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級…… 鴉の黒も光りけり
鴉が地に落ちる
その瞬間
風が吹く生暖かい風が
カーテンを揺らす
そして
元に戻れば
光を遮り鴉のように黒くする
艶やかなそして綺麗な
華美に飾ることのない
永遠に
落ちた鴉は足を立て
また飛ぶ準備を始める
そして羽を一枚ひらひらと
落とした先には強いあの
光に当たり羽が輝き
羽毛の一本一本が
光り輝き右往左往
春は訪れ
その先の夏を越して残る熱
冷やす暇なく
また次の
寒さをためて
この級は
心地よい風を求めて新しい風を
吹かせるに隙間風
今日も聞こえる笑い声
昨日も聞こえた笑い声
今日も自由に飛んでいる
鴉もみんなも飛んでいる




