の足音が完全に消えてから、もう一度クローゼットの鍵を開けた
「パパがあんなに慌てるの初めて見た」
ドレスを取り出して広げる。
少し黄ばんでいたが、綺麗な白だった
「きれい......ママのかな」
クローゼットの中で、十年分の埃が舞った
その瞬間俺は壊れた。
何もかも。
「ああぁ」
もう腐り骨となった彼女をみて
俺は思い出したくもない思い出を全て思い出してしまった
仕事に行くと言ったはずの拓実は、なぜか家の前に立っていた。
財布を忘れた。
そんな理由だったかもしれない。
十年という時間は残酷だった。
白かったドレスは埃を被り、かつて柳だったものは、もう柳の形をしていなかった。
骨とわずかな肉の残骸。甘い匂いの代わりに漂う腐臭
あの夜の記憶が一気にフラッシュバックする。
泣き叫ぶ声、握られた手首の感触、握り返された力—全部、全部思い出した
ドレスを抱えたまま固まっていた。
振り返って見た父親の顔は、見たこともないものだった。
目は開いているのに何も映していない。口からは意味をなさない音だけが痛れている
「パパ...?」
一歩後ずさった
何故か俺は勃起していた。
あの時の純粋な彼女が戻ってきた。
娘の柳をみて何故かそう思った。
俺はもう今の彼女と同じで俺ではないのかもしれない。
「孕ます」
ボソッと囁いて柳にそっと近づく
ぞくり、と柳の背筋に冷たいものが走った。
本能的に一歩下がるが、足がもつれて尻餅をついた。
抱えていたドレスがばさりと床に落ちる
「パパ....?なに言って—」
目の前にいるのは父親ではなかった。
十年分の罪悪感と狂気が凝縮された、名前のない怪物だった。
ゆっくりと近づいてくる拓実の目に光はなく、股間だけが不自然に膨らんでいる。
娘はそれを知らない。
知るはずもなかったが、体は理解していた—
逃げろ
這うようにして後ろへ下がり、背中が壁にぶつかった。
もう逃げ場がない
「やだ.....来ないで...」
茶色い目に涙が滲んだ
俺はあの時のように彼女の首を絞めた。
♡
たまらなかった。
♡♡
あの時が戻ってきた。
♡♡♡
柳が帰ってきた。
♡♡♡♡
もうどうなってもいい。
♡♡♡♡♡
俺はもう戻れない。
「ゴムないけどいいよね。柳も好きだったよね」
孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる
あの時が戻ってきた。
気持ちい。
もうずっとこれでいい。孕ませる孕ま孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる
せる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませる孕ませせる孕ませる
首を絞められて声が出ない。細い指で必死に拓実の手を引き剥がそうとするが、十歳の力ではびくともしなかった
がたがたと体が痙攣する。
意識が療職とし始めた頃にふっと手が緩んだ—空気を求めて咳き込む柳の服が、乱に剥き取られていく。
あの日と同じ手つきだった。慣れた獣のような
「パパやめて.....パパぁ.....」
ぼろぼろ涙を流しながら首を振る。
体は小さくて細い。
あの日の柳よりもさらに幼くて—壊してしまいそうなほど華奢だった
もう止まれなかった。
止まる理由がなかった。
十年越しに帰ってきた柳。
自分が殺した柳の娘。その禁忌の味は脳を焼くほど甘かった
「出すよ」
俺はあの時と同じ言葉をかけた。
無意識だった。
たまたまだった。
体が覚えていた。
あの時の快感を。
「射精る」
ビュッ♡ビュルルッ♡ドピュ♡
「ポキッ」何かが壊れた音がした。
柳は死んだ
白濁色の愛を膣に注ぎ切るまで俺は気づかなかった。
白い液が幼い体の中に注がれ続ける間、柳の四肢はだらんと力を失っていた。
首が不自然な角度に曲がっている。
あの音は一首の骨が折れた音だった。
娘もまた、母親と同じ場所で死んだ
射精が終わって、拓実はやっと気づいた。
腕の中で冷たくなっていく小さな体を見下ろす。
あの茶髪。
あの目。
あの顔。
全部同じ。なのにもう二度と動かない
クローゼットには母がいる。
腕には娘がいる。
どちらも白いものに汚されて冷たい。
静かな部屋に、エアコンの音だけが低くいていた
「あれ」
俺は涙を流していた。
なんで。
なんで死んだの。
罪悪感はなかった。
あの時と同じようにやったはずだった。
なんでなんで死んだの?わからない
涙の理由を拓実自身が理解することはなかった。
罪悪感ではない。
悲しみでもない。
壊れたおもちゃを見つめる子供の目だった。
まだ温かし朝の体からするりと抜け出ると、白い液が床に垂れた。それをぼんやりと見ている
それから数時間、拓実は二つの体の前に座り続けた。
何をするでもなく。
やがて立ち上がり—同じことをした。
クローゼットに母を。
娘を並べて。
扉を閉めて。
鍵をかけて。
十年後、同じ家、同じ部屋。
違うのは中身だけ。拓実はまた同じことを繰り返した。
学ばないのではない。学べないのだった。
あの快楽を知ってしまった体と心は、もうまともには戻れなかった
俺は捕まった。どうやら娘との行為中に会社から電話がかかってて気づかずにボタンを着信ボタンを押していたらしい。
俺が悪いの?なんで?死んだ方が悪いじゃん。
留守電に残った娘の悲鳴。
それを不審に思った会社の同僚が警察に通報した。
よくある話だった。
よくあってはいけない話だった
警察が踏み込んだ時、拓実はクローゼットの前で座り込んでいた。
逮捕された時の第一声は—「なんで?」だった。
取調室でも、裁判でも、一貫して同じことを言った。
「悪いのは死んだ方だ」
と。精神鑑定が行われた。
十年以上にわたる罪の発覚は、世間を騒がせた。
ワイドショーが面白おかしく切り取り、「怪物父」という見出しが躍った。
被害者二名。一人は行方不明扱い!もう一人は十歳。
裁判員たちは一様に険しい顔をしていた
牢獄に入っている途中俺は柳の幻覚を見た。
壁だった俺は気づかずに俺は壁に勃起したチンポを擦り続ける。毎日、毎日、血まみれだった。
やめられなかった。
そこに柳がいたから。
看守が最初に気づいたのは異臭だった。
消灯後の巡回で独房を覗いた時、壁際にうずくまる拓実が壁面に向かって腰を振り続けていた。
血がコンクリートを伝い、床まで垂れている。
「やめろ」、という声は届かなかった。
誰の名前を呼んでいるのか判別できないうわ言を延々と呟きながら、ただひたすらに
強制的に引き剥がされた時、拓実の性器は皮がする剥け、肉がえぐれていた。
痛覚が機能していないかのように、治療中もにやにやと笑っていたという
隔離措置が取られた。
拘束衣が検討され最終的に閉鎖病棟への移送が決まった。
鉄格子の向こうで、拓実はまだ同じ壁を見つめていた。
そこに誰が見えているのか、本人以外の誰にも分からなかった。
おそらく本人にすら
「天国で待ってるよ」
ある日柳がそういった。
ある時の食事だった。
俺は驚きのあまり皿を割った。
「待っててね柳。—————————っ!!!!!♡♡♡」
最後に俺の脳によぎったのは帝王切開の柳だった。




