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アウトサイド

作者: soた

僕はねぇ、今でも後悔してますよ。


新型コロナに人生を破壊されたんですよ。


ん~?誰もがそうだ。って?

そりゃそうだよね。


会社の倒産や、大会延期、悪くて中止。

行きたかったアーティストのライブもなくなる。


学校も登校自粛で友達に会えない辛さは身にしみましたね。



大会がなくなったのは僕も同じです。


ですが正直な話をすると、

僕にとっては大会がメインではありませんでした。


一緒に大会に行くことになっていた女の子に

〝告白〟することが一番よ目的でしたよ。


とんだ笑い話ですよね。


その日のために僕は、いろいろ調べて勉強してました。


ファッションセンスであったり、会場周辺のスポットや

女の子が好きそうなグルメやスイーツであったり。


たくさんの友達に聞いてエスコートする気まんまんでした。


まぁ、大会は延期でなくなったんですがね。笑



コロナ期間中は女の子と少しのLINEのやり取りが

あったものの、それっきりでした。


3ヶ月ほどでしょうか?

やっと学校の登校自粛がなくなったんですね。


大会での告白を逃したので、

新しい学校生活で告白をしようと思いました。


ですが時間や日、部活の影響で誘うことはおろか

会うことすら出来ずにいました。


女の子が部活を辞めてしまったからですね。


とても後悔しています。

これが「恋の病」だと知りました。


今でも告白出来なかった未練は残っていますが、

僕は少しずつ女の子のことを忘れることを選びました。


女の子が部活を辞めたことで接点が全く途絶えてしまったし、


部活を、辞めた理由は

「自分の夢を見つけたから」

と、言うじゃありませんか?


なら応援するしかないでしょう。

忘れるとはいえ、女の子への恋心は本物だったのです。



僕は自分の信じる道を進もうと思います。



終わり

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