変わらない町、変われない心
皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申すものでございます!
さぁさぁ皆様、今日はハロウィンですね!
作者も今日は……今は職場にいますが、帰ったらハロウィンに因んだ曲を聴いて聴いて、聴きまくりながらお話を書いていく所存でございますよ! 途中で泣かなければね!!(?)
ということで、本編をお楽しみください♪
Trick or Treat!
お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞぉ!
久しく通っていなかった駅前のアーケード商店街を歩いていると、どこからともなく陽気な音楽が流れてくる。やっと夏の名残が去り始めたばかりで、なんならまだ暑い日もあるっているのに、そういや今日はハロウィンなのか。俺の顔に浮かんだのは苦笑か、それとも懐古の情か――残念だが、それは俺自身にもわからなかった。
だってわかるわけないさ……ここに帰ってきた理由すら曖昧で、それだけじゃない。
それだけじゃなく、自分の気持ちの曖昧さには、つくづく嫌気が差すくらいなんだから。
「未来だってそうだったんだよな」
小さい頃から、俺よりよっぽど俺のことをわかっていた妹に想いを馳せる。
いつも俺の後ろから付いてきて、俺のことをずっと見てくれていた妹。
その眼差しの質感が俺の思うものとは違っていたことに、俺は最後まで気付けなかった。
気付けなかったのか。
気付かなかったのか。
俺は自分を信用できない。
どちらにせよ言えるのは、たぶん俺があと少し違う立ち回りをしていたら、きっと俺たちの間には違う時間が流れていたはずだということ。
俺と未来の平和だった日常は、きっと俺と未来がお互い妥協できる形で続いていたのだろうということ。
それを先に手離したのは、紛れもなく俺であるということ。
なぁ、未来。
帰郷した俺の頭には、最後の日に未来が見せた涙が甦っていた。
なぁ、未来。
あの日よりも、俺は少しだけ強くなったつもりだよ。少なくとも、ちゃんと答えを出せるくらいには。
ごめんな、未来。
まだ会えていない妹の姿は、中学生だったあの頃で止まっている。あれから5年は経っているというのに、まだ俺のなかの未来は子どものままだ。
決着をつけることに怯えていた俺の、最初の一歩。
5年も離れていた俺などすっかり忘れてしまったらしい、居心地のいい無関心に満ちた商店街を通り抜けて、一歩。
喧騒がぴたりとやむような、お世辞にも都会とはいえない片田舎の住宅街へと足を進めた。
前書きに引き続き、遊月です。ハロウィンのお話、なんと今年は全年齢対象です。作者は何か傷んだものでも食べてしまったのでしょうか?
いえいえそういうわけではなく、単純に2話まで書き進めてまったくエッチなシーンが入らなかったので(この後書き執筆時点の話)、これは全年齢で公開してもいいんじゃないかと思ったわけなんですよね。……やはり何か傷んだものでも(違います)
ちなみにこのお話では兄妹同士の恋愛感情を書いていくつもりなのですが、なんと私、少なくとも私が覚えている限りでは血の繋がったきょうだい同士の恋愛って書いていない記憶があるんですよね。親子はわりと書いているのですが笑 先日たまたまSNSで相互フォローしている字書きさんとそんな話になったことで、『よぉし、きょうだい同士の恋愛、書いてやろうじゃないの!』と一念発起したのがこのお話となっております。ハロウィンのお話というと毎年ロリっ娘の出てくる成人向け短編を書かせていただいていたんですけれどもね、なんだか今年は趣向が変わりました。
さて、最近私は半年前に放送されたという、令和の釘●病アニメと名高いアニメにかなり興味を引かれております。そもそも1話が放送された時点でかつて釘●病だった民は観ておくべしと言われていたものでしたが、ここ数年の私は1クールにひとつアニメを完走できればいい方という有り様なことに加え、ちょうど20年くらい前のアニメをいろいろな手段で視聴している時期だったのでスルーしてしまっていたんですよね。
しかし、しかしながらいやそれでも、声優さんのラジオの切り抜き動画とかを観ていると、こう……! 私たちの黄金時代が帰ってきたような布陣だという話があったり、そもそもラジオ自体もこう……ねぇ!!
少し感情が先走ってしまい、追い付かない言葉がもどかしいですが、何が言いたいかというと「観とけばよかったなぁ!!」ということなんですよね。
まぁ、まぁ。
来年はもうあれでございます。某ガールズバンドアニメシリーズの最新作であったり、某芦毛の怪物の物語がまさかのアニメ化を果たしたり、サマーでポケットなアニメが放送予定だったりと、たぶん放送されたらかぶり付きで観るだろうアニメが目白押しですからね。観られるとは思うのですが!
いやぁ……しかし、しかしそれにしても。
ツンデレロリ系統のお声をよく担当されていたあの方が、あんな超デレデレなオープニングを歌う時代か、令和……。旦那様ですか……恐ろしい時代ですよ。
ということで、また次回お会いしましょう!
ではではっ!!