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005 初のPK

9/9 文の修正

「お、きたきた、こっちだそ、リファー」

とレウスに呼ばれた

「よう、早いな」


「ああ、俺は基本暇だしな、あ、そだ、赤霧は遅れるって」

ん?なんで遅れるんだ?………あ、

「あーあ、犠牲者1人目か」

と納得した、なぜならあいつはログアウトする前にレウスとスレッドに参加していたのだから、恐らくそれでなんかあったんだろう

「ああ、早速やってるよ」

「ふーん、どこでやってんの?」

行けそうなら見に行きたいな

「さあ?ま、別にいいでしょ、それよりもさ、この後夜になるだろ?だから夜に出てくるモンスター狩ろうぜ!」

ああ、たしかに今まで夜のモンスター狩った事ないもんな、今が1時だから、もうあと数分で夜のモンスター出てくるしでしょう

「いいぞ、じゃ、その前にドロップ品を売りに行こうぜ」

「わかった」




「では、エンリファルさんは計6万ゴールド、赤霧さんは6万ゴールド、レールシウスさんは4万ゴールドです、それぞれレッドオーガの肉と皮が1つ1万、レッドオーガの魔石が2万、レッドオーガの大剣が1万です」

ほー、5万ゴールドとな、ってことは装備揃えた時のあまりが2万5000で、最初から持ってたのが5000だから8万ゴールドか、うん、結構多いな

「あれ?リファー、その値段だと7万ゴールドじゃね?」

「ああ、俺は皮のひとつルーに渡して防具作ってもらおうと思ってな」

実はルーの店に行った時にこれより上の防具は無いのかと聞いたら素材が低ランクのやつしかないから作りたくても作れないと愚痴ってたから、じゃあいい素材あったら持ってくるからそれでつくってくれないか?ときいたら了承してくれたのだ

「なるほどな、まあ俺はしばらくこのローブでいいや」

「それ、気に入ったのか?」

「ああ」

とレウスが若干嬉しそうに答える

「それにしても、やっぱりレウスがいちばん金低いんだねぇ」

ケラケラと笑いながら血まみれの赤霧がいう

「おい赤霧、返り血ふけよ」

と睨みながらレウスがいう

「え〜?まあいいや、わかったよ」

としぶしぶレウスの言葉にしたがう赤霧、面倒くさがりだな、おい!

「よし、これでどう?」

としっかり返り血をふいた赤霧がきく

「問題無し!」

おいレウス、なに偉そうにしてんだ、お前さっきもらえる金1番少なくてしょぼくれてたじゃねぇか、まあいい

「んで、たしか夜モンスターを狩るんだっけ?」

と赤霧が聞いてくる

「ああ、で、まだそいつらが出てくるまで時間あるから何しようかって話だったな」

とレウスが答える

「あ、一応今1時40分だからあと1時間ぐらいあるぞ」

と俺が軽く補足しとく

「んー、じゃあさ、何気に僕ら1回もギルドの依頼受けてないからそれ受けるのはどうかなぁ?」

と言われた

「んー、たしかにな、俺ら今まで依頼なんか受けてなかったもんな、じゃそうするか!」

とレウスが答える

「まあまて、依頼っつっても色々あるだろうが、どんな依頼を受けるか先に決めるぞ」

と俺はあの2人をとめる

「あぁ、確かにそうだねぇ、僕は討伐系がいいな」

はいはい、この戦闘狂め!

「俺も討伐系でいい、つかさっさと新しい魔法を覚えたいんだよ」

はいはい、この魔法バカめ!

「はぁ、まあいいか、じゃあ討伐系な」

といい、ギルドの中へはいる

そしてあーだこーだ話し合い、受ける依頼はボアの上位種のビッグボア討伐になった

ちなみにビッグボアは普通のボアと同じように見た目は普通のイノシシなのだが大きさが違う、見た感じ2メートルぐらいあったはずだ

「じゃあ早速移動するぞ」

「はーい、探知はたのんだよ、リファー」

「なんでだよ、別にレウスでもいいじゃんか」

と疑問をかける

「いや、俺よりお前のほうがいいぞ、もし隠密性が高いやつがいて不意打ちされる直前に気づいたとしたら俺のAGIと素の反射神経じゃ反応出来ん」

「はぁ、まあいいか、つかお前はもうちょっと反射神経きたえろや、あの程度に反応出来ないとかやばすぎだぞ!」

実は以前こいつ別ゲーで反応できなくて死んだのだ、ああ、思い出したら腹が立ってきた、ちくしょう!

「いや、お前と赤霧の反射神経がおかしんだよ、俺は人並みだ」

やれやれ、というような顔をしている、なんかムカつく、まあいいや

「あ、戦うのはビッグボアだけにする?」

「うん、僕はそれでいいよ、探すのにも時間かかると思うしねぇ」

たしかにな、ビッグボアってなかなか見つからないんだよな

「じゃそうしよ」

よし、移動開始!





「はぁ、なかなか見つからないな」

と思わずため息をついた

しかたないでしょ!だってかれこれ15分探してるのに1匹も見つからないんだよ!………ん?これは……人?なんで隠密を使ってるんだ?近くにモンスターの反応はないけど……

「………ッ!!クソが!」

まあ無視でいいか、と思った瞬間、矢が俺と赤霧に1本ずつ飛んできた

「へぇ、僕にたいしてPKとは……覚悟は出来てんだろうな?」

あ、赤霧がキレた、まあいいや、俺も結構キレてるし

「チッ!外すんじゃねえよ!」

と矢を飛ばしてきた奴らの後ろにいるやつが舌打ちした

「悪い、まあ3体3で相手はルーキーだ、問題ないだろ」

と矢をうったやつが悪びれもせず答える

「なあ、いつからいたんだ?あいつら」

とレウスは1人呑気だ

「ん?ついさっきだね、俺の探知に引っかかったけど別に問題ないかなって、けど、まさかルーキーキラーだったとはな、わるい」

なぜアイツらがルーキーキラーとわかったのは単純に装備をみればわかる、βテスターの奴らはβ版特典で武器と防具が貰えるのだ、ちなみに俺らは3人ともβ版やってないけど

「はぁ、行動が早いな、アイツら、完全にやり慣れてる、3って言ってたがそれはあそこにいるやつらだけだ、他のやつ10人に囲まれたな」


俺がなんでアイツらがやり慣れてると思ったかは簡単、さっき言ったように行動が早いってのと俺がアイツらが近づくまで気づかなかったというのだ、俺の探知は結構レベルが高いのだが、それで気づけなかったとなると相手の隠密のレベルが高いということだ

「だいじょうぶか?」

レウスが不安そうにしている

「ハッ!誰に言ってんだよ?あんな程度、俺の敵じゃねえよ!」

「いや、そういう意味で言ったんじゃないんだけどな」

レウスがブツブツ言ってるが気にしない

「なあ赤霧、なんとか「おいてめぇら、殺るからにはやられる覚悟はあるんだよな?」………お前もか、はぁ」

なんかレウスがため息ついてるが気にしない

ん?

「へぇ、不意打ちかい?でも遅い、俺でも全然気づかないほど隠密のレベルは高いけど、短剣をふるのが遅いし弱い」

「いや、全然おそくないけど、てか常人は反応出来ないけど……」

なんかあいつさっきからずっとブツブツ言ってんな

「チッ」

と舌打ちをしながら相手が下がる

「ふん!もういい、全員で囲むぞ!」

と敵のリーダーらしきやつが叫ぶ

「ねえ赤霧、ここは俺に任せてくんね?」

「いいよ、じゃ、ちょっと休憩する」

といいながら赤霧は木にもたれかかった

「ハッ!1体14で何ができるってんだよ!」

と囲んでたやつの1人がいう

「うっせえよ、まずはてめぇだ!」

といいながら相手の頚椎を短剣で切る

「うぐっ」

と呻き声を上げ、血をながしながら倒れる

あれ?なんで死体残ってんの?まあいいや、後で確認しよ

「んなっ!一撃だど!?」

リーダが狼狽える

「当然だよ、このゲームはめっちゃリアルで急所まで再現されてんだ、リアルで頚椎切ったら即死だからね」

ははは、と笑いながら答える

「さぁて、2人目!」

といいながら別の所にいたやつのこめかみを短剣を持ってない方の手で思いきり殴ると相手が気絶

「3人目!」

と次は相手の心臓に短剣を思いきり突き刺す

「4人目!」

次は相手の首をチョンパ

「5人目!」

次は相手のみぞうちパンチからの脳天にかかと落とし

「6人目!」

男の股間を思いきり膝蹴りからの即座に糸をだし首に巻き付けジャンプして枝に引っ掛け首吊り

「7人目!」

相手のみぞうち殴ってから顎に膝蹴り

「8人目!」

みぞうちをジャンピングキックし木にあたり血をはく

「9人目!」

肩を殴ってから背負い投げで8メートルほどとばす

「10人目!」

すごい勢いで走り相手にラリアット

「11人目!」

相手の後ろに入り込み首を折る

「ふぅ、さて、あとはてめぇらだけだぜ?」

と最後に残った3人を見ながらいう

「な、な、なにが、何がおこったんだ……」

と相手は呆然としている

「ねぇリファー、こいつは僕に殺らせてくれないかい?」

と低い声で問われた

「んー、まあいいか、わかった、頑張れ」

といい赤霧がいた場所に座る

「さてぇ、じゃあ早速やろうかなぁ?」

赤霧は笑顔で相手のみぞうちをなぐるとリーダーのようなやつは呻き声を上げた

「ほらほらほらぁー!そんなんじゃつまらないだろぉ!もっと意地を見せろやぁ!」

といい股間、みぞうち、顔面、と殴り蹴る

「はあ、はあ、はあ」

相手が音を上げてる、情けないな

「ははは、もう無理かい?でもまだだよォ!」

と相手の腕を思いきり殴りまくって両腕の骨を折る

「ぐぁぁぁ、ぐっ!ちく、しょうが!」

うわー、めっちゃ苦しんでんじゃん

「さぁて?次は足だよぉ?」

といい、脛や膝、太ももなどを蹴りまくる

「ぐぁぁぁぁあ!や、やめてくれ!わ、悪かったから、たのむから、やめ、やめてくれよ!」

と相手が許しを乞っている

あらら、やっぱあいつ、よくやりすぎるんだよな〜

「ふふ、安心しなよぉ、もう終わらせてあげるからさぁ!」

といい両足の骨を折る

「がぁぁぁぁぁあ!」

相手が泣き叫ぶ

「さて、最後の仕上げといこうじゃないか」


ふふふと笑いながら大鎌をだす

「挑む相手が悪すぎたよ、まあどんまい、じゃあねぇ」

といい鎌で首を思いきり切ると血が弾け飛ぶようにして吹き出る

周辺を静寂が支配する

それを破ったのは俺だった

「………【終焉の時(エンド・タイム)】」

と唱えた瞬間、残った2人がとても深い闇に包まれた


闇が消えた時には2人は目の光を失っていた

「おおぅ、なんだそれ?」

まあそりゃ気になるだろうな

「これはな、赤霧を待ってる時にSPをつかって取ったスキルの闇魔法のひとつだ」

そうなのだ!このエンド・タイムは赤霧が戻ってくるまでにどんなスキルがあるか見てる時に暗殺者関連のスキルのところに見つけて良さそうだから取ったのだ!一応レベル1で使える魔法はエンド・タイムと影縫いだ、あ、知ってると思うが影縫いは簡単に言えば相手の動きを止めるものだ、氷固めと変わらないと思うかもしれないが、あれは敵をその場から動けなくするもので、手とかは動くから敵のリーチの外から攻撃しなきゃいけないし、魔法使うやつなら口は動くから魔法を打たれるけど影縫いだと手も口も完全に動けなくなるからな、まあ、影縫いはMP使うし時間もそこまで長くないから上手く使い分けろってことだな


「ってかさ、なんで俺が殺したのだけ死体残ってんの?あ、もしかして新しいスキルのせい?」

えーと、レッドオーガの時に手に入れたスキルは解体と分身か、分身は見たから解体だな


――――――

《解体》

倫理コードの強制解除

生物を殺した際、ドロップアイテムの代わりに死体が手に入る

通常より多く素材が手に入る可能性がある

――――――


おいこら待てこら、倫理コードの解除ってやばいだろ!馬鹿なの?え?しかも強制って、はぁ、まあいいや、はぁ、解体方法ギルドで教えてくれるかな?

「で、結局なんでだった?」

と聞かれたので解体スキルのことを話す

「うわー、まじか、倫理コード解除って、まあお前なら大丈夫か」

おい、なんで俺なら(・・・)なんだよ、ったく

「まあいいんじゃない?解体覚えれば他の奴らより多く素材取れるわけでしょ?だったらいいじゃん」

「はぁ、まあそうなんだけどな、うん、深く考えないようにしよう………あ、ビッグボアの反応発見、狩ってくる」

といい森の中に入っていった俺


よし、見つけた、じゃ、

「【エンド・タイム】」

ビッグボアが闇に包まれる

「よし、終わり」

うん、結構早く仕留められたな、さて、持って帰ろ

ビッグボアの死体をストレージの中に入れ走って元の場所に戻る



「お、戻ってきた、狩れたか?」

「おう、バッチリだ、じゃギルドに行こうぜ」

「うん」





キリが悪いですが許してください

これ以上まとめるとめっちゃ長くなる

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