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同級生スケッチ  作者: 風招草平
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宵の明星


 日は机を返して照らし 

 その太陽は嬉しそうに

 あいさつをしている

 それをも

 無視し

 そのまま続け

 集団の世界に入り込み

 言われたものにはオウム返しを

 それもそのまま楽しそうに

 また面倒くさそうに

 

 春の月夜は 

 太陽見えぬ

 それはまた

 言葉にできぬ神秘也

 宵の明星見るのなら

 それはそうとも

 言葉さえでなかろう

 そしてその時声を出す

 それはまぐれもなく太陽でそれを見るもの沢山に

 人はそれを天体の異常であると言い張るが

 慣れが生まれて何もかも……

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