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灰の街を越えて *AI執筆  作者: gramgram


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22/92

p22

ヴァルターは銃を握り直し、瓦礫の影に身を沈めた。

足音が近づく。ロシア語の声が、はっきりと聞き取れる距離に迫る。


「今だ……」

彼は息を止め、引き金を絞った。


銃声が狭い通路に轟き、火花が闇を裂いた。

先頭の兵士が倒れる。だが、その叫びが仲間を呼んだ。


次の瞬間、通路の奥から怒号と銃声が返ってきた。

弾丸が壁を叩き、石片が飛び散る。

瓦礫の陰に身を伏せたヴァルターの耳に、四方から迫る足音が響いた。


「囲まれた……!」フリンツが呻く。

狭い通路に銃火が集中し、逃げ場はなかった。

瓦礫の影は遮蔽(しゃへい)にならず、ただの墓標に変わる。


最後に見えたのは、火花に照らされた鉄骨の影だった。


END

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