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町への襲撃……!!(★350)
「おはよう、お姫様?」
「ようやくこの時が来た……!」
「何だかお怒りの様ですね?」
「ひょっとして……カルラ様のこと?」
「なっ……!// あ、あいつのことなど……!」
「フフッ…顔に出てる」
魔王軍の総司令はあのエルフだった。
町の外から逃げようとする住民たち。
「大谷地から逃げるぞ」
「まで起立を無視するんじゃない」
「うるせえお前ら」
「騎士団の言うことになんか従ってられるか」
そして柵を乗り越えて門の外に出ようとする住民たち。
次々と我先にと続いていき規律交野の乱れていく。
「逃すな」
そこを次々とエルフの魔物たちに狙い撃ちにされていく。
そっそんな」
町の外に家を出た者は一人もいなかった
「お、おい……お前はここを置いて行くのか…?」
「他のやらなければならないことがある」
「私は…? 置いて行くのか?」
イルナは不安そうな顔をしてこっちを向いた。
鮮血。
イルナの血だった。
止めどなく流れる。




