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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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左脇腹

作者: 6月12日

ズドンッ!!「痛い痛い痛ァーイ!!」 あまりの痛みに語尾がネイティブになってしまった。何かが刺さった、脇腹に。しかも左、不吉な方に。「ナンだ?ナンナンだ!?何が刺さったんだ?」ひろしは叫んだ。怒リーながら。

左脇腹をよーく見てみるとあることに気づく!ひろし気づく!刺さっていたのはそう!ナン!「ナン」が刺さっていたのだ。「ナンナンだよ 全く ナンて日だ!」ひろし怒リーが収まらない。不機嫌なため口が辛口になる。

気分転換にバーに行く。ジャワ島をモチーフにした雰囲気のいいカフェである。ツマミのアーモンドを食べる。美味い!モンドコレクションに選ばれている。酒が進む進む。

酔った勢いで、ゴム無しでヤリ捨てた元カノのインド人に電話をして、今日の悲惨な出来事を話した。彼女は「そうナンだ」と冷たく返された。元カレーの僕にまだ怒リーを覚えているらしい。ぼくは悪くない。だから、絶対に「ごめんなさい」は言わない。言うもんか……

隣に座っていた神父が慰めてくれた。「ナンジよ お疲レー様」ナンだろう?凄いうれしい気持ちになった。

「ナン」はまだ左脇腹に刺さっている。だが、ナンとかなる!ナンとでもなる!希望を持ち前を向いて歩いていこう!!「ナン」というナン題とともに!

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