9.5話 イルナちゃんの好みを知っていた…。(★600)
ここは街。
3人で買い物に来ていた。
〜武具や〜
「へいらっしゃい」
カルラ「どうしたイルナ……なんだかテンション低いな」
イルナが「えー」
「……わざわざ買い替えなくても」
「その装備はもう弱いんだ」
「ホラーこっちの装備の方がいいだろ?」
装備を新調するためとクエストを受けに来ていた。
シリルもなんとなくついてきている。
「どれがいいんだ?」
「えーとね」
「イルナ?」
「……」
「兄貴とシリルが楽しそうに喋ってたのが」
「なんかムカついたんだよ……」
ボソッとイルナが呟いた。
「何か言ったの? イルナ」
「な、なんでもねーし// …とっとと行くぞ!」
「ほう……これはいい装備だな」
そう言って興味深そうに俺の体の近くまで近づいてくるシリル。
「もっとよく見せて」
「お、おい」
そう言って装備を外そうとする。
「あーシリルがまた抜け駆けしてる卑怯」
「は?」
兄貴は白色の装備を買おうとする。
「なんで白色ていうか」
「何で?」
「お前」
「だってお前白色の方が好きだろ?」
「はーなんでそのこと知って」
「バーカしね」
イルナは白い色の方が好きだった。
「お前にだけは知られたくなかったんだよ」
「カルラのバカ」
「まあありがとよ」
イルナは自分の今までのパーソナルカラー的な感じのやつ。
じゃなくて。
新しい真っ白の装備を買ってもらった。
「あー間違えたよかった」
私がその言葉を要する時私よりも先に、
イルナはそう言っていた。
「イルナちゃんあんた……」




