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2、プロローグ2

つおい(^ω^)


極小砲身(ナノバレル)展開(セット)全銃口開門(フルオープン)噴射加速(アクセラレーション)!!!」


「ーーー消えッッッ!!!?!」


背中から視認不可能な程極小の砲身を無数に展開、そこから一斉に魔力を放出、まさに目にも映らない速度で魔王の懐へと入る。



(ーーーよし、懐に入った!!!)


『ーーーー模倣皮膚発疹開始(イミテーション)発疹準備完了(セット)偽・鋼鉄九頭龍犬狼フルメタルヒュヴォルフ


「ーーー何?!?」


俺がスキルを発動させるために詠唱を完了させると、背中から鋼鉄の九つの龍が現れる、その姿に魔王ーーいやエヴァは一瞬だが惚ける……。


(ーーーその一瞬があれば十分だ!!!)


『ーーーー今は亡き犬狼顎門(ナイン・エンド)!!!!』


「ーーーーーッッッ!!?!」


「ーーーおおおおおお!!!!!」


多頭竜の後頭部にブースターが展開、一気に魔力が噴射、ジェット機さながら速度で顎門は魔王に一斉に噛み付く。


鋼鉄製の牙、岩も砕き、鉄も貫く、魔王を噛みちぎろうとするも、薄皮一枚貫いた程度……。


「ーーーーまさか、こんな形で()()()()()()()()()()()()


「ーーー相当強かったぜ、コイツは」


「ーーーーフン!!!」


「ーーーーーッッッ??!!」


噛みついていた龍の頭ごと俺を力づくで吹っ飛ばされる。



「ーーーーー…初見は蒸気機関の真似事かと思ったが………どうやら見掛け倒しではないらしい、様々な生物の体を再現しつつ機械でさらにアレンジしつつ強化するというわけか……特に魔力を蒸気に見立て噴出することによって常識はずれの運動能力を手にする…………… 機械仕掛けの有翼幻獣(キマキナ)とはよく言った…………ーーーーいやここは【八つ裂き乱射魔(アハト・アハト)】と言った方がいいのかな、黒鉄ジャンク殿?」



「ーーーへ、其方こそ『偽・鋼鉄九頭龍犬狼フルメタルヒュヴォルフ』を俺ごと引き剥がすなんて………やるな【原罪の魔女王】エヴァウルトスーーーーー…………なんだろうな、こんな事言うと変に思われるかと思うが………あんたとは別の形であってれば……最高の戦友になれたかもしれないな…………あんたと殴り合ってるとアンタはただの暴君でも虐殺者でもないのは伝わってくる…………」



「ーーーーフ、我も同じ気持ちだ………何だろうなこの気持ちは………だがーー」



「ーーーーああ」


「「ーーーーーー攻め潰す!!!!!!」」


お互いがお互いの命を刈り取るため死力を尽くすーーーー俺は手数で優位に立つが、一撃の威力では魔王に分がある……条件的には五分、その均衡は実際には数十分程度だったが、一瞬の気の緩み、筋肉の筋一本の扱いを間違った瞬間、決着が着く、そんな超速零距離戦闘をしているためか、体感時間が引き延ばされ永遠にも思える間、戦い続ける……。


「ーーーッッッ!!?」


(ーーーーなんだ?、魔王の動きが止まった………ーーーー疑問に思っている暇はないーーーーこんな隙もう二度と来ないーー決めてやる!!!!!!!)



『万騎討滅、鎧袖一触、一刀両断!!!ーーーー九星主竜の一撃(セイヴァーレイヴ)ーーー!!!!!!!』


スキルを発動すると俺の背中から生えていた九つの頭を持つ機竜は一つに凝縮され、竜の頭を模したナックルへと姿を変える、それを腕に装着、ナックルから刃が出てくる、自身の全魔力をその刃へと流し込み、俺の手持ちスキルの中でも最強誇るスキルを魔王へと放つ。


「ーーーーッッッッッ!!!??」


「ーーーーーいっけええええええええええ!!!!!!!!!!」


全てを切り裂く一撃は魔王へと直撃、流石は魔女王エヴァ、簡単に一刀両断とはいかず、体表面で堪えている、だが確実に効いている、凄まじい轟音と火花が散らされる、咆哮する俺、貫けと、無意味と分かっていてもやめられない叫び続ける。



「ーーーーーーだぁりゃあああああああああああ!!!!!!」


「ーーーーッッッッッッッッ!!??!!」



俺の咆哮に意味があったのかは謎だが、数瞬の拮抗の末、何とか魔女王に致命傷を与えることに成功、右足を吹っ飛ばした……相手はバランスが取れず地に倒れ込む。



「ーーーー俺の勝ちだ、【原罪の魔女王】エヴァウルトス……」



「ーーーーフッッ、負けたというのに何だろうなこの気持ちは………負け惜しみだと思われるだろうが…………余が負けたのが、余に勝ったのが、黒鉄ジャンク……お前でよかった………」


「ーーーー思わねぇよ、きっと俺が負けたら同じこと思ってたんじゃねぇか?」


「…………図々しいと思うが……一つ頼む、我の民を無碍に扱わないでくれ………」


「………当たり前だろ?、ってかつくづく俺たち似たもの同士らしいな…………」


「どういう意味だ?」


「………俺も負けたらアンタにそんな感じの頼み事しようと思ってたんだよ……」


「フッッ、なるほど………ではもう未練は無い、とっととトドメを刺せ」


「………捕虜になるつもりはないのか?」


「ハッッ、兵士ならいざ知らず、賊軍の頭を捕虜にしたところで人族の民は……いやきっと魔族の民すら納得しないだろ?、断頭台で殺されるよりは………勇者、お前という英雄に戦士として倒されたい………」


「………わかった、けどちょい待っててくれ、お前にトドメをさせる聖剣は聖女のクリスが持ってるんだ………」


「ーーーーそうか………別にこのまま死んでも恨みはせんよ………ま、もしかしたらこの戦争に勝ったら婚約者と結婚する約束だったからな、そいつに報復されるかもしれんが……」


つおい(๑╹ω╹๑ )

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