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007 新メンバー

本日2話目の投稿です!


10/31 文章の修正



ピーンポーン

『おーい、星哉、いるー?』

ん?あれは我が弟ではないか、いったいどうしたんだろう?


「いるぞー、どうしたんだ?」

『届けものだよ』

届けもの?まあいいや、出よ


「で、届けものってなに?」

玄関の扉を開けきく

「これだよ」

といいクーラーボックスと封筒を渡してきた

「これなに?」

「中見ればわかるよ、じゃ僕はこれで」

といい、車に戻り帰ってしまった

「まあいいや、とりあえず中入ろ」


「さて、中身はなんじゃろな」

クーラーボックスを開けると水が入っていてそれにぶりが1匹浮かんでいた

「……は?え?なぜ?ま、まあいい、次は封筒だな」

といい封筒を開けると手紙が入っていた

えーとなになに


星哉へ

やあ星哉、元気してる?諒典(りょうすけ)だよ、クーラーボックスの中見た?すごいだろ、あれ俺が釣った魚だぜ、実はなあのぶり、捌いて食べようと思ったんだけど、誰も捌き方知らなくてさ、じゃあ捌ける星哉にあげようと思ってね、誠志(せいじ)に持ってかせたんだよ、それに今日、奥さんが帰ってくる日だろ?昼に2人で食べてな

井川 諒典より



「………はぁ、なんて言うか、やっぱりアイツら馬鹿なんだよな、なぜ父さんは兄と弟が捌けないのを覚えてないんだ、捌けるの俺と姉と母さんだったろうが」

ちなみに俺の父さんは井川 仁哉(じんや)で母さんが井川 龍美(たつみ)、姉が竜義(たつよし) 美夜(みや)で、兄弟の中で結婚して、別に暮らしてるのは俺と姉だけで残りのふたりは、父さんと実家で暮らしてる、あ、母さんはまだ死んでないよ?

父さんと一緒でピンピンしてるよ、まあ今、母さんは美夜んところ行ってるけどね、確かもうすぐ孫がうまれんだからじっとしてられないっていって美夜のところいったんだよな、

つかそれよりも、ぶり、なにに使おう、とりあえず味噌汁は確定、でも2人分の味噌汁で丸ごと入れるとさすがに多いからな、んー、どうしよう、あ、あれにしよう、よし、そうと決まれば早速捌くぞ!





ガチャリ、チリンチリーンと鍵があいた音がした後に心地いいドアベルの音がなる

「ただいまー」

とこれまた心地いい声が聞こえる

「おかえり、優維(ゆい)

と俺は黒髪で中央にオレンジのメッシュが入っている女性―――優維を出迎える、

あ、一応言っておくが優維は髪を染めてるわけじゃないぞ?地毛だからな?

「久しぶりね、星哉」

それと、気づいたかもしれないが俺の妻だ

「ああ、久しぶり、仕事お疲れ様」

優維はちょっと特殊な仕事で1回で十数日いなくなるが、仕事がない日は結構ある仕事だ


「ふぅ、疲れた〜、ん?……はぁ〜、いい匂い〜、何の匂い?これ」

と聞いてくる

「実家からぶりが送られてきたからそれで出汁を取った味噌汁だよ」

「おぉー、ブリの出汁味噌汁好きなのよね〜」

ふっふっふ、そんなの知ってるさ、だからこそこれにしたんだしね

「あ、まだ出来上がるまでに時間かかるから風呂入ってきちゃったら?」

「じゃ、そうさせてもらうわね」

といいお風呂場へ移動していった


さて、出汁はこんなもんでいいだろ、次は残ったブリをきって刺身にするか






「わあ、美味しそうね!」

「だろう、我ながら結構の自信作だよ」

と笑みを零しながら答える

「「んじゃ、いただきます」」

と2人で声を揃えて食べ始める

「ん〜!このブリ、すごくぷりぷりで美味し〜!」

「気に入ってもらえたようで良かったよ………あ、そだ優維、次の仕事っていつ?」

と気になったので聞いた

「ん?辞めたからもうないよ」

「そっか、辞めたのか………え?!辞めたの!?」

思わず聴き逃してしまうところだった

「うん、星哉から仕事辞めたってメールが届いた時に、何となく残高確認しようと思ってみたら十分すぎるほどあったから辞めたの、まあ仕事くださいって言ったら来るから大丈夫よ」

ふーん、あ、じゃあ

「じゃあさ、フリースタイルオンラインって知ってる?」

と聞いた

「ええ、最近話題のやつよね?それがどうしたの?」

「実はな、それ俺やってて、仕事がない時優維とやろうと思って優維の分も買っておいたんだ、つーわけで、午後から一緒にやろ?」

ふっふっふ、いやー、2つ予約しといてよかったよ本当に

「わかったわ、んー、星哉とゲームっていつぶりかしらね?」

あー、結婚前は結構2人でやってたけど結婚してからは仕事があってやれてなかったな、最後いつだっけ?

「さあね?覚えてないや」


といった雑談をしながら食べているとお互い食べ終わっていた

「ふう、ご馳走様でした」

「お粗末さまでした」

いやー、ほんと我ながら結構上手く出来たな

「で、フリースタイルオンライン、いつ始める?」

と聞いてきた

「んー、俺はいつでもいいよ」

「じゃあ少ししたらね」

と優維が言ったあとに立っていた俺の背中にもたれかかった

「ん?どうした?」

「少しこのままでいい?」

構わないけど、てかご褒美だけど

「いいよ」

「うん、ありがとう……久しぶりだなぁ」

と優維は最後に小さく呟いた









「よし!じゃあ始めましょう!」

と元気よく優維が言う

「ああ、じゃあ最初の噴水の前で待ってるな」

「わかったわ!」

と軽く会話をしてログインした



「あ、いた、リファー、こっちだよ」

呼ばれた方を見ると黒髪で中央にオレンジのメッシュで濃い青色の目をしている人がいた

うん、完全に優維だな

「やあ、よろしく、シルフ」

シルフという名前は優維がゲームでよく使う名前だ

「うん、よろしく、早速狩りにいこ」

と急かしてくる

「ああ」

2人で門を出る

「そういえばシルフ、初期スキルなにとったの?」

それによって戦い方が変わるからな、聞いておかないと

「私は召喚魔法と使役魔法と支援魔法と格闘術と察知よ」

へー、召喚魔法はたしか魔力を注ぎ込んだ量によって出てくるモンスターの強さが変わるんだったはず、で使役魔法はモンスターをテイム出来るんだったよな、たしかそのモンスターを一定数倒せば出せるようになる、って感じだったはずだな、てかこのスキル構成ってことは自分のモンスターにバフかけて戦わせて自分も素手で戦うのかな

「わかった、じゃあここでボアをたおして今日中に使役できるようにしよう」

「わかった、よーし、頑張るぞー、って……モンスターこのまま真っ直ぐ行けば会える」

え?あ、そっか、探知あったんだった、あ、見えてき――


「よーし、初戦闘だ…………………ハッ!」


ドガーン


「………そうだった」

すっかり忘れてた、これステータスもだけど現実での強さも反映されるんだった、しかも優維、格闘技ならってたしそりゃボアじゃ即死だわな

「よし、どんどん狩ろう!」

張り切ってるな

「ああ、俺は後ろから見てるな」

「うん、殿は任せたよ!」

はいはい、まかせといて!










「ふぅー、ようやく終わった」

うんうん、終わってよかったな、ボアは10匹倒して使役できるようになった

「じゃあ早速、【使役】!!」

といったら普通のボアより少し小さいボアが出てきた

「おお、そこらのボアより小さいんだね」

「そうみたいだな、だいたい160センチぐらいかな?」

あ、一応普通のボアが230センチぐらいだ


「……このくらいの大きさだと乗れるかもね」

たしかに!ボアって結構足が早いから移動に使えるかもしれない、つか2人ぐらいだったら一緒に乗れるな、こんど使役魔法取れそうだったら取ろっと

「じゃあ1回2人で乗ってみようぜ」

と提案してみる

「うん」

「じゃあ俺が後ろに乗るな」

俺がボアに指示出しても意味ないし

「はーい」

という返事を聞いてからボアに乗った

「あ、そういえばこのボアの名前何にするの?」

「んー、どうしようかな〜、……………よし、じゃあネールってのはどう?」

ネールか、うん、いいと思う

「ああ、いいと思うよ」

「じゃ、それに決定!じゃ、ネール、このままゆっくり前に進んで」

ネールがフゴッという鳴き声を上げゆっくり進み始める

「おぉー、なんか、うん、なんかすごい」

まさかここに来て語彙力のなさが出てくるとは……くっ!

「よーし、ネール、少し速度上げてー」

と指示を出したらネールは少しずつスピードをあげていった

「おー、ネール、そんぐらいのスピードでいいよ」

とスピードがひとが走るより少しはやいくらいになってからいった

「よし、ネール、左側に曲がって」

「フゴッ!」

おおー!結構綺麗に曲がるな

「あ、シルフ、こいつは俺にやらせて」

1つ試したいことがあったのでお願いした

「いいよ」

「ありがと、じゃ降りるね」

よっと、といい走っているネールから飛び降りる

さて、この先にボアが1匹いる、で俺が試したいことはボアを魔法なしで従えさせられるのではと思ったのだ

「おいボア!」

と声をかけるとボアはカッカッカッとこちらを威嚇してきた

「まあまあ、落ち着きなよ、別にお前を殺すんじゃないからな、ただ、俺の仲間になってくれないか?」

と声をかけた、とその時、俺はそのボアが他のボアと違うことに気がついた、大きさが180センチぐらいだし牙も鋭い

『ニンゲンよ、オマエはつよいのか?』

え?!いきなり頭に声が!?なになに!?


と慌てているとまた頭に声がきた

『ああ、これは念話だ、オマエの頭に直接声をかけている、オレは喋れないのでな、答える方法は強く念じればいい』

えーと、強く念じるのか、むむむむむ

『これでいいか?』

おお!成功した!


『うむ、でオマエはつよいのか?強いのであればオレはオマエの仲間になる』

『ああ、慢心する気はないがそこらのボアには負けないと自負している』

と答える

『そうか、ならば少々試してもいいだろうか?』

と少し楽しそうに答える

『どうやって?』

『いや、なに、オレと軽く戦って欲しいのだ』

なるほどね、まあそんくらいなら

『わかった』

『感謝する、では、よーい、はじめ!』

と聞こえた瞬間隠密を発動し木々に隠れる


よし!裏は取れた!まずは木に昇ってっと、あとは糸をあいつの首に巻き付ける…………………今だ!


次の瞬間、俺は木から飛び降り、ボアの首に糸を巻き付けた

『なっ!?』

相手が驚いている

「俺の勝ち、だな」

『ああ、オマエは強い、オレはお前に従おう、オマエの名前は?』

「俺はエンリファル、リファーとでも呼んでくれ」

『では、リファー殿、私は貴殿に従おう!』

と堅苦しく告げた

「いや、そんな堅苦しいのはいいから」

『む?そうか?ならばいつも通りにさせてもらおう、それと、オレに名前をつけてくれ』

それぐらいならお易い御用だ

んー、どうしようかな、あ!

「じゃあ、シャープってのはどうだ?」

牙が鋭いからシャープにしたが、安直すぎたか?

『シャープか……シャープ、うむ!いいな、ありがとう!』

と少し声が嬉しそうだった

「喜んでもらえたなら何よりだ、よろしくな、シャープ」

『うむ!これからよろしく頼む!リファーよ』


あ、というかさ

「なあ、シャープ、お前ってボアなのか?」

気になったので質問をしとく

『うーむ、ボアはボアなのだがな、俺はスモールシャープボアだ、ボアの変異種だな』

あー、変異種なのか

「あ、そだ、乗せてくれないか?」

『俺の背中にか?もちろん構わないぞ、行くところはこの前にいる人とボアのところか?』

お、やっぱり気づいてるか

「ああ、そこまで頼む」

『了解した』

と言うとスピードを上げあっという間にシルフ達がいる所に着いた

「あ、おかえり、使役出来たんだね」

「ああ、バッチリ成功だ」

………あ、やべ、もうこんな時間、これ始めたのが3時頃だから2時間やってたのか

「そろそろ時間だからログアウトするぞ」

「はーい、じゃあねネール、また今度ね」

とシルフが言うとネールがフゴッ!とないた

「んじゃ、またこんどな、シャープ」

『うむ、じゃあな』








イチャイチャシーンをもうちょっと書きたかったけど書き方知らなかったから無理でした!テヘッ

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