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幻 想 童 話  作者: 保地葉
11/20

白雪の人形姫、1(二人の姫)

妃は望んだ。


雪のように白い肌、

炭のように黒い髪、

海のように碧い眼、

血のように赤い唇を持つ娘が欲しいと。


望みは叶えられ、妃の元に女の双子が授けられた。


白雪の肌、

漆黒の髪、

緑柱石の瞳、

血の唇を持つ赤児と

象牙の肌、

栗毛の髪、

闇の瞳、

桜の唇を持つ赤児。


妃は自らが望んだ通りの娘を可愛がり、真綿で包むように育てた。


双子の姫はすくすくと育ち、年頃になる。後継王となる王太子は既に王の片腕として即位しており、姫たちはそれぞれ主要な家臣と燐国の皇帝の元へ嫁ぐことになる。


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