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灰の街を越えて *AI執筆  作者: gramgram


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112/131

p101

ヴァルターは折りたたみ鋸を広げ、刃をナットの角に当てた。

錆で膨れた金属は、思ったよりも脆かった。

刃が食い込むと、ざらりとした感触が返り、数十秒のうちに一つ目のナットが切断された。


切断面は熱を持ち、金属の焦げた匂いがわずかに立ち上る。

ヴァルターは息を殺しながら、もう一つのナットへ鋸を移した。


同じように刃を滑らせ、錆の層を削り落とすようにして切断する。

やがて、二つ目のナットも音を立てて外れた。


金具の台座は、固定を失ったことで傾き、指先で押すと壁から離れて落ちた。

ヴァルターは金具を手に取り、形状を確認する。

どうみても、包みの中に代わりになりそうなものは見当たらない。


(……取り替えろと書いてあったのに、代替部品がない?)


工具の包みをもう一度探る。

スパナ、潤滑油、鋸、トルクレンチ――

そして、細いワイヤーの束。


(……これか)


ヴァルターはワイヤーを手に取り、配管に目を向けた。

壊れてもいない部品を取り替えることに、何の意味があるのか見当もつかないが、今は考えても仕方がない。


ヴァルターはワイヤーの端を配管に巻き付け、固定するように形を整えた。


-しっかりピンと張って固定する→P.106

-やや緩めにたわみを持たせた状態にする→P.103


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