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ブラック本屋は異世界への入口  作者: 紙コップ
第1章 出会い
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本のお陰

さらに読み通りなら、習得したということは使用も出来るはずだ。


…どうすれば使用できる?


そんなことを考えていると、本からまたピコンと音がして「使用しますか?」という文字が現れた。


勿論、ここはyesだ。


「使用してくれ!!」


そう叫ぶと本が勢い良く開き、ページから大量の風が放たれた。


それはガルーダが使っていた先程の超暴風刃(サイクロン)よりも遥かに規模が大きく、周りの木々を半径1㎞程地面から根こそぎ吹き飛ばした。


ガルーダもこの風には耐えきれなかったようで、遥か上空へと吹き飛んだ。


…冷静に考えると、近くに街とかあったら壊滅させてしまうような気がするんだが。


…確認してないし、もう無いことを祈ろう。


超暴風刃(サイクロン)は暫くすると収まり、上空からは気絶したガルーダが落下してきた。


流石に地面に叩き付けられると痛いだろうと、本に受け止めろっと言ってみると、本が開いてガルーダを受け止めた。


…あんな巨体を受け止められるなんて、わりと言ってみるものだな。


とりあえず、とそっと地面にガルーダを降ろし、気が付くまで待っていることにした。


一応勝利したらしいし。


完全にこの本のお陰だけどね。


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