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7.団長の実力テスト1



私は今、グランに団長として実力があるかどうかテストで戦わされるところである。

もちろん私は手加減するつもりである、していなきゃグランがボッロボロになっちゃうものね。

おっと!戦闘が開始するみたい。

戦闘場は騎士団の訓練場で結構広いのである。

グランがロングソードを構えて私に話しかけてきた。


「ルミナス、手加減しろよ!出なければ闘技場が()()するからな!」


失礼な!そんな私は破壊神ではないわ!!そうだ!奥手は隠しておくものだから丁度暗殺でも使おうとした2番目に慣れている武器を出しましょう!


鮮血之短剣ブラッド・ノブァ


吸血鬼の固有魔法、武器を自分の魔力が強ければ強いほど強化される武器製造魔法だ。

私が出したのは食事用ナイフだが普通のナイフより2倍も大きい、そして先が尖がっている。まさしく凶器である。いつもはこの先に毒を塗るのだが相手は敵ではない、グランだ。味方である、これで殴ったらただのアホになってしまうわ。


「では、行くわよ!グラン」


私はグランに開始の合図を送ってナイフで人間の防御が弱い代表的な脇腹当たりを攻撃したがロングソードで防御された。さすが勇者ね、このくらいできなきゃ!

では次にその防御されたナイフに力を抜いて目に見えないくらい全速力でグランの後ろに向かって首を...

見事グランに華麗によけられた。そしていつの間にかグランが私の耳元にこう囁きながら私の首に剣を当て来た。


「流石初代勇者と互角に戦えるレベルだな、だが負けるわけにはいかない。」


偉そうなこと言うよねー私も負けてられないわ。首にあてられた剣をナイフでとっさにはじき返してロングソードをグランの手から飛ばして...


カラン


と音がしてロングソードが10m先の地面に落ちた。

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