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10.*魔王視点*俺を唯一叱ってくれた人

すみません。少し長くなりました。



そうして俺はルミナスの説教を聞いている最中に不思議な気持ちがした。

そう、疑問だ。どうして俺に叱ってくれるのか?と。

不思議になって聞いてみた。


「どうしてお前は俺を叱ってくれるんだ?」


ルミナスはキョトンとして当たり前とばかりにこう言った。


「貴方の教育環境が悪いからよ。」


そんなに悪かったのか?と思うがそれ以上は答えてくれそうになかった。

ルミナスはクロムエル王国の城を深紅の瞳で見つめるとこう言った。


「お父様が戻れと命令だわ。また会えたら話しましょう。魔王」


転送陣を展開しながらルミナスが言うと...

瞬まに消えてしまった。何だろう?この気持ちは?不思議な感情に襲われる。何故か心臓も早く動いてドクドクと音を鳴らしていた。


「俺も帰るか」


そうして俺もこの地を去った。


そして1年後―


伝令でクロムエル王国が初代勇者に敗北したと記されてあった。

衝撃が走った。まず疑問が発生した。「ルミナスはどうなる?」と言う...

急いで現地に到着するとギロチンでルミナスの家族が殺されていた。どんどん首が転がってくる。

だがルミナスの姿はなかった。そこに居たのは輝くような金髪に真っ青な人目を持った勇者だったから。

勇者に聞いてみた。


「ルミナスはどこだ」


俺が無意識ににらんで質問すると勇者は爽快そうに笑って答えた。


「あの子はねぇ、やたらと力が強いから封印しといたよぉ」


プチン―

と何かが切れる音がした。気ずいたら腰に下げていた剣を引き抜き勇者の首に当てていた。


「どこに封印した。貴様」


静かに俺が問うと勇者はますます楽しいと言わんばかりに笑みを深めた。


「それわねぇ、僕のお城の近くに封印したよぉ。でも結界が張ってあるからたどり着けるかなぁ」


それから―激しい戦闘が始まった。


      ―大丈夫、何百年経ったとしても必ず封印を解いてやる、俺に初めて叱ってくれた人―

初代勇者は楽しくなると人格が変わるタイプです。

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