理想化した恋愛は長続きしない 後編
前編は、告白をした時がピークであるという考えを軸にしました。
後編では、それでも恋愛がしたい人に向けて、自分なりの恋愛理論を体系化させてみました。
●付き合いたい=下心
・下心丸出しで振る舞ってしまうと、女子からエロい奴認定されてしまい、迫害の対象となる
→本当は全員が下心を有しているのに
・付き合うこと…必ず下心が存在する
→手を繋ぎたいしキスもしたいという、行為を実行したい下心が絶対にある
→好きなだけなら会話だけで問題ないはず
●好きになる≠付き合いたい
・女優のことを好きになっても、付き合いたいと本気では思えない
→漠然と付き合いたいという願望はあっても、非現実的なものとして悟っている
→高嶺の花に対して抱く恋心と一緒
・大抵の女子には、好きになれるポテンシャルが存在する
→SNSや電車で前に座っている人を好きになることすらあるのだから
・好きになった人と交際にまで発展するためには、会話・愛嬌・兆し・気づかせが必要
*会話
・ある程度のエンカウント数が必要
→この段階で世の中にいる大抵の女子は除外される
→女優のことをどれだけ好きになっても、出会って会話をするような関係にならないと交際は無理
→相手が話してないのに一方的に惚れられるパターンは存在するが、それを実行できるのはカースト上位の人間のみ
→俳優やアイドルぐらいしか該当しない
*愛嬌…明るくて知的好奇心が強い性格
例:aiko、佐藤栞里
→結局、明るくて社交的な女に惹かれる
→会話をしてて嫌な気持ちにならない
→but、過剰な愛嬌は、あざといに堕天する
→好きな子に対していじわるをしてしまうが故に、愛嬌を見出せないパターンが存在するが、その場合は会話を繰り返す中で判断するしかない
*兆し…それっぽい雰囲気を相手から感じる
→優しくされたり、ちょっとドキドキさせられる言動、夢の中に出てくるなど
→可愛い女子として意識できる瞬間があればよい
→付き合った時の妄想をすることができれば問題ない
→相手が他の誰かを好きな場合、兆しがなくなり好意が解消される場合がある
→恋愛における処女信仰…自分以外の男とイチャイチャしている姿を想像して萎える
→好きだった人が結婚とか交際をすると途端にアンチに変わるやつ(愛憎相和す)
*気づかせ…相手に自分が好きなことを気づかせる
・どんなに親密になっても、その気持ちが相手に伝わらなければ、恋愛に発展することはない
→幼馴染がいつまでも恋愛関係に発展しないなど
→島田紳助理論…「好きになってもいいですか?」と聞く
→直接、相手に自分のことを意識させることができる
→but、ハードルが高い
→他人に好きな人がいることを宣言して、噂という形で本人に伝える
→周りに○○が好きだと宣言する
→その人に恋人や好きな人がいる場合、早まった行動をせずに済む
→ハードル低く間接的に意識させられる
→女友達や友人に噂好きの人がいるならば、クラス中の認知に繋がる(外堀を埋める)
●付き合いたい場合の心構え
・相手に対して好感度が上がる一番の行動は、とにかく話すこと
→授業中、教科書を二人で見るのも悪くないが、それよりもグループでの話し合いと称した雑談の時間に楽しく会話をすることが重要
・色々考えてしまうと、結局付き合うことができない
→行動しなければ、付き合うことは絶対にできない
・本気で付き合いたいと考えている場合、サークルに入るべし!
→高校か大学でデビューして、男女のいるサークルに加入する
→サークルに入ることの正しさは、マンガやアニメなどで証明されている
例:キョン、比企谷
→そこで女子と交流して付き合うのが一番現実的
→文化祭の実行委員など、特定の集団に属するのも吉
→選択肢が限られているからこそ、この人でいいや的な気持ちも相まって付き合うことができるはず
→合コンやマッチングアプリでは、選り好みしてしまい、結局決断することができない
→理想を追求し続けてしまう
●告白の仕方
・劇場型…大勢がいるところで告白する
→周りの人間が盛り上げてくれる
→成功率が高い(その場限りの可能性も高いが……)
・二人きり…他人による邪魔がない
→失敗したときは地獄
・LINE…ハードルが低い
→周りの人間にサポートを受けながら、返信や受け答えができる
→直接告白するよりはドキドキしない
思索する者は何もしていない者である。
『地下室の手記』ドストエフスキー